- アコムの金利はどの程度か知りたい(→高いのか低いのか)
- アコムで借りた場合に金利を下げる方法はあるのか
- 借りる前に、利息、返済方法・返済額、最低返済額をシミュレートしたい
「アコムの金利はどのくらいなのか?」
「アコムで借りる前に利息や返済方法などを知っておきたい」
このように考えている方もいるだろう。
アコムは比較的簡単に借入できるのが魅力だが、金利や返済方法などを理解しておかなければ、返済負担が増えることもある。
本記事では、アコムのカードキャッシングの金利について詳しく解説していく。返済シミュレーションもいくつか紹介するので、参考にしてみてほしい。
アコムのカードキャッシングの金利はいくら?高い?低い?

アコムの金利を比較してみると
アコムの金利は、銀行カードローンと比較するとやや高い印象を受けるかもしれないが、他の消費者金融と比較すれば大きな差はない。
では、銀行系カードローンであるみずほ銀行カードローン、三井住友銀行カードローン、バンクイックと比較してみよう。
これらメガバンク3社のカードローンでは上限金利が年14%台に設定されており、アコムの上限金利と比較すると年3.4~4.0%の違いがある。
返済期間が長期化する場合、銀行カードローンを利用したほうが利息を抑えやすいといえるだろう。
※住宅ローンを利用している場合、これらのカードローンでは金利が年0.5%引き下げられるケースもある。この場合、適用金利は年1.5%~13.5%となる。

消費者金融としては標準的な金利
アコムの金利は年3.0%~18.0%である。この水準は消費者金融業界の中では一般的な範囲に該当する。
たとえば、大手消費者金融のプロミスでは金利が年4.5%~17.8%、アイフルは年3.0%~18.0%と設定されており、アコムと大きな違いはない。
このことからも、アコムの金利は消費者金融として標準的であると判断できる。
金利だけで利息負担は決まらない
確かにアコムの金利は銀行カードローンより高めに設定されているが、必ずしも利息負担の増加につながるわけではない。
アコムの「金利0円サービス」をうまく活用すれば、場合によっては銀行カードローンを利用するよりも利息を抑えることが可能だ。
金利が高いからといって、必ずしも利息が多くなるとは言い切れない点に注意したい。
サービスを適切に利用することで、消費者金融でも負担を軽減できるケースがあるため、自身の状況や返済計画に合わせて判断しよう。

アコムのキャッシングローンの金利を下げる方法5選

ここからは、アコムのキャッシングローンの金利を下げる方法を見ていこう。実践する中での注意点やポイントもまとめていくので、ぜひ参考にしてほしい。
利用実績(クレジットヒストリー)を積み上げる
金利を下げてもらうには、相手に「信用できる」と思わせることが大切だ。
アコムにとって信用できる顧客だと判断されるためにも、利用実績を積み上げることがポイントだ。
定期的に利用し、毎月の返済期日に遅れることなく返済することで、「信用できる顧客だ」と判断してもらえるだろう。
そのため、アコムに登録したけど一度も使用していなかったり、一度でも延滞した経験があったりする場合は、金利の引き下げは難しいかもしれない。
しかし、一度延滞してしまっても、その後遅れることなくしっかり払い続けていれば、金利が引き下げられる可能性は上がるだろう。
随時返済を実施
アコムでは、返済実績を積み上げていけば金利が直される可能性がある。返済実績に合わせて金利が見直されるため、積極的に返済をしていくことが大切だ。
毎月しっかりと返済を続けていれば、金利が見直されて、徐々に下がっていく可能性が高い。
特に、初回利用した際に上限金利の18.0%が適用されると、返済実績を積み上げれば金利が下がる可能性が高い。
逆に、毎月の返済が遅れたり、滞納したりした場合は、金利が下がらないため注意が必要だ。
返済スケジュールを組む際は、自分の収支を確認し、しっかり毎月返済できる金額で計画していこう。
借入額を増額
アコムでは、借り入れ限度額が多くなるほど低い金利が適用される仕組みを取り入れている。
そのため、なるべく低い金利で利用したいなら、借り入れ額の増額を検討するのも1つの手だ。
ただし、借り入れ額を増額する際は審査に通らなければならない。審査が行われるため、誰でも増額できるわけではないが、積極的に挑戦してみると良いだろう。
審査に通れば借り入れ額を増額できるだけではなく、金利の引き下げが行われる可能性がある。
また、審査が通ったからといって、必ずしも金利が下がるわけではないため、注意が必要だ。
場合によっては限度額が引き上げられても、金利が変わらないケースもある。
さらに注意してほしい点がある。それは「総量規制」だ。総量規制とは、年収の1/3以上の借金・貸借を行うのは禁止とする法律のことだ。
アコムも総量規制の対象であるため、例えば100万円を借り入れるためには、少なくとも300万円以上の年収が必要になる。
自分の年収とも相談した上で、最初の借り入れ額を決めなければならない。
他社カードローンへの借り換え
アコムで金利の引き下げが期待できない場合は、他社カードローンへの借り換えもおすすめだ。
特に銀行が提供している。カードローンは、金利が2〜3%引き下がることもよくあるので、積極的に検討してみると良いだろう。
以下で大手銀行の金利幅や無利息期間などを表でまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
無利息サービスを実施している商品への借り換え
アコムでの返済が難しくなった場合は、他社のカードローンに借り換えるのも1つの方法だ。
大手消費者金融では、初回利用の方を対象に30日の無利息サービスを行っていることが多い。もちろんアコムでも30日間の無利息サービスを行っている。
アコムの無利息サービスは、契約が初めてであれば契約翌日から30日間であれば金利がかからない。しかし、適用期間がややこしいため、注意が必要だ。
借り入れの翌日から30日間ではなく、契約した翌日から30日間と決まっているため、間違えないようにしてほしい。
そのため、契約してから時間をかけずに借り入れた方がお得になる。
無利息サービスをもっとうまく利用したい方は、借り入れの翌日からサービスが実行される商品に借り換えるのがおすすめだ。
一括返済を行う
低金利で利用したいなら、一括返済を行うのも1つの手だ。一括返済をすれば返済期間を短縮できるため、利息の負担を軽減できる。
ただし、この方法は資金に余裕がある方のみにおすすめできるものだ。資金一括返済を行うと、生活にも大きな影響を与える可能性があるため、慎重に検討してほしい。
金利の引き下げの交渉をする
金利の引き下げは交渉することが可能だ。しかし、交渉したからといって必ずしも引き下げが実現するわけではない。信用実績と信用がなければ交渉は成功しないだろう。
そのため、契約したばかりのタイミングでは、まだ信用実績と信用がないため、交渉をしても却下される可能性が高い。
金利引き下げの交渉をする際は、最低でも半年から1年以上利用してから行うのがポイントだ。
また、交渉をする際は信用がとても重要なため、毎月の返済期日に遅れないように支払いを続けていかなければならない。
一度でも延滞や滞納した場合は交渉しても却下されるケースがほとんどのため、注意してほしい。
実際に交渉する方法だが、アコムに電話をして金利の引き下げをお願いするのみなので、誰でも簡単にできる。
交渉をした後はアコム側で審査が行われ、引き下げするかどうかの判断がされる。
交渉する際は、近隣の引き下げをお願いする立場なので、強い態度や口調で行わないことが大切だ。謙虚な気持ちで交渉しよう。
アコムのカードキャッシングの利息計算方法

キャッシングサービスを利用する際には、借入残高(元金)、適用される借入利率(実質年率)、および利用日数に合わせて利息が発生する仕組みとなっている。
利息は、借り入れた日数が増えるほど支払額が大きくなる性質があるため、レンタルDVDの料金に例えられることもある。
利息の計算方法
以下の計算式で利息を求められる。
借り入れ当日は利用日数に含まれない。
また、うるう年の場合は365日が366日に変わる。
例えば、実質年率18.0%で10万円を借りた場合を例に挙げる。
このように、利用日数に基づいて利息が計算されるため、早期返済を行うことで支払う利息額を減らせる。
キャッシングの金利
利息を計算する際に重要な「金利」とは、借入金に対して支払う利息の割合を指す。
利息には「日歩」、「月利」、「年利」などの単位があるが、一般的には「年利」が用いられる。
「年利」とは、元金に対する1年間の利息の割合を示したもので、計算の基準となる単位が1年となる。
アコムの貸付利率も「実質年率」という形式で表示されており、範囲は3.0%〜18.0%(実質年率)である。なお、具体的な貸付利率は契約時の極度額によって決定される。
実質年率とは
カードローンの金利は通常、「実質年率」で表示される。これは、借入残高を基準として利息を計算する際に適用される金利だ。
利息制限法に基づいて元金以外の金銭がすべて利息とみなされるため、手数料なども含まれる。
一方、「アドオン金利」という別の計算方式も存在する。アドオン金利では、元金が減少しないと仮定した上で利息が算出されるため、計算が簡単というメリットがある。
ただし、実際に支払う利息額はアドオン金利で計算した金額より高くなる点に注意が必要だ。
そのため、アドオン金利を表示する場合には法律により実質年率も併記することが義務付けられている。
正確な利息額を把握するためにも、借入時には必ず「実質年率」を確認することが重要だ。
利息計算の例
紹介した計算式をもとに利息を計算することはできるが、実際の返済金額や返済回数を試算する際には、シミュレーションツールを活用する方が便利である。
アコムの「ご返済シミュレーション」では、以下の2つの方法で返済計画を試算できる。
- 「毎月の返済金額はどのくらいか?」を基準に計算する方法
- 「毎月の返済金額から、返済回数を算出する」方法
上記を活用した具体的な利息計算の例を以下に示す。
「返済金額(毎月)」を基準とした利息計算
毎月の返済金額は、返済回数によって変動する。
このシミュレーションでは、借入希望金額、借入利率(実質年率)、返済回数(毎月1回払い)を入力することで、毎月の返済金額や利息額を試算できる。
例えば、契約極度額50万円の利用者が10万円を実質年率18.0%で借り入れ、30回で返済した場合の結果は以下の通りである。
- 毎月の返済金額:4,163円
- 利息総額:24,911円
- 返済総額:124,911円
一方、返済回数を15回に短縮した場合の結果は次のようになる。
- 毎月の返済金額:7,494円
- 利息総額:12,409円
- 返済総額:112,409円
この場合、返済回数による利息総額の差は12,502円となる。返済回数を短縮することで、利息総額も大幅に削減できることがわかる。
返済期間を短縮するメリット
カードローンの利息は返済期間が短いほど少なく抑えることが可能だ。ただし、利息を抑える方法は早期完済に限らない。
無利息期間を設けているカードローンを活用することでも利息を節約できる。
例えば、アコムでは初めて契約する無担保カードローン利用者に対して、「30日間金利0円サービス」を提供している。
契約翌日から30日間は無利息で利用可能であり、この期間内に返済すれば利息は発生しない。利息負担を軽減したい方は、このようなサービスを活用するとよいだろう。
「返済回数(毎月1回)」を基準とした利息計算
次に、最少返済金額で返済を続けた場合の例を紹介する。この方法では毎月の返済負担を軽減できるが、返済期間が長期化するデメリットもある。
例えば、契約極度額50万円の利用者が10万円を実質年率18.0%で借り入れ、最少返済金額で完済した場合のシミュレーション結果を見ていこう。
- 返済回数:47回
- 毎月の返済金額:3,000円
- 利息総額:39,639円
- 返済総額:139,639円
このように、最少返済金額で返済を続けると、毎月の負担は抑えられるが、結果として利息総額は大きくなる。
利息を少なくしたい場合は、追加返済や余裕のあるタイミングでの一括返済を検討するといいだろう。
利息を抑えるためのポイント
カードローンを利用する際には、利息をできる限り減らす工夫が求められる。具体的には以下の方法が有効だ。
- 早期返済を目指す
- 返済期間が短くなるほど利息は少なくなる。
- 無利息期間を活用する
- サービス期間内に返済を終えることで利息を節約できる。
- 追加返済や一括返済を活用する
- 借入残高を早めに減らすことで、利息負担を軽減できる。
カードローンを賢く利用するためには、自分に合った返済計画を立て、利息を最小限に抑える努力を続けることが重要だ。
アコムの返済方法は5種類から選べる

アコムでは、利用者のニーズに応じた5つの返済方法が用意されている。
銀行カードローンや中小規模の消費者金融と比べても返済方法の種類は非常に充実しており、利便性が高い。
返済方法一覧と特徴
返済方法 | 手数料 | 夜間・土日返済 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
口座振替(自動引き落とし) | 無料 | × | 自動的に返済されるので返済し忘れる事がない | 自分で返済額を決められない |
インターネット返済 | 無料 | ○ | 24時間365日いつでもスマホから返済できる | ゆうちょ銀行・みずほ銀行は対応不可 |
アコムATM | 無料 | ○ | カードを忘れても返済できる | ATM入室時に誰かに見られると利用していることがバレる |
提携ATM | 110円(1万円以下) 220円(1万円超) | ○ | ATM数が多く返済場所には困らない | 手数料が発生する |
銀行振込 | 金融機関により異なる | × | 1000円未満の端数でも返済しやすい | 手数料発生する 夜間・土日に返済した場合、反映されるのは翌営業日 |
以下に、各返済方法の手数料や特徴、メリット・デメリットをまとめた。
手数料が無料の返済方法
アコムで手数料がかからない返済方法は3つある。曜日や時間を問わず、いつでも無料で利用できる点が大きなメリットだ。
- 口座振替(自動引き落とし)
- インターネット返済
- アコムATM
以下でそれぞれの返済方法の特徴を見ていこう。
口座振替(自動引き落とし)
口座振替は、毎月6日に指定口座から自動的に返済額が引き落とされる仕組みだ。返済日をうっかり忘れてしまうリスクを低減できる点が最大のメリットである。
ただし、「35日ごと」の返済間隔を選んだ場合は口座振替を利用できないため、注意が必要だ。
インターネット返済
インターネット返済は、スマホやパソコンさえあれば、24時間365日どこからでも利用できる。
「ペイジー」という仕組みを活用することで、インターネットバンキング対応の銀行口座から瞬時に返済が可能だ。
ATMを探す手間を省けるため、忙しい人にとって非常に便利である。
ただし、ゆうちょ銀行やみずほ銀行の口座には対応していないため、利用前に注意が必要だ。また、システムメンテナンス中は利用できないため、事前に確認しよう。
アコムATM
アコムが自社で用意しているATMでも手数料をかけずに返済できる。土日や祝日、夜間でも返済できるが、設置先の店舗によって営業時間が異なるため、注意が必要だ。
それぞれの返済方法と注意点
次に、それぞれの返済方法と注意点を見ていこう。
口座振替の利用手順
口座振替を利用するには、あらかじめ返済用の口座を登録する必要がある。登録手続きには2~3ヶ月程度かかることが一般的だ。
登録が完了すれば、毎月6日(祝日の場合は翌営業日)に指定口座から自動引き落としされる。
注意点として、返済間隔が「35日ごと」だと口座振替は選べないため、毎月固定日に設定する必要がある。
インターネット返済の利用手順
インターネット返済は、事前にインターネットバンキングに対応した銀行口座を持っている必要がある。
利用手順は以下の通り。
- 会員サービスにログインする。
- 「インターネットでのご返済」を選択する。
- 返済金額を入力する。
- 利用している銀行のインターネットバンキングにログインする。
- 返済を実行する。
利用可能な銀行は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行などが挙げられる。ゆうちょ銀行やみずほ銀行には非対応であるため、事前に確認しておくべきだ。
提携ATMでの返済手順
提携ATMを利用する場合、コンビニや提携金融機関のATMから返済可能だ。手順は以下の通り。
- ATMにローンカードを挿入する。
- 「ご入金(返済)」を選択し、暗証番号を入力する。
- 返済金額を紙幣で投入する。
利用可能な提携ATMは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要コンビニに加え、三菱UFJ銀行やイオン銀行などの金融機関が挙げられる。
ただし、ゆうちょ銀行やみずほ銀行は利用対象外である。
アコムATMでの返済手順
アコム専用ATMでは、ローンカードを忘れても返済できる仕組みが整備されている。暗証番号や電話番号、生年月日を入力すれば、カードなしでも返済可能だ。手順は以下の通り。
- ATMにローンカードを挿入する。
- 暗証番号を入力し、「ご返済」を選択する。
- 返済金額を紙幣で投入する。
銀行振込での返済手順
銀行振込を選ぶ場合、まずアコムの会員サービスで自分専用の返済用口座番号を確認する必要がある。
振込時の手数料は利用者負担だが、三菱UFJ銀行を利用すれば手数料が無料になる場合もある(条件付き)。
手順は以下の通り。
- 会員サイトで返済用口座を確認する。
- 指定された口座へ振り込む。
振込反映は金融機関の営業時間に影響されるため、夜間や土日には注意が必要だ。
返済方法の選び方とおすすめ
アコムでは、「インターネット返済」と「口座振替」の2つがおすすめだ。手数料無料で利便性が高く、返済の手間を大幅に軽減できるためだ。
ATMや銀行振込は、補助的な返済方法として活用すると良いだろう。各返済方法の特徴を理解し、自分に最適な手段を選ぶことで、よりスムーズな返済計画が立てられるだろう。
金利と同じくらい重要!アコムのカードキャッシングの返済条件も確認しよう

金利と同じ位重要で、しっかり確認してほしいのがカードキャッシングの返済条件だ。
アコムのカードキャッシングの返済条件には、約定返済と随時返済の2種類がある。それぞれの特徴や注意点を見ていこう。
キャッシング返済方法①約定返済
カードローン返済で、毎月一定の金額を返済する仕組みを「約定返済」と呼ぶ。毎月の返済額は「約定返済額」といい、通常は借入残高によって決められる。
アコムの場合、「最後に借入をした際の借入残高(借入金額)×一定の割合」に基づいて約定返済額を計算している。
この「一定の割合」は、契約極度額に合わせて以下の通りに設定されている。
契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借入金額の4.2%以上 |
30万円超~100万円以下の場合 | 借入金額の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入金額の2.5%以上など複数の設定あり |
例えば、契約極度額が50万円の利用者が10万円を借りた場合、「10万円×3.0%」により約定返済額は3,000円となる。
アコムの約定返済日
カードローンの返済日は各サービスで異なる。アコムでは以下の3つの返済サイクルから選べる。
- 35日ごとの返済
- 毎月指定期日での返済
- 毎月6日での返済
「35日ごと」の返済を選択した場合、前回の返済日の翌日から35日後が次回の約定返済日となる(※1)。
「毎月指定期日」を選択すると、利用者が希望した日が毎月の返済日となる。給料日後など、自分の都合に合わせて設定できる点が特徴だ。
また、返済日が固定されるため、日付を忘れにくいメリットもある。
一方、口座振替での返済を選択すると、返済日は毎月6日に固定される。指定した銀行口座から自動引き落としで返済が行われる仕組みだ。
返済計画のイメージを明確にするため、アコムでは返済シミュレーションの利用も可能だ。
返済シミュレーションを活用することで、毎月の返済額や返済回数を試算でき、効率的な返済プランを立てやすくなるだろう。
キャッシング返済方法②任意返済
「任意返済」とは、約定返済日に縛られず、自分の都合に合わせて追加で返済を行う方法である。
アコムでは、利用者が都合に合わせて任意返済のタイミングや金額を決められる。
給料日後に余裕ができた際や臨時収入があった場合など、自分のペースで追加返済を行えるのがメリットだ。
また、任意返済を利用すると、借入残高が減るため、返済総額を抑えられる。
さらに、利息は借入残高(元金)、借入利率(実質年率)、利用日数によって発生するため、早めに元金を減らすことで利息も少なくなる。
利息の計算式
利息の計算は次の式を用いる。
例えば、追加でまとまった返済を行うことで、借入残高を早期に減らせば、それに応じて発生する利息も減少する。
(※2)借り入れ当日は利用日数に含まれない。また、うるう年には365日が366日に変更される。
アコムのカードキャッシングを選ぶメリット

アコムのカードキャッシングを選ぶことで、以下のメリットが得られる。
迅速な診断と融資
アコムでは、最短20分で審査が完了し、その日のうちに融資を受けられる。このスピード感は、「今すぐに資金が必要だ」と考える方にとって非常に魅力的だといえる。
ただし、申込内容に誤りがあったり、提出書類が不備の場合は審査が長引く恐れがある。
スムーズに手続きを進めるためには、事前に必要な書類を揃え、記入漏れがないか確認することが重要だ。
審査完了後、「振込による借入」を選択すれば、最短1分で口座に振り込まれる。急ぎの場合は、振り込みを選ぶのが良いだろう。
初回利用者向けサービス
アコムでは初めて利用する方を対象に、契約日から30日間は金利がかからない「30日間金利0円サービス」を提供している。
このサービスを利用すれば、期間内に全額返済することで利息を一切支払わずに済む。また、30日以内に返済できない場合でも、通常より利息が軽減されるのがメリットだ。
サービスの適用期間は、初回契約日の翌日からだ。また、期間中に追加で借入れた分も金利0円の対象になるため、一時的に資金が必要な方におすすめだ。
プライバシーへの配慮
アコムでは、WEB上で審査から融資までのすべての手続きを完了できる「WEB完結サービス」を提供している。
このサービスを利用すれば、店舗や自動契約機に足を運ぶ必要がなく、自宅で手続きを完結できるため、プライバシーが守られる。
また、アコムでは、在籍確認が書類確認で行われるため、職場への電話連絡は原則として行われない。そのため、職場に借入れの事実を知られたくない方も安心して利用できる。
さらに、アコムはカードレス契約にも対応している。カードレス契約を選択すると、ローンカードの郵送が不要となり、自宅に届く郵便物を気にする必要がなくなる。
このように、利用者のプライバシーに配慮している点もアコムの大きな魅力である。
不明な点がある場合は、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)に問い合わせるとよい。
高い融資限度額
融資限度額とは、最大でどれだけ借り入れができるかの目安です。
人によって融資限度額は異なるが、アコムでは「1〜800万円」という比較的高い融資限度額を用意しているのが特徴だ。
アコムのカードローンの詳細を見ていこう。
約極度額 | 1万円~800万円 |
---|---|
貸付利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 |
限度額以内であれば、繰り返しお金を借りられる。
簡単に借入可能性を診断できる「3秒診断」
アコムでは、正式な審査を受ける前に、自分が借入れできるかどうかの目安を確かめられる「3秒診断」サービスを提供している。
この診断では、「年齢」「年収」「他社借入額」の3項目を入力するだけで、借入の可能性を簡単に確認できる。
初めて利用する方や、審査に通るか不安を感じている方はぜひ活用してみるといいだろう。
また、3秒診断は正式な審査には含まれないため、仮に診断結果が否定的であっても、審査に落ちるとは限らない。
審査落ちが続くと他社でも不利になる可能性があるため、事前に3秒診断を活用するといいだろう。
土日祝日でも即日融資が可能
即日融資に対応する消費者金融は多いが、土日祝日に審査を行わない場合もある。
しかし、アコムでは土日祝日にも審査を実施しており、曜日を問わず即日融資を受けることが可能だ。
ただし、審査時間は21時までのため、それ以降に申し込んだ場合は翌日以降の対応となる。
特に土日祝日に即日融資を希望する場合は、インターネットや自動契約機(むじんくん)を利用すると良い。
早い時間帯に申し込むことで、審査や手続きがスムーズに進み、融資を受けられる可能性が高まる。
多様な借入方法に対応している
アコムの借入方法は、「WEB」「スマホ」「電話」「ATM」の4種類から選択できる。幅広い借入方法を用意しているからこそ、急な出費にも柔軟に対応できるのが特徴だ。
特にWEBやスマホアプリ、電話を利用した借り入れは24時間対応しており、楽天銀行の口座を持っている場合は、最短10秒で振込が完了するサービスも利用可能だ。
安定した収入があれば幅広く申込み可能
アコムでは、申込み条件として「20歳以上で安定した収入があること」を掲げている。
ここでいう「安定した収入」とは、正社員だけでなく、アルバイトやパートの収入も含まれる。
また、就業期間が半年以上の場合、審査に通過しやすい傾向があるため、学生や非正規雇用の方にも利用しやすいのが特徴だ。
アコムの金利は消費者金融業界の中で一般的な範囲

カードローンの利率を下げる方法は複数ある。ただし、カードローンを使用する前には、利息と返済額のシミュレーションをしっかり行う事が大切だ。
契約してから利率を下げようとするのではなく、あらかじめ無理のない返済スケジュールを立てられるように事前準備が欠かせない。
アコムの金利は他社と比べると高いと言われているが、その分メリットも多くある。
今記事ではアコムのカードローンのメリットも多く解説してきたので、ぜひ検討してみるといいだろう。