- 大和証券の評判・口コミが知りたい
- 大和証券に相談するメリットが知りたい
- 専門家に運用相談するときのポイントが知りたい
大和証券の口座を開設する前に利用者の評判を聞きたい、悪い評判やデメリットがないか気になる人もいるだろう。
また、利用すべきか悩んでいてメリットを知りたい人もいるかもしれない。
本記事では、大和証券の良い評判や悪い評判について詳しく解説する。利用を検討している人は、評判や口コミを見た上で判断して欲しい。
大和証券の良い評判・口コミ

最初に大和証券の良い評判や口コミをいくつか紹介する。大和証券での投資を検討している人は、ぜひ参考にして欲しい。
信頼性があり安心感もある
大和証券の良い評判で最も多かったのは、大手証券会社としての信頼感がある、安心感があるといった口コミだ。

自分の勤めている会社のストックオプションの受け取りで利用しています。会社の信頼性が高く、店舗もあるので何かあっても安心感がある点です。



初心者から上級者まで幅広いニーズに応える商品ラインアップと、手厚いサポート体制です。特に、店舗窓口やオンラインでの充実したアドバイスが魅力で、信頼性の高い情報提供も強みです。



株式や投資信託など、幅広い投資商品を取り扱っていることに加えて、大手の企業として信頼性が高いところが良い点です。
大和証券はネット証券とは異なり店舗窓口での対応もできる点を良いところとして挙げている人も多くいる。
投資銘柄が豊富
大和証券は投資銘柄が豊富という口コミも多くある。



国内の株式の取扱数が多く、取り扱い銘柄が多い点がよい点の上外国式の株式の取扱数もかなり豊富な点がよい点で投資先が多いのがよいです。



金融商品のバリエーションが豊富。特に債権のバラエティが豊富で、比較的安全資産とされる債権投資を好む方には特に向いているのでは?と強く感じます。



投資信託の種類が豊富なので、長期的な資産形成をしたい人には、自分にあったリスクやリターンを取れる商品を選びやすい。
具体的には、国内株・外国株・投資信託・債券の種類の豊富さを挙げている人が多い傾向である。
IPOに積極的
大和証券は、IPOに積極的という口コミも多くあった。



IPO取扱数は業界最多水準 満足度の高い多彩なセミナーが多い 豊富なラインアップと万全のサポート体制がある。



大手証券会社の一角であるため新規公開株の主幹事になることがそれなりにあり、その分IPOに応募できるので、資金量の少ない投資家で夢を見ることができること。



IPO目当てで開設し、運が良かったのか初めての応募で当選しました。 主幹事証券であることも多いのでIPOを狙っている人は開設しておいて損はないと思います。
IPOの取扱数が多い、主幹事証券であることが多い点を高く評価されているようだ。
顧客のサポートが充実している
顧客のサポートが充実している点を挙げている人もいる。



大和証券の良いところは、豊富な金融商品と投資情報を提供しており、専門的なアドバイスを受けられる点です。また、オンライン取引ツールが使いやすく、迅速なサポート体制が整っているため、安心して利用できます。



サポート体制がしっかりと整っているため必要な情報をすぐに得ることができますしツールの使いやすさや機能性もよく安定しています。



特に資産運用に対するアドバイスが充実しており、サポートも丁寧に行われるので信頼度は高かった。初心でも安心して利用できる体制が整っていると言えます。
40代を中心にサポート体制がしっかりしていることや丁寧であることが評価されている。
営業マンの情報提供や投資情報が充実している
営業マンの提供する情報の質や投資情報の充実を良い点として挙げる人もいた。



営業担当者の情報提供力は素晴らしいです。 また地元の駅前にあるので窓口にもたまに伺いますが、対応が良いです。



情報サービスについては充実しています。 アナリストレポートや海外ニュース(米国中心)は特に有用だと感じています。



担当社員が優秀。自分で情報を探すことができないことを、正しく説明してもらえるのは、ネット証券では得ることができない。
個人投資家が独力で見つけられない情報を営業担当者が提供してくれる点やWebサイトで公開されているアナリストレポート・海外ニュースの質の高さを評価する声が多い。
大和証券の悪い評判・口コミ


大和証券の悪い評判や口コミを紹介する。口座開設をしてから後悔しないためにも、事前にどのような点で不満を持たれているのか確認しておくと良いだろう。
手数料が高かった
アンケートの改善して欲しい点で6割以上の人が挙げていた点が手数料の高さである。



手数料が高いのがネックです。せっかく利益を出しても、高い手数料のせいで気分が落ちます。今後改善して欲しいです。



売買手数料が高額のため、ある程度まとまった資金で資産運用したい人でないと、取引のたびに資産が目減りしてしまうので、条件付きでも半分程度に減額してほしい。



手数料が高いところです。やはりネットで運用するよりも手数料をとられてしまうのでもう少し利用しやすい料金にしてほしい。
利益を出しても手数料のせいで気分が落ち込む、もう少し利用しやすい手数料にして欲しいなど多くの人が挙げている。
取引ツールが使いにくい
取引ツールが使いにくいという口コミも多く見つかった。



マイナスポイントはオンライントレードが使いづらいということ。先物逆指値が使えない、損益の確認が見づらい、スピーディーな決済ができないなどデイトレード向けではありません。



BBに当選してもメールで通知は一切なくwebを確認しないとチャンスを逃すところでした。取引はアプリでもできるのですが、アプリが結構使いにくいです。手数料も他社と比べて安いわけではない。



サイトが非常に使いづらく、見づらい。アプリなども他社に比べて遅れている感があり、メイン口座としては不十分です。
オンライントレードで先物逆指値が使えない、スピーディーな決済ができないなど注文時の使いにくさを挙げる声やアプリが他社のものよりも使いにくいという声もある。
IPOが当選しにくい
大和証券の良いところでも挙げていたIPO証券について不満を持っている人も複数いた。



今はチャンスは一様に変わりましたが、当然の様にIPOは当たりません。全てが選外です。ここに口座を持っている理由があるのか、最近は疑問に思えてなりません。お勧めは出来ませんね。



結局人気IPOに応募しても資金量が少なく、取引実績の少ない弱小顧客には人気IPOはほとんど分配されないのでIPOは平等抽選にしてもらいたいと思います。



IPO抽選時、以前取引額に応じて差を付けていました。当時7倍のチャンスがありましたが、1回も当たった試しが在りません。今はチャンスは一様に変わりましたが、当然の様にIPOは当たりません。
特に何度IPOに応募しても当選しない利用者からは不満を持たれていることがわかるだろう。
抽選のため、当選しないことはよくあることだが、1回も当選しなければ不満を感じるのは仕方ないことである。
担当者の対応が悪かった
担当者の対応が悪かったという口コミもある。



取引手数料が高くてさらに大和証券のコールセンターに電話しても中々電話が繋がらないこともしばしばあるので、もう少し電話が繋がりやすくして欲しいです。



営業担当者の押しがとにかく強いです。 目標資産額を設定し、その達成のためにこんな個別銘柄ありますよ、と毎月のように情報をいただくのですが、たまにうんざりします。



相談したい時に担当の予約を取らないといけないので早急に相談したい時に、対応してもらえない所を改善して欲しい。
具体的には、コールセンターにつながらない、営業担当者の押しが強いといった口コミだ。
コールセンターにつながりにくければ、すぐに問題を解決できないので不満を感じやすくなるだろう。
各商品の取り扱いを増やして欲しい
各商品の取り扱いを増やして欲しいという口コミもある。



手数料が割高。保有銘柄数にかかわらず口座管理料が発生するのこと。投資信託の取扱い数のもちょっと少なめだと思う。



暗号通貨は取り扱っていません。商品先物・各種CFD取引もないです。 堅実な資産運用を目的とする人にとっては不要でしょうが、 これらのハイレバの商品の取引を行いたい人にとっては合わないかもしれません。



株の取引手数料がネット紹介に比べて、高いところと、ニーサで人気のemaxisシリーズも購入できるようにしてほしい。
例えば、NISAで人気の高い投資信託や暗号資産の取り扱いが少ないことを挙げている人がいる。
評判・口コミから考察!大和証券を利用するメリット


ここからは、大和証券に関するアンケート結果をもとに利用するメリットを紹介する。
これから大和証券を利用してみたい人は、ぜひ参考にして欲しい。
大手証券会社ならではの信頼の高さや安心感がある
大和証券グループは1902年創業で長い歴史があり、大手証券会社として顧客からの信頼性が高い企業だ。
さらに、実店舗でのフォローが手厚いことから安心感を持つ顧客も多くいる。
アンケート調査においても17名の方が大和証券の信頼性や安心感を良いところとして挙げていた。
取扱銘柄が豊富
大和証券は、国内株、米国株、債券、投資信託など多くの銘柄の取扱がある。
特にニューヨーク証券取引所・ナスダックに上場する米国株が2,000銘柄以上、香港証券取引所に上場する銘柄が800銘柄以上あるなど外国株の取扱が多くある。
さらに、国内外の投資信託の取扱銘柄の数は600種類以上だ。このことからわかるように幅広い選択肢から投資する銘柄を選びたい人にはおすすめの証券会社といえるだろう。
IPOの取扱数が多い
大和証券はIPOの主幹事になることが多いため、取扱数が豊富な証券会社である。2024年においてもIPOの取扱実績が37社(2024年12月20日時点)もある。
また、IPOの当選確率が高いことを良い点として挙げている利用者もいた。IPO狙いで大和証券の口座を保有している人も多くいるようだ。
顧客のサポート体制が充実している
大和証券は、顧客のサポート体制が充実しているという評判がある証券会社である。
担当者がついて資産運用の相談ができる「ダイワ・コンサルティング」コースを提供しているので、初心者でも安心して利用できるだろう。
担当者からのアドバイスやサポートの丁寧さを評価する声も多く見つかった。
営業担当者がこまめに連絡をくれる
大和証券は営業担当者がこまめに連絡をくれる。良い情報やトレンド情報があればその都度教えてくれるため、投資のタイミングを逃しにくくなるだろう。
また、自分で情報を探すのが苦手な人にとって、投資情報をこまめに教えてくれる営業担当者がいれば心強い。
一方で、変な営業活動がない、営業がなかったという理由で安心感を持つ利用者も多くいた。
評判・口コミから考察!大和証券を利用するデメリット


大和証券のアンケート調査をもとに利用するデメリットについて解説する。特に対面型の証券会社を初めて利用する人は、口座開設前に確認しておくと良いだろう。
取引手数料が高い
大和証券は他の大手証券会社よりも取引手数料が高い傾向がある。
他社では特定の条件で取引手数料無料の会社も多くあるなか、大和証券の最低手数料は、店頭で2,750円、オンライントレードでも2,090円と決して安いとはいえない。
頻繁に取引をしたい人は、手数料の高さがネックとなり利益を増やしにくいと感じるだろう。
また、口座管理料も徴収しており、例えば国内株式の場合は1,650円を支払う必要がある。
手数料を抑えて取引したい人は利用しにくいだろう。
オンラインサービスやアプリが使いにくい
大和証券では、以下のようなオンライントレードやアプリを提供しているので、パソコンやスマホから取引が可能である。
- 高機能トレーディングツール「トレボ」
- スマートフォンアプリ「株walk」
- 365FXトレボ
さらに、多機能チャートやActiveChart Proなど分析ツールも提供している。
しかし、これらのサービスへの評価は高くない。ネットの画面が見づらく操作が難しい、取引プラットフォームの利便性がいまいちといった声も複数あった。
特に初心者で初めて株やFXなどの取引をする人は、操作に慣れるのに苦労する可能性がある。
IPOに当選しない
大和証券ではIPOは原則抽選で決定しているが、IPOが当選しないという声も多くあった。
利用者のなかには、IPOだけを目的に口座開設をする人もいるため、肝心のIPOが当選しなければ不満を感じるだろう。
また、人気のIPOに応募しても資金量が少なく、取引実績の少ない個人投資家にはほとんど分配されないとの声もあった。
IPO自体が人気が高く競争になりやすいため、この点については完全に運次第といえるだろう。
コールセンターのつながりが悪い
大和証券ではAIチャットやコンタクトセンターへの電話、メールなどにより顧客対応を行っている。
このうち、特にコールセンターがつながりにくい、スタッフの言葉遣いが人または店舗によって異なるという不満が挙がっていた。
また、相談するためには担当の予約を取らないといけないので、早急に相談したいときに困るといった意見もある。
投資を始めたばかりで疑問点が多くありそうな場合、問題解決に時間がかかるかもしれない。
取扱のない商品がある
大和証券では、暗号通貨、商品先物、CFD取引の取扱がない。さらに、投資信託においても種類は多いものの人気の高いeMAXISシリーズを扱っていないなど、課題もある。
口座開設をした後に取引したい商品の取扱がなかったとならないよう事前に希望する商品が提供されているか確認することをおすすめする。
大和証券への相談を検討したら?資産運用が成功する秘訣とは


ここからは、資産運用を成功する秘訣について紹介する。大和証券への相談を検討している人は、ぜひ参考にして欲しい。
資産運用を成功させるポイント
大和証券に相談して資産運用を成功させるためには、複数の専門家に相談してみることが重要だ。
なぜなら、専門家によって提供できるサービスや得意分野が異なるためだ。
証券会社だけでなくファイナンシャルプランナー(FP)やIFAなどからもアドバイスをもらうことで、適切な投資判断がしやすくなるだろう。
また、資産運用は長期的な利益を狙うものであり、短期的な利益を狙うものではない。短期的な利益を狙う方法は、多くの資産を失うリスクがあるので注意が必要だ。
そして、投資環境やライフスタイルが変化すれば適切な運用方法も変わることを意識しておきたい。
定期的に専門家に相談した上で、ポートフォリオの見直しを検討しても良いだろう。
各相談先の特徴について把握しておく
資産運用について相談するなら証券会社、ファイナンシャルプランナー(FP)、IFAの特徴も把握しておくべきである。
証券会社に相談すれば、株式や債券などの金融商品の提案やアドバイスを受けられるが、自社で取り扱いのある商品しか提案されないことが多い。
ファイナンシャルプランナーは、ライフプランニングの作成や資産運用全般に関するアドバイスを提供してくれるが、個別銘柄のアドバイスを行うことができない点に注意が必要だ。
また、IFAは特定の金融機関に属さないので、中立的な立場からアドバイスが欲しい人や幅広い選択肢からご自身のニーズに合った商品を提案して欲しい人にはおすすめである。
大和証券は信頼性があるが手数料の高さに注意


大和証券は手数料が高い、オンライントレードやアプリが使いにくいなどの評判もあるため、注意が必要だ。頻繁に取引する人や取引ツールの操作に慣れていない人にはおすすめできない。
一方で、大手証券会社で信頼があり安心できる、IPOの取り扱いが多いといった良い評判もある。
IPOを狙いたい人や営業担当者から情報を仕入れたい人にはおすすめの証券会社だ。
とはいえ、資産運用の相談先は、大和証券だけではない。より中立的な立場からご自身のニーズに合った金融商品を紹介してもらうのであれば、IFAに相談するべきだ。
自分に合った相談先を見つけることで、資産運用をより効率的かつ効果的に進めることができる。
信頼できる専門家に相談し、自分のライフステージや目標に合った最適なプランを見つけよう。