- 資産運用についてオンラインで相談できる先を教えてほしい
- オンラインで資産運用を相談するときの流れが知りたい
- 資産運用のオンライン相談に申し込む方法が知りたい
資産運用に興味がある人のなかには、オンラインで相談したいと思う人も多いのではないだろうか。
最近は、オンラインで積極的に相談に乗ってくれる専門家も増え、銀行など規模の大きい金融機関ではオンラインセミナーも開催されている。
また、銀行預金が低金利である現代では、給与収入からお金を増やすには資産運用が必須であるといえるだろう。
しかし、知識が不足しているために資産運用をなかなか始められない人もいるのではないだろうか。
そのような人のなかには、資産運用に興味があっても、仕事が忙しいなどの事情で対面での相談を利用しにくい人も少なくない。
この記事では、オンラインで資産運用の相談をしたい人におすすめの相談先やオンライン相談の流れ、資産運用のオンライン相談に申し込む方法について解説する。
資産運用のオンライン相談を検討している人は、ぜひ参考にしてみて欲しい。
オンラインで資産運用の相談ができる相談先3選

オンラインで資産運用の相談ができる相談先は下記の通りだ。
- 証券会社
- FP
- IFA
以下では、それぞれを比較して解説する。
オンラインに対応している資産運用の相談先で悩んでいる人は、その特徴を踏まえたうえでどの相談先を選ぶかを考えてみてはどうだろうか。
オンラインで資産運用の相談ができる相談先3つを比較して紹介
オンラインで資産運用の相談ができる相談先は、証券会社やFP、IFAだ。
オンラインで相談する際は、「具体的にどこに相談するか」を考える前に、この3つのうちどれを選ぶかを検討すべきである。
以下では、それぞれの概要や特徴、業務範囲、メリット、デメリットを比較する。それぞれに具体的にオンライン相談をしても良いが、自分にあった業者を選ぶことも重要だ。
まずは、その違いを明確に知ることから「資産運用」を始めてみよう。
証券会社
証券会社は有価証券などを売りたい企業と買いたい投資家の仲介役になるような業務を行っている。投資家は証券会社を通じて株式や債券を購入する仕組みだ。
証券会社は対人による手厚いサポートが受けられるメリットがある。
そのため、証券会社の営業担当に直接相談をしながら投資対象となる金融商品を選んだり、おすすめの銘柄を聞くことができる。
さらに、自分に合ったポートフォリオを作成してもらうこともできるだろう。
ただし、証券会社の営業担当者は異動や転勤の可能性があるため、ずっと同じ担当者に担当してもらうことは期待できない。
現在の担当者との相性が良くても、強引な担当者に代わってしまうようなケースもあるだろう。
証券会社の業務範囲やメリット・デメリットは以下の通りだ。
業務範囲 | 企業または個人へ売買する金融商品の提案・仲介・相談や投資信託を行う 投資家の口座を管理する業務も含む |
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メリット | 資産運用の専門家であるため、実績が多い 商品のラインナップが豊富である 大手証券会社は全国に支店があり、連携してサポートする強みがある |
デメリット | 各証券会社ごとに資産運用の営業方針があり、顧客ファーストの提案ができないこともある 担当者の異動や転勤があり、長期的な運用を見据えていても、ずっと同じ人にサポートしてもらえるとは限らない |
証券会社は資産運用のプロであり、専門知識が豊富でさまざまな業務を行っている。証券会社は「投資信託」と呼ばれる業務も行っている。
これは、多くの投資家から資金を集め、集まった資金をまとめて大きな資金としてプロが投資家に代わって投資を行うものだ。
証券会社への相談は対面が多かったが、コロナ禍を機にオンライン相談ができる証券会社も増えている。
時間の都合で対面での利用が難しい人は、まずはオンラインで相談してみることをおすすめする。
FP
FPとはお金の専門家ではなく、個人の具体的な経済状況から目標達成するための「ファイナンシャル・プランニング」を行う。
相談者の悩みから総合的な資金計画を立て、アドバイスを行ってくれる心強い存在だ。
FPは資産運用だけの専門家という訳ではなく、家計や生活、老後などさまざまな悩みの解決策をそれぞれのライフステージにおける生活設計に基づいて一緒に考えてくれる。
FPに相談することによって現在のお金の悩みがクリアになる。
そして、これからの重要なライフステージも踏まえたうえでどのくらい資産運用にお金を回せるか、具体的なイメージも持てるはずだ。
FPの業務範囲やメリット・デメリットは以下の通りだ。
業務範囲 | 保険・税務・法律・資産運用など幅広い相談に乗り、ライフプランニングを行う |
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メリット | 家族構成や資金計画、資産状況を踏まえ、総合的に判断した客観的なアドバイスをしてくれる 自分の金融商品を持たないFPが多いため、商品の無理な勧誘が少ない 資産運用以外のお金の相談も同時にしやすい |
デメリット | お金の幅広い相談ができるが、FPによって不得意な分野もある 個別銘柄のアドバイスはできない |
FPの主な業務は、相談者の目標実現のためにお金に対するあらゆるアドバイスを行うことだ。
専門家と一緒に現在や将来の生活も踏まえた具体的なライフプランを立て、資産運用の計画を立てたいという人にはおすすめである。
しかし、FPはお金にまつわる幅広い相談ができる一方で、不得意な分野がある人もいるため注意したい。
FP自身に知識がない相談内容の場合は、偏った知識でアドバイスをされてしまう恐れもある。
また、FP相談でできる資産運用の相談内容は限られている。
FPにはほかの相談先ではできるような個別銘柄や具体的な運用方法についてのアドバイスはできないため注意すべきだ。
IFA
IFAとは「Independent Financial Advisor」の略称で、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことだ。IFAは金融会社などに所属していない資産運用や投資の専門家である。
したがって、IFAに相談するメリットは、中立的な立場から相談者に合わせた金融商品を提案し、売買を仲介できることだといえるだろう。
証券会社などに所属していないIFAは、楽天証券やSBI証券などのネット証券を利用して売買を仲介してくれるほか、対面証券とも提携している。
IFAの業務範囲や、メリット・デメリットは下記の通りだ。
業務範囲 | 証券会社などと業務提携を行い金融商品の仲介や説明、資産状況の分析、資産運用の相談を受ける業務を行う |
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メリット | 資産運用のプロとして、中立的な立場からアドバイスをしてくれる 担当者の異動や転勤がなく、長期的なサポートを受けることが可能 大手のネット証券会社と提携している |
デメリット | 日本では規模が小さい 相性の良いIFAを見つけるのが難しい |
IFAは資産運用や投資に詳しい専門家で、証券会社と同様に金融商品を売買する際に仲介をしてくれる。
また、担当者が頻繁に変わる銀行や証券会社とは異なり、信頼できる担当者に長期的に担当してもらえるのがメリットだ。
しかし、その一方で証券会社と比較して手数料が割高となるデメリットがある。
さらに、自分と相性の良い担当者を見つけるのも難しく、長期的に付き合っていくからこそ知識が豊富で信頼関係が築けるIFAを見つける必要があるだろう。
自分に合った相談先の選び方とは
自分に合った相談先の選び方は、資産運用に詳しい専門家がいる相談先であることが大前提となる。そのうえで、どのようなことを重視するかがポイントとなる。
具体的には、下記のようなポイントをチェックするのが相談先を比較検討するためには重要だ。
- 資産運用や投資についての幅広い知識や実績があるか
- 自分に合った資産運用方法や金融商品を提案してもらえるか
- 総合的に見て、自分にとって適切なサービス内容や知識を提供している相談先であるか
- ノルマのためでなく、相談者に寄り添える相談先や担当者であるか
- 担当者との相性が良いか
相談先を選ぶ際には、オンライン相談に対応しているかのほかにこのようなチェックポイントもあわせて確認しておきたい。
オンラインで資産運用の相談をするときの流れ

オンラインで資産運用の相談をしたいと思ったら、事前に相談前から相談後の流れを把握しておくことが重要だ。
以下では、事前準備から取引開始後のフォローまでの流れを説明する。
資産運用のオンライン相談から実際に取引を始めるまでの一連の流れを知っておきたい人はぜひ参考にして欲しい。
事前準備
資産運用のオンライン相談は、事前準備を行うことをおすすめする。
例えば、「お金を増やしたい」「将来のインフレ対策に備えたい」という理由から資産運用を検討する人が多いだろう。
しかし、そのような漠然とした考えでは、適切なアドバイスが得られないこともある。
そのため、事前準備では将来の目標や運用の目的を明確にしてみよう。
まずは、自分の収入や貯蓄を洗い出し、現状を把握しよう。それらを踏まえ、今後のライフイベントや将来の目標を想定してみることで、「なんのためにお金を増やしたいのか」「どのくらい貯蓄が必要なのか」が整理できるだろう。
さらに、自分のリスク許容度を把握することも必須である。リスク許容度とは、利益と損失の振れ幅をどの程度受け入れられるかという度合いのことだ。
金融商品には比較的安定しているローリスク・ローリターンのものから、大幅な利益や損失が発生するハイリスク・ハイリターンのものがある。
ハイリスク・ハイリターンの商品では、大幅な値下がりによって心理的な負担を感じることもあるだろう。
そのリスクの許容度をあらかじめ把握し、損失が発生したときに自分自身がどの程度受け入れられるかを事前準備の段階で考えておくことが重要となる。
オンライン面談
次は、実際にアドバイザーと面談を行う。
面談では、相談者の状況や考えをヒアリングした上で、アドバイザーが最適な資産運用を提案してくれるだろう。
通常、オンライン面談は複数回行われることが一般的だとされている。
つまり、初回面談のみで取引するかを判断するのではなく、何度か面談を重ね、具体的なイメージをつかんだ上で判断することができるだろう。
もちろん、相談先によって相談回数やそれぞれの面談で話す内容は変わるため、事前に確認しておくと安心だ。
下記は、相談回数が3回の場合に想定される、各面談での流れの一例である。
初回面談 | 相談内容を確認する 相談者の現状や目標の共有を行う 現状の問題点を洗い出しを行う |
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2回目の面談 | 初回面談の内容を踏まえ、改善するための方法を確認・共有する 具体的な運用方針や商品の提案を行う |
3回目の面談 | 運用方針や商品の最終確認 取引を決めた場合は、口座開設手続きを行う |
面談を重ねて「このアドバイザーに担当になってもらい、資産運用を任せたい」と思ったら、そのタイミングで口座開設をすると良い。
取引開始・買付
口座開設が完了すると、いよいよ取引が開始される。
いままで面談で話してきた内容をもとに、購入する商品を決め担当者に伝えよう。
買付方法はネット注文もしくは担当者との電話のいずれかとなる。
ネット注文で手続きを進めるのに不安がある場合は、担当者との電話で確認しながら進めるのがおすすめだ。
アフターフォロー
口座開設後のアフターフォローの内容は、それぞれの相談先によって異なる。
担当者からのフォローのほか、独自のコンテンツなどを利用した幅広いアフターフォローを行っている相談先が多数である。
資産運用を検討しているなら、口座開設前の面談でアフターフォローの内容までを確認しておきたい。フォローアップの例は、下記の通りだ。
- 口座開設者限定の無料オンラインセミナー開催
- メールや電話などでの定期的なフォローアップ
相談先からこのような継続的で充実したフォローアップを受けることで、資産運用初心者でも安心して運用ができるだろう。
資産運用のオンライン相談に申し込む方法

資産運用のオンライン相談に申し込みたいと思っても、どこから申し込みができるのかがわからずに迷っている人もいるのではないだろうか。
以下で、資産運用のオンライン相談に申し込む具体的な3つの方法を解説する。
各社のホームページから申し込みをする
資産運用のオンライン相談を受けたいと思っている人は、具体的な相談先が決まっていれば各社のホームページからも申し込みが可能だ。
ホームページからオンライン相談の申し込みを行う際は、申し込みのフォームにしたがって名前やメールアドレス、電話番号などの個人情報を入力する。
相談内容を詳しく入力できるフォームがあれば、事前に可能な限り詳しく書いておくとスムーズだ。
相談方法が複数から選択できる場合は必ず「オンライン相談」を選択し、相談希望日時を入力する流れとなる。
個人情報の同意を行った後に入力内容を送信したら、申し込みをした相談先から連絡が来るのを待とう。
必ず1社しか相談してはいけない訳ではないため、比較検討したい人は複数の会社のホームページから申し込みを同時にするのがおすすめだ。
オンラインセミナーに参加して申し込みを行う
銀行や証券会社などの規模が大きい会社では、資産運用のオンラインセミナーを積極的に開催している。
そのため、資産運用に興味がある人はオンラインセミナーに参加し、その会社のことを知ってから申し込みをするかを検討しても良いだろう。
オンラインセミナーは参加するだけでなく、参加後にオンライン相談の申し込みができるものも多く開催されている。
話を聞いて詳しく相談してみたいと思ったら、オンラインセミナー後の案内にしたがって個別の面談に申し込んでみよう。
「資産運用ナビ」で資産運用のオンライン相談に申し込む
資産運用ナビは、資産運用のプロであるIFAにオンライン相談の申し込みができるおすすめのサービスだ。
資産運用ナビに登録しているIFAは金融のプロフェッショナルが多数で、具体的には大手証券やメガバンクで経験を積んだIFAが登録している。
また、それぞれのIFAが提携している証券会社や対応可能な業務から、自分の相談内容に適したIFAを絞り込める点も魅力である。
相談費用は無料で相談は何回でもできるため、納得できるまで専門家に相談したい人は、ぜひ「資産運用ナビ」を活用してみてはどうだろうか。
資産運用のオンライン相談で信頼できるパートナーを見つけよう

資産運用は知識のない人が自分で情報収集をして始めるよりも、専門知識が豊富なプロへ相談して助言を受けて始めるのがおすすめだ。
具体的な相談先となる専門家には証券会社やFP、IFAなどがある。
オンライン相談の流れは、まずは相談者が事前準備を行って現状の課題や資産の状況などを把握しなければいけない。
課題を明確にした後にオンライン相談をすることで、専門家からより具体的な助言をもらえる。
また、オンライン面談は複数回行う相談先が多い。各面談ごとにステップを踏んで自分に合った資産運用方法を知り、口座開設までをサポートしてもらえる。
オンライン相談の申し込み方法は、それぞれの専門家のホームページから申し込む方法がある。
さらに、オンラインセミナーに申し込み、セミナー後に主催している会社のオンライン相談へ申し込む方法を選択する人もいるだろう。
資産運用ナビには、中立的な立場から助言を行い金融商品の仲介を担う「IFA」という金融のプロが多く在籍している。
資産運用ナビでは相談が何回でもできるため、自分に合った長期的なパートナーとなるIFAを探している人は、ぜひ一度「資産運用ナビ」のオンライン相談を体験してみて欲しい。