- 膨大な数の投資信託から一つ選ぶときのポイントが知りたい
- おすすめの投資信託ランキングが知りたい
- インデックスファンドとアクティブファンドは結局どちらがいいのか知りたい
投資信託は、複数の投資家から集めた資金を専門家が様々な金融商品に投資して運用する。
1本の投資信託を購入するだけで分散投資ができるため、リスクを比較的抑えながら運用したい人にもおすすめだ。
ただし、投資信託は2024年11月末現在で5,800銘柄あり、自分の投資目的に合う銘柄を選択するのは容易ではない。
そのため、どの銘柄を選択すれば良いかわからない方も多いだろう。
そこで本記事では、分類別におすすめの投資信託35本を一挙に紹介する。投信銘柄を選ぶ際に押さえておきたいポイントも解説するため、ぜひ参考にしてほしい。
投資信託の分類

投資信託は、「投資対象地域」と「投資対象資産」「運用方針」の3つに分けられる。
投資対象地域
投資対象地域は、「国内」「海外」「国内外」の3つに分類される。また、「海外」はさらに、アメリカやイギリス、カナダなどの先進国と、中国やインドなどの新興国に分けられる。
国内市場は安定した経済環境のもとで比較的リスクが低いとされる場合が多い。
一方、新興国市場は高い成長性が期待される反面、政治的リスクや通貨リスク、市場の流動性の低さなどから、リスクが高くなる傾向にある。
投資対象資産
投資対象資産は、大きく「株式」「債券」「不動産」「資産複合(バランス型)」に分けられる。
株式を購入すると、企業の株主としてその会社の一部を所有することになり、業績次第で株価上昇による利益を得られる。
比較的リスクが高く、値動きが大きいのが特徴だ。
一方、債券は企業や政府などが資金を調達するために発行するもので、比較的リスクが低く、安定した運用を行いやすい。
ただし、発行体の信用力によっては債務不履行(デフォルト)リスクが高くなる場合もあるため注意しよう。
また、不動産は金利や景気の影響を受けやすい。資産複合は、複数の資産に分散投資することで、価格変動リスクを低減する効果がある。
運用方針
運用方法は、「インデックス型」「アクティブ型」の2種類に分類できる。
インデックス型とは、市場の動向を表す指標であるインデックス指数に連動する運用を目指す投資信託だ。
代表的なインデックス指数には、日経平均株価やS&P500、NOMURA‐BPI総合などがある。
また、アクティブ型とは、ファンドマネージャーが投資先などを分析し、インデックス指数を上回るリターンを目指す投資信託である。
運用方針
インデックス型 | インデックス指数に連動するため安定した効果が期待できる |
---|---|
アクティブ型 | インデックス指数を上回る運用を目指すことでリターンも期待できる |
しかし、アクティブ型がインデックス型の運用成績を必ずしも上回るわけではない。
信託報酬が高額である点やファンドマネージャーの力量に運用成果が大きく左右されることから、インデックス型よりも良い運用成績が得られない可能性もある。
投資信託を選ぶときのポイント

ここでは、投資信託を選ぶときに抑えておきたいポイントを3つ紹介する。
運用目的に合った投信を選択する
資産運用の目的は人によって異なる。
たとえば、老後資金の準備を目的とした資産運用では、長期的な視点が重要となる。
この場合、安定した成長が期待できるファンドが向いており、国内外の株式と債券、不動産などを組み合わせたバランス型ファンドが適していると考えられる。
一方、短期的な運用で利益を得たい場合には、相場の動きに敏感に反応するブル型・ベア型投資信託などの積極的な運用商品が検討できる。
ただし、これらの商品はレバレッジをかけるため、大きな利益が期待できる反面、元本割れのリスクも高い。市場の動向をよく理解した上で慎重に利用する必要がある。
将来のための長期投資か、短期的に利益を狙う運用かといった投資目的を明確にすることで、銘柄選びの指針が立てやすくなるだろう。
販売手数料や信託報酬などのコストを確認する
投資信託を選ぶ際は、販売手数料や信託報酬などのコストを確認しよう。
販売手数料とは、投資対象となる銘柄を購入する際に販売会社へ支払う手数料である。
また、信託報酬とは投資運用を管理する対価として、毎月自動的に差し引かれる手数料だ。
信託報酬が高いと長期的にリターンが得られない可能性もあり、販売手数料が高いと初期投資額の負担が増加する。
一般的に、インデックス型投資信託よりもアクティブ型投資信託のほうが信託報酬は高く設定されている。
年率1.0%(税込1.1%)の信託報酬である銘柄を100万円分保有した場合と年率0.5%(税込0.55%)の信託報酬を100万円分保有した場合で比較してみよう。
信託報酬 | 1年間の信託報酬 | 10年間の信託報酬 |
---|---|---|
1.0%(税込1.1%) | 11,000円 | 110,000円 |
0.5%(税込0.55%) | 5,500円 | 55,000円 |
10年間で合計5万5,000円も信託報酬に差が出る。信託報酬が低い銘柄が必ずしもよいとは言い切れないが、コストを抑えて運用したい人は信託報酬が低い銘柄を選ぼう。
運用実績がある銘柄を選択する
運用実績がある銘柄を選ぶことは、ファンドの信頼性や安定性を判断するために重要である。
過去の運用実績は、投資戦略やリスク管理の効果が分かり、運用がイメージしやすくなるためだ。
運用実績を確認する際は、短期的なリターンだけでなく、長期的なリターンも確認しよう。
過去1年や3年、5年のリターンを確認することで、ファンドの安定性やリスクが生じた際の対応力が分かる。
また、純資産総額も確認しておきたい重要な項目だ。純資産総額とは、ファンドが運用する資産の総額であり、一般的に100億円程度あるファンドが信頼できるだろう。
過去のリターンが良く純資産総額が大きな投資信託を選ぶことで、安定的な運用を続けられる可能性が高まるだろう。
投資信託はインデックス型とアクティブ型のどちらがいいのか

投資信託にはインデックス型とアクティブ型がある。どちらがいいかは、投資目的や運用方針によって異なる。両者にはそれぞれ特徴があるため、以下で詳しく紹介する。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンドとアクティブファンドは、運用方針やコスト、リターンの期待値、リスクの観点に違いがある。
インデックスファンド | アクティブファンド | |
---|---|---|
運用方針 | 日経平均やS&P500など市場指数に連動する | 市場を上回るリターンを目指して、ファンドマネージャーが積極的に運用する |
コスト | 運用が自動であり、リサーチや銘柄選定が不要なため、信託報酬が低い | ファンドマネージャーが銘柄選定やリサーチを行うため、信託報酬が高い |
リターンの期待値 | 市場全体の成長に沿ったリターンを目指すため、市場平均のリターンが期待できる | 市場平均を上回るリターンを目指しているため、成功すれば市場平均より高いリターンが期待できる |
リスク | 市場全体が下落する場合は影響を受ける 長期的にはリスクが低く、安定したリターンが期待できる | ファンドマネージャーの運用能力に大きく依存するため、高リスクである |
インデックスファンドは、低コストで安定したリターンが期待できる。市場の影響を受けるリスクもあるが、長期的に見ると安定した利益が得られる可能性が高い。
一方、アクティブファンドは市場を上回るリターンが期待できる。しかし運用リスクが高く、銘柄選びを失敗すると損失も大きくなる。
インデックスファンドが向いている人
インデックスファンドは、低コストで市場全体に分散投資ができ、市場の動きに合わせた運用が可能だ。
そのため、費用を抑えながら、長期的な資産形成や安定的な運用を目指す方に向いている。
アクティブファンドが向いている人
アクティブファンドは、市場平均を上回る高いリターンを目指す方に向いている。
ただし、運用コストが高いことやファンドマネージャーの運用次第では市場平均を下回る成果となるリスクがあることも理解しておこう。
どちらも合わせて保有するのもおすすめ
インデックスファンドとアクティブファンドの両方を合せて保有することもおすすめだ。
インデックスファンドの安定性を基盤としつつ、アクティブファンドで市場平均を上回るリターンを追求することで、リスクとリターンのバランスを図りながら柔軟な資産運用が可能となる。
ただし、インデックスファンドとアクティブファンドを組み合わせれば、どの銘柄でも良いというわけではない。
過去のリターンや投資対象、信託報酬などを確認して、運用目的に沿った銘柄を選ぼう。
おすすめの投資信託|国内株式

国内株式型投資信託は、日本企業の成長や経済の発展に伴う収益が期待できる商品だ。おすすめの国内株式型投資信託を、5本紹介する。
eMAXISSlim 国内株式(TOPIX)
純資産総額 | 2,417億1,500万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.143% |
過去5年間のリターン | +74.71% |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、TOPIX(東証株価指数)に連動する運用を目指す投資信託だ。
TOPIX(東証株価指数)とは「Tokyo Stock Price Index」の略であり、東京証券取引所で取引される2,000を超える銘柄を対象に算出される指数である。
低コストで効率的に日本市場全体に投資したい方や、長期的な資産形成を目指す方におすすめのファンドである。
たわらノーロード 日経225
純資産総額 | 1,877億5,500万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.143% |
過去5年間のリターン | +77.09% |
たわらノーロード 日経225は、日経平均株価に連動する運用を目指す低コストのインデックスファンドだ。日本を代表する225銘柄に分散投資ができる。
2024年11月29日時点における、組入上位5銘柄はファーストリテイリング・東京エレクトロン・アドバンテスト・ソフトバンクグループ・リクルートホールディングスだ。
日本の主要企業に分散投資したい人は、本銘柄への投資を検討しよう。
日経平均高配当利回り株ファンド
純資産総額 | 1,640億4,200万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.693% |
過去5年間のリターン | +117.59% |
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価の構成銘柄から予想配当利回りが高い上位30銘柄に投資するファンドだ。
高配当銘柄への集中投資により、安定した配当収入が可能であり、年2回の分配金が支払われる。
2024年11月29日時点における、組入上位5銘柄はアステラス製薬・MS&ADインシュアランスグループ・武田薬品工業・ソフトバンク・日本たばこ産業だ。
2024年11月29日時点における予想配当利回りは、4.5%となっている。
インカムゲイン(分配金)を重視しつつリスク分散を図りたい方や、配当収入を得ながら安定した資産形成を目指す方におすすめのファンドだ。
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
純資産総額 | 1,474億8,200万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.176% |
過去5年間のリターン | +74.19% |
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、TOPIX(東証株価指数、配当込み)に連動するインデックスファンドで、信託報酬は年率0.176%と低コストで運用が可能だ。
東京証券取引所プライム市場全銘柄に幅広く分散投資し、分配金を再投資することで複利効果を活かした資産形成をおこなえる。
楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド
純資産総額 | 196億8,600万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.132% |
過去5年間のリターン | ー |
楽天・プラス・日経225インデックス・ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する運用成果を目指す低コストのインデックスファンドだ。
信託報酬は年率0.132%と業界最低水準で、日本の主要企業225銘柄に分散投資が可能である。
ただし、2023年12月に運用を開始した新規ファンドで、純資産総額も約195億円とそこまで大きくはない。
そのため、安定的な運用に不安を感じる人は、同じ日経平均株価に連動する投資信託で純資産総額が約1,877億円(2024年12月20日現在)で運用期間も長い「たわらノーロード 日経225」への投資を検討してもいいだろう。
おすすめの投資信託|外国株式

外国株式型の投資信託は、国内型と比較すると一般的に高いリターンを狙える。また、複数の国に分散投資を行うことで、特定の地域のリスクを軽減できるのが特徴だ。
以下では、おすすめの外国株式型投資信託を5本紹介する。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
純資産総額 | 6兆3,333億8,600万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.09372% |
過去5年間のリターン | +181.73% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の主要企業約500社で構成されるS&P500指数に連動する運用を目指すインデックスファンドだ。
2024年12月20日時点における、上位組入5銘柄はアップル・エヌビディア・マイクロソフト・アマゾンドットコム・メタプラットフォームズで、アメリカの有名企業に投資できる。
また、2024年12月時点における純資産総額は約6兆円を超え、多くの投資家から支持されている投資信託だ。
アメリカの主要企業にまとめて投資して高いリターンを狙いたい人は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)への投資を検討しよう。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
純資産総額 | 1兆7,907億1,300万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.162% |
過去5年間のリターン | +172.53% |
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国の大型株から小型株まで約4,000銘柄に分散投資するインデックスファンドだ。
S&P500に連動する運用を目指す投資信託よりも、さらに多くの米国企業に投資できる。可能な限り多くの米国企業に分散投資したい方は、本銘柄を検討しよう。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
純資産総額 | 3兆2,499.71億円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.727% |
過去5年間のリターン | +177.45% |
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)は、米国の成長性が高いと判断される企業に投資するアクティブファンドだ。
ファンダメンタルズ分析を基に、投資先の銘柄を選定する。
2024年11月29日時点における、上位組入5銘柄はマイクロソフト・アマゾンドットコム・エヌビディア・メタプラットフォームズ・VISAだ。
アメリカの成長企業に積極的に投資したい方は、本銘柄への投資を検討しよう。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
純資産総額 | 6,288.02億円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.05775% |
過去5年間のリターン | +139.12% |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、日本を除くアメリカやイギリスなどの先進国と中国やインドなどの新興国の株式市場に投資するインデックスファンドとなっている。
日本の個別株や日本株を対象とする投資信託などを保有していて、日本以外の国の株式にまとめて投資したい方は、本銘柄を検討しよう。
eMAXISSlim 先進国株式インデックス
純資産総額 | 8,728億4,100万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.09889% |
過去5年間のリターン | +153.90% |
eMAXISSlim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株式に投資するインデックスファンドだ。
アメリカやイギリス、フランス、カナダ、スイスなどの合計22カ国に投資する。
比較的安定した運用が期待できる先進国にまとめて投資したい方は、本銘柄がおすすめだ。
おすすめの投資信託|国内債券

国内債券型投資信託は、一般的に価格変動が小さいためリスクを抑えた安定的な運用が可能だ。以下では、おすすめの国内債券を5本紹介する。
eMAXIS Slim 国内債券インデックス
純資産総額 | 263億100万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.132% |
過去5年間のリターン | -8.33% |
eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、NOMURA-BPI総合指数に連動する運用成果を目指すインデックスファンドで、日本の債券市場全体に投資する。
国債や地方債、社債など約9,000銘柄に分散投資ができ、信託報酬は年率0.132%と低い。国内の債券に幅広く投資したい方は、本銘柄を検討しよう。
たわらノーロード 国内債権
純資産総額 | 249億5,900万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.154% |
過去5年間のリターン | ‐8.62% |
たわらノーロード 国内債券は、日本の公社債市場全体に投資するインデックスファンドであり、野村證券提供の「NOMURA-BPI総合指数」に連動している。
日本国債(約85%)を中心に地方債や社債にも分散投資できる。
ただし、同じく「NOMURA‐BP総合指数」に連動する運用を目指す「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」のほうが信託報酬は低いため、よりコストを抑えて運用したい方は、eMAXIS Slim 国内債券インデックスへの投資を検討してもいいだろう。
明治安田DC日本債券オープン
純資産総額 | 161億5,800万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.66% |
過去5年間のリターン | ‐8.14% |
明治安田DC日本債券オープン(愛称:DCしあわせ宣言)は、国内の公社債(国債、地方債、社債)に投資し、収益を目指すアクティブファンドだ。
野村BPI(総合)を基準とし、上回る成果を追求する。
東京海上セレクション・物価連動国債
純資産総額 | 59億4,100万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.275% |
過去5年間のリターン | +9.27% |
東京海上セレクション・物価連動国債(愛称:うんよう博士)は、日本の物価連動国債を中心に投資し、インフレリスクの回避と安定収益の確保を目指すファンドだ。
基本的に物価に連動して値動きするため、インフレ時に資産の実質的な価値を守るために有効な投資手段となっている。
ただし、物価が下がるデフレ局面では価格が下落するため注意が必要だ。
DLIBJ公社債オープン(短期コース)
純資産総額 | 185億6,000万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.44% |
過去5年間のリターン | +0.09% |
DLIBJ公社債オープン(短期コース)は、BBB格以上の国内の公社債を中心に投資するアクティブ型ファンドだ。
BBB格とは、債券の発行体の信用力を評価する際のランクで比較的デフォルト(債務不履行)のリスクが低いとされている。
そのため、デフォルトリスクを比較的抑えながら堅実に運用しつつ、アクティブ運用でリターンを狙いたい方におすすめの銘柄だ。
おすすめの投資信託|外国債券

外国債券型投資信託は、金利が高い国の債券を組み入れることで、高い利回りが期待できる。
一方、成長過程である新興国は経営不振や財政難などの影響を受けやすく、比較的リスクが高い点に注意が必要である。以下では、おすすめの外国債券を5本紹介する。
eMAXISSlim 先進国債券インデックス
純資産総額 | 1,572億4,500万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.154% |
過去5年間のリターン | +29.78% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、日本を除く先進国の債券市場に投資するインデックスファンドだ。
投資先の国の割合は、アメリカが46%ともっとも高く、次に中国、フランスと続く。
信託報酬は年率0.154%と低いため、コストを抑えて先進国の債券市場全体に分散投資したい方におすすめだ。
たわらノーロード 先進国債券
純資産総額 | 564億6,600万円 |
---|---|
運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.187% |
過去5年間のリターン | +29.51% |
たわらノーロード 先進国債券は、日本を除く先進国の公社債市場に分散投資する投資信託だ。eMAXIS Slim 先進国債券インデックスと同じく「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」に連動する運用成果を目指す。
ただし、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスのほうが信託報酬が低く、純資産総額も大きいため、先進国債券に分散投資したい方は、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスがよりおすすめだ。
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>
純資産総額 | 168億2,600万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.22% |
過去5年間のリターン | ‐18.48% |
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>は、日本を除く先進国の公社債市場に投資し、為替リスクを抑える設計のインデックスファンドだ。
為替リスクを抑えながら先進国の債券に投資したい方は、本銘柄への投資を検討しよう。
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)
純資産総額 | 2,107億9,000万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.738% |
過去5年間のリターン | +73.86% |
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)は、債券発行元の信頼が低いため金利が高く設定されている、「ムーディーズBa格以下またはS&PBB格以下」の債券に分散投資するアクティブファンドだ。
比較的リスクを取れる方は、本銘柄への投資を検討してもいいだろう。ただし、アクティブファンドのため信託報酬が高いことに注意が必要だ。
キャピタル・グローバル・ハイインカム債券ファンドFコース(成長型/米ドル売り円買い)
純資産総額 | 318億5,000万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.6175% |
過去5年間のリターン | +0.39% |
キャピタル・グローバル・ハイインカム債券ファンドFコース(成長型/米ドル売り円買い)は、世界各国のハイ・インカム債券に投資し、中長期的な資産形成を目指すファンドだ。
ハイ・インカム債券とは、新興国の政府や政府関係機関、企業が発行する債券であり、利回りは高い一方で信頼度は低いことが特徴である。
おすすめの投資信託|バランス型

バランス型の投資信託は、株式、債券、不動産など複数の資産に分散投資し、リスクとリターンのバランスを取りながら安定した運用を目指す商品だ。
以下では、おすすめのバランス型投資信託を5本紹介する。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
純資産総額 | 3,171億5,800万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.143% |
過去5年間のリターン | +46.04% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REITおよび先進国REITへ均等に12.5%ずつ配分し、計8資産に分散投資するバランス型インデックスファンドだ。
信託報酬は年率0.143%と低コストで、資産配分は市場変動時に自動で調整される。低コストで国内外の債券、株式、不動産に分散投資したい方は、本銘柄への投資を検討しよう。
東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)
純資産総額 | 1,177億900万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.924% |
過去5年間のリターン | -10.30% |
東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)は、日本国内の債券70%、株式15%、REIT15%に分散投資する投資信託だ。
国内債券の比率が高いため、より安定的な資産運用をしたい方におすすめだ。
LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド
純資産総額 | 194億7,200万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.6135% |
過去5年間のリターン | +78.93% |
LOSA長期保有型国際分散インデックスファンドは、世界各国の株式、債券、REITに分散投資するバランス型投資信託だ。
資産配分は株式55%、債券35%、REIT10%を目安とする。株式の比率がやや多いため、バランスを取りつつもリターンを狙いたい人におすすめの投資先だ。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
純資産総額 | 698億3,400万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.154% |
過去5年間のリターン | +53.88% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)に均等に投資するバランス型ファンドだ。
TOPIX(配当込み)、NOMURA-BPI総合、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)の4つのファンドに25%ずつ投資する。
Tracers S&P500ゴールドプラス
純資産総額 | 307億5,700万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率0.1991% |
過去5年間のリターン | ‐ |
Tracers S&P500ゴールドプラスは、S&P500と金へ同時に投資し、リスク分散と高いリターンを目指すファンドだ。2022年8月31日から運用を開始した比較的新しいファンドで、直近1年(2024年10月29日~2024年11月29日)のリターンは+63.72%と高い。
また、本銘柄は先物取引を利用してレバレッジ2倍で取引をすることが特徴だ。
そのため、発生する損益は通常の取引の2倍となる。大きなリターンを得られる可能性もあるが、その分リスクが高い銘柄であることを覚えておこう。
おすすめの投資信託|インデックス型

インデックス型投資信託は、市場に連動する運用を目指す。運用方法がシンプルで、信託報酬が低いことが特徴だ。
以下では、おすすめのインデックス型投資信託を5本紹介する。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
純資産総額 | 4兆9,085億1,500万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.05775% |
過去5年間のリターン | +134.89% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界の株式市場に分散投資できるインデックスファンドだ。
日本を含む全世界の株式約2,600銘柄(2024年11月末時点)に投資する。信託報酬は年率0.05775%以内と低コストで、純資産総額は4兆9,000億円を超える(2024年12月20日現在)人気の銘柄だ。
全世界の株式にまとめて分散投資したい方は、本銘柄への投資を検討しよう。
iFreeNEXTFANG+インデックス
純資産総額 | 3,897億900万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.7755% |
過去5年間のリターン | +497.09% |
iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国の主要テクノロジー企業に投資するインデックスファンドだ。
「FANG+」とは、Facebook(現Meta Platforms)、Amazon、Netflix、Google(現Alphabet)の頭文字を組み合わせた名称だ。
アメリカのテクノロジー企業に特化して投資したい方は、本銘柄を検討しよう。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBi・V・S&P500)
純資産総額 | 2兆81億7,500万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.0938% |
過去5年間のリターン | +175.39% |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、米国の大型株約500銘柄に投資するファンドだ。
信託報酬は年率0.0938%と低コストで、2024年12月20日時点で純資産総額は約2兆円と、国内公募投信の中で4位に位置している。
たわらノーロード先進国株式
純資産総額 | 7,304億7,700万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.09889% |
過去5年間のリターン | +153.07% |
たわらノーロード先進国株式は、先進国株式に幅広く分散投資するインデックスファンドだ。
国別の投資割合は、アメリカが75.36%と最も多く、つぎにイギリスが3.50%、カナダが3.35%と続く(2024年11月29日時点)。
アメリカへの投資比率がかなり高いが、先進国へ投資したい方は本銘柄を検討してもいいだろう。
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
純資産総額 | 1,854億1,900万円 |
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運用方針 | インデックス型 |
信託報酬 | 年率0.1518% |
過去5年間のリターン | +55.73% |
たわらノーロード先進国株式は、新興国株式に幅広く分散投資するインデックスファンドだ。
国別の投資割合は、インドが19.3%で最も多く、つぎに台湾が18.2%、ケイマン諸国が15.7%と続く(2024年11月29日現在)。
新興国は政治や経済のリスクも高いが、将来大きく値上がりする可能性を秘めている。
新興国の可能性に投資したい方は、本銘柄を検討しよう。
おすすめの投資信託|アクティブ型

アクティブ型投資信託は、ファンドマネージャーが独自の調査や分析を基に銘柄選定や投資判断を行い、市場平均を上回るリターンを目指す投資信託だ。
以下では、おすすめのアクティブ型銘柄を5本紹介する。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト)
純資産総額 | 1兆7,265億8,500万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.903% |
過去5年間のリターン | +114.21% |
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)は、世界各国の厳選された企業に投資するアクティブ型投資信託だ。
独自の財務分析やビジネス評価等をおこない、「成長」・「配当」・「割安」の3点に着目して投資先を選定する。
2024年11月29日時点における組入上位5銘柄は、3iグループ、ユナイテッドヘルス・グループ、マイクロソフト、ロールス・ロイス・ホールディングス、コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パシフィック・パートナーズとなっている。
のむラップ・ファンド(積極型)
純資産総額 | 3,431億3,000万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.518% |
過去5年間のリターン | +83.3% |
「のむラップ・ファンド(積極型)」は、国内外の株式や債券、不動産に投資する。その中でも外国株式の比率がもっとも高く、2024年11月29日時点の外国株式比率は53.8%だ。
様々な資産に分散投資しながらも積極的にリターンを狙いたい方は、本銘柄への投資を検討しよう。
フィデリティ・米国株式ファンド Fコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)
純資産総額 | 226億6,000万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.65% |
過去5年間のリターン | ‐ |
フィデリティ・米国株式ファンド Fコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)は、米国を中心に世界の企業の株式に投資するアクティブ型投資信託だ。
個別企業の業績や財務状況を細かく分析しながら投資対象をピックアップし、ポートフォリオを構築していく「ボトム・アップ・アプローチ」に基づき、成長企業や割安企業に投資する。
2024年10月31日時点における組入上位5銘柄は、メタ・プラットフォームズ、エヌビディア、バークシャー・ハサウェイ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトとなっている。
米国IPOニューステージ・ファンド<為替ヘッジなし>(資産成長型)
純資産総額 | 177億6,900万円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率1.7875% |
過去5年間のリターン | +155.56% |
米国IPOニューステージ・ファンド<為替ヘッジなし>(資産成長型)は、米国で上場から概ね5年以内の中型以上の企業に投資するアクティブ型投資信託だ。新技術やビジネスモデルに着目し、企業収益の成長性を追求する。
ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース
純資産総額 | 1,608.17億円 |
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運用方針 | アクティブ型 |
信託報酬 | 年率2.09% |
過去5年間のリターン | +60.86% |
ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型・為替ヘッジなしコース)は、世界のバイオ医薬品関連企業に投資する投資信託だ。
2024年11月29日時点における組入上位5銘柄は、ギリアド・サイエンシズ、バーテックス・ファーマシューティカルズ・アムジェン、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、インサイトとなっている。
これらの企業は、がん治療や希少疾患向けの医薬品開発などで高い競争力を持ち、バイオ医薬品分野の成長を牽引している。
投資信託のことはプロに相談

投資信託を購入する際は、プロへの相談が適している。
投資信託は誰でも気軽に購入できるが、銘柄は非常に多くあり、自分の投資目的に合うものを選択するのは、投資経験者でも容易ではない。
プロへ相談するメリットには、以下の理由が挙げられる。
- 最新の市場情報や商品の情報など有益な情報が得られる
- 客観的な立場でアドバイスできる
- 継続的なサポートが受けられる
- ライフスタイルに合わせた資産形成の相談ができる
プロに相談することで、投資目的に合う銘柄の提案だけでなく、今後の市場状況や現在の動向などプロにしかわからない情報を知ることができる。
そのため、投資初心者だけでなく、今後の動向を把握したい投資経験者にもぜひ活用していただきたい。以下では、おすすめの相談先を紹介する。
証券会社
証券会社に相談することで、投資信託の選定や運用に関する専門的なアドバイスが受けられる。
最新の市場情報や商品の情報提供、リスク分散を考慮した提案、税制優遇の活用方法の相談が可能だ。
購入手続きや運用状況の確認はもちろん定期的なサポートも受けられるため、安心して投資を続けられるのが利点である。
一方、自社の取り扱い商品を勧められる点や投資信託に関するアドバイスが販売中心になる場合もあるため、投資目的をはっきり伝えることが重要だ。
銀行
銀行が保有する投資信託の商品から自分に合った銘柄を提案してもらえ、資産状況に応じたアドバイスが受けられる。
さらに、複数の金融サービスを一括で管理でき、窓口でのサポートや手続きもスムーズに進められるのも特徴だ。
一方で自社商品に偏ったアドバイスや投資信託の種類が限られているデメリットもあるため、事前に運用したい銘柄を複数ピックアップし、取り扱いがあるか確認する必要がある。
FP
FPへの相談は、投資信託を含む資産全体のバランスを考えた運用計画が立てられる。
顧客の投資目的や資産設計などに基づき、長期的な資産形成のサポートが可能だ。
現状のまま資産運用を続けるリスクや税制優遇の活用方法などを、中立的な立場でアドバイスする。
しかし、担当するFPが投資信託に関する専門知識を持っていない場合や商品の販売はおこなえない場合もあるため、担当のFPが他に保有する資格などを事前に確認しておこう。
IFA
IFAに相談するメリットは、中立的な立場のアドバイスを受けられる点だ。
IFAは基本的に複数の金融機関と提携していて、顧客の資産運用をサポートする。そのため、特定の金融機関に縛られず、顧客に合う最適な投資信託を提案できるのがメリットだ。
個別のニーズに基づき、多数の商品から顧客に合う銘柄を提案するだけでなく、資産管理や長期的な運用サポートも行う。
アドバイザーの知識量には差があるため、IFAに相談する際は、アドバイザーの質や報酬体系を十分に確認し、信頼できるIFAを選ぶ必要がある。
自分のスタイルに合った投資信託を選ぼう

投資信託は、投資地域や投資対象、運用方針などで様々な種類がある。
インデックスファンドは手数料が低く、比較的堅実な運用を見込める一方で、アクティブファンドでもコスト以上のパフォーマンスをあげ、大きな利益を得る場合がある。
しかし、投資目的に合う銘柄を探すのは、知識だけでなく労力も必要となる。
自分で探し出すのは時間がかかるため、効率よく見つけるためにもプロへの相談が適切だ。
プロは、あなたの資産状況や投資目的を客観的に判断し、適切な銘柄を提案してくれるだろう。
投資目的に合う銘柄を提案してもらい、将来の人生設計プランを実現させよう。