- バンクイックの金利が「高いか低いか」を知りたい
- バンクイックの金利を下げる方法が知りたい
- 実際の利息や返済額がどれくらいになるのかシミュレーションしたい
カードローンを検討する際、金利を重視する人は多いのではないだろうか。
なるべく低金利のカードローンを選択して返済負担を抑えたいなら、三菱UFJカードローン「バンクイック」がおすすめだ。
しかし、「バンクイックは他社と比べて本当に低金利なのか」「もう少し低い金利で借り入れる方法はないのか」と疑問に思っている人もいるかもしれない。
本記事では、ほかのカードローンと比較しながら、バンクイックの金利が低いかどうか解説する。
また、バンクイックの金利を引き下げる方法や総返済額を減らす方法も説明しているので、ぜひ参考にしてカードローンを賢く活用していただきたい。
バンクイックの金利はいくら?高いのか、低いのか

最初に、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利について解説する。都市銀行やネット銀行、消費者金融との比較表も掲載しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
借入限度額別のバンクイックの金利
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、借入限度額に応じた金利が設定される。
利用限度額ごとの借入利率は以下の表にまとめているので、ぜひ確認していただきたい。
利用限度額 | 借入利率(年率) |
---|---|
100万円以下 | 13.6%~年14.6% |
110万円以上200万円以下 | 10.6%~年13.6% |
210万円以上300万円以下 | 7.6%~年10.6% |
310万円以上400万円以下 | 6.1%~年7.6% |
410万円以上500万円以下 | 4.6%~年6.1% |
510万円以上600万円以下 | 4.1%~年4.6% |
610万円以上700万円以下 | 3.6%~年4.1% |
710万円以上800万円以下 | 1.4%~年3.6% |

メガバンクとの金利比較
三井住友銀行やみずほ銀行といったメガバンクもカードローンを取り扱っている。バンクイックとほかのメガバンクの金利の比較表は以下の通りだ。
バンクイック | 三井住友銀行カードローン | みずほ銀行カードローン |
---|---|---|
年1.4%~14.6% | 年1.5%~14.5% | 年2.0%〜14.0% |
バンクイックの金利は、ほかのメガバンクのカードローンと比べてそれほど差はない。
上限金利と下限金利ともに同じ水準なので、普段使いのサービスやポイントプログラムなどから選択するのが良いだろう。
なお、三井住友銀行の住宅ローンやマイカーローン、教育ローン、フリーローン(リフォーム)を利用している場合、金利が年1.5%〜8.0%に優遇されたカードローンを利用可能だ。
また、みずほ銀行カードローンでは、みずほ銀行の住宅ローンを利用していると、金利が0.5%引き下げられる優遇が適用される。
したがって、すでにメガバンクで住宅ローンなどのローンを組んでいるなら、バンクイック以外を選択した方が金利条件は良くなる可能性が高い。
ネット銀行との金利比較
住信SBIネット銀行やセブン銀行、イオン銀行、楽天銀行などのネット銀行も取り扱っている。バンクイックとの比較表は以下の通りだ。
バンクイック | 住信SBIネット銀行カードローン | セブン銀行カードローン | イオン銀行カードローン | 楽天銀行スーパーローン |
---|---|---|---|---|
年1.4%~14.6% | 年2.99%〜14.79% | 年3.8%~13.8% | 年12.0%〜15.0% | 年1.9%~14.5% |
ネット銀行と比較すると、バンクイックの金利は低いと言える。上限金利に大きな差は見られないものの、下限金利の低さが特徴的だ。
例えば下限金利が最も低い楽天銀行スーパーローンは年1.9%なのに対し、バンクイックは年1.4%だ。
そのため、借入限度額が大きく、適用される金利が下限に近づくほど、バンクイックの利用によって恩恵を受けられる可能性が高い。
ただし、住信SBIネット銀行カードローンが住宅ローン利用者に年0.5%の金利優遇を提供しているように、ネット銀行のカードローンにはさまざまな特典が用意されている。
これらの特典を加味した上で、比較検討を行うことで、自分にとって有利なカードローンを選びやすくなるだろう。
消費者金融との金利比較
消費者金融系カードローンとバンクイックの金利比較表は以下の通りだ。
バンクイック | アイフル | アコム | プロミス | SMBCモビット | レイク |
---|---|---|---|---|---|
年1.4%~14.6% | 年3.0%~18.0% | 年15.0%〜20.0% | 年15.0%〜17.8% | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% |
バンクイックの金利は、消費者金融のカードローンと比較すると低い。
消費者金融のカードローンは上限金利が年18%程度に設定されている商品が多いが、バンクイックの上限金利は14.6%と抑えられている。
また、下限金利も消費者金融系カードローンより低く設定されており、金利面ではバンクイックが優位であることがわかる。
一方で、消費者金融のカードローンは審査スピードに定評があり、即日融資が可能なケースが多い。
また、在籍確認が柔軟に対応されることがあり、職場にカードローンの利用が知られるリスクが少ない点もメリットとして挙げられる。
金利面を重視する場合、バンクイックは利息負担を抑えるのに適した選択肢である。しかし、審査スピードや利便性を優先する場合は、消費者金融系カードローンも有力な候補となる。
自身のニーズに合わせて、両者のメリットを比較検討することが大切だ。
初めての借入なら上限金利で比較するべき
初めての借入の場合、金融機関は返済能力を判断しにくいため、上限金利を適用する傾向にある。
そのため、初めてカードローンを利用する人が金融機関を比較する際は、上限金利を基準にするべきだ。
またバンクイックの上限金利は14.6%であり、ほかの銀行や消費者金融のカードローンと比較して平均的な水準といえる。
例えば、三井住友銀行カードローンの上限金利は14.5%、みずほ銀行カードローンは14.0%で、メガバンクのカードローンと比べるとバンクイックの金利は少しだけ高い。
一方で、大手消費者金融のプロミスの上限金利は17.8%、アコムは18.0%だ。消費者金融と比べると、バンクイックの金利は低いと言えるだろう。
バンクイックの金利はどうすれば下がるのか

カードローンでは低金利のバンクイックだが、住宅ローンやカーローンなどと比較すると金利が高い。
そのため、「もう少し金利を下げる方法はないのか」と疑問に思っている人もいるのではないだろうか。
カードローンの金利を下げたいなら、以下の4つの方法がおすすめだ。
- 利用実績を積み上げる
- 増額申請をする
- 金利が低い他社カードローンに借り換える
- 無利息期間のあるカードローンに借り換える
それぞれの方法について詳しく解説しよう。
利用実績を積み上げる
バンクイックは限度額が210万円〜300万円なら、7.6%〜10.6%の間で金利が設定される。金利に幅があるので限度額が同じでも、利用者によって適用金利が異なる仕組みだ。
利用限度額が決まってから適用金利が設定される際に考慮されるのが、利用者の信用力だ。
そのため、利用実績を積み重ねて信用力を高めておけば、低い金利が適用される可能性がある。
バンクイックの利用者が三菱UFJ銀行からの信用を勝ち取るためには、以下のポイントを意識すべきだろう。
- 毎月の返済を遅延なく行う
- 借入・返済の履歴を継続的に積む
- 借入額を適切にコントロールして必要以上に利用しない
これらの行動を継続することで三菱UFJ銀行からの評価が上がり、金利引き下げの対象になるかもしれない。
増額申請をする
利用限度額に応じた金利が設定されるバンクイックでは、借入可能金額が大きくなると金利が引き下げられる可能性が高い。
そのため、金利を低くしたいなら増額申請をしてみよう。バンクイックにおける、増額申請の方法は以下の通りだ。
- 会員ページ
- スマホアプリ
- 専用ダイヤル(0120-76-5919)
- バンクイックから届く限度額アップの案内メール
増額申請をする際も申し込み時と同様に審査が実施され、必ず承認されるとは限らない。
ただし、確実に返済を続けて利用実績が積み上がっていれば、利用限度額の引き上げにともなって金利が引き下げられる可能性が高い。
そのため、初回借入から半年以上が経過して一度も滞納していないなら、増額申請の手続きをしてみると良いだろう。
金利が低い他社カードローンに借り換える
バンクイックの金利引き下げが難しい場合は、ほかの低金利のカードローンへの借り換えを検討すべきだ。
通常金利で比較すると、バンクイックはカードローンでもトップクラスに低い金利でお金を借りられる。
しかし、楽天スーパーローンのように期間限定割引が適用されたり、三井住友銀行カードローンや住信SBIネット銀行のように住宅ローンの利用で金利優遇を受けられたりするカードローンもある。
通常よりも低い金利で利用できるカードローンがあるなら、バンクイックから借り換えることで金利を引き下げることが可能だ。
無利息期間のあるカードローンに借り換える
一定期間のみ金利が0円の無利息期間があるカードローンに借り換えれば、一時的だが金利を引き下げられる。
そして、無利息期間中に返済を進めることで、利息負担を大幅に削減可能だ。
無利息キャンペーンを実施しているカードローンとその期間は以下の通りだ。
- 楽天銀行スーパーローン
- 初回借入日の翌日から30日間
- オリックスカードローン
- 契約日の翌日から30日間
- プロミス
- 初回借入日の翌日から30日間
無利息期間だけに注目してしまって借り換え後の金利が高くなれば、利息負担は重くなる。
そのため、借り換えを検討する際は、自身の返済スケジュールと照らし合わせて最適なカードローンを選択しよう。
バンクイックの利息はいくらになるのか

カードローンについて比較していくなかで、「各商品の金利は理解したものの、利息がどのくらいかかるのか」を把握できていない人もいるのではないだろうか。
ただ、カードローンは住宅ローンやカーローンよりも金利が高い傾向にあるため、利息への理解が浅いと返済に困る恐れがある。
ここでは、バンクイックの利息の計算方法を説明した後、返済スケジュールの把握に欠かせない返済額と返済期間のシミュレーション方法を紹介する。
具体的なシミュレーション結果も掲載しているので、ぜひチェックしていただきたい。
バンクイックの利息の計算方法
バンクイックの利息は、「借入残高 × 金利 ÷ 365日 × 利用日数」の計算式で求められる。
例えば、借入額が50万円で金利が14.6%、利用日数が30日間の場合、利息の計算方法は以下の通りだ。
つまり、このケースでは元金とは別に6,000円の利息が発生し、総返済額は506,000円になる。
また、①借入額が100万円で金利が13.6%、利用日数30日のケース、②借入額が200万円で金利が10.6%、利用日数30日のケースにおけるそれぞれの利息は以下の通りだ。
- 100万円 × 13.6% ÷ 365日 × 30日 = 約11,178円
- 200万円 × 10.6% ÷ 365日 × 30日 = 約17,425円
このように、利息は借入残高、適用金利、利用日数に基づいて決まる。計算式を理解しておくことで、借入前から利息負担額を把握しやすくなるだろう。
バンクイックには2種類のシミュレーションがある
バンクイックを賢く利用するためには、借入前の返済計画のシミュレーションが欠かせない。
なぜなら、シミュレーションをして月々の返済金額や総返済額を把握することで、無理な借入をするリスクを軽減できるためだ。
なお、バンクイックでは利用者のニーズに応じて、毎月の返済額または返済期間をシミュレーションできるようになっている。
毎月いくら支払えば良いのかを知りたいなら、返済額シミュレーションがおすすめだ。
返済額シミュレーションでは、借入希望金額・返済予定期間・借入利率(年率)を入力すれば、毎月の返済額を試算できる。
例えば50万円・24か月・14.6%と設定した場合、毎月の返済金額は24,148円だ。
このように具体的な金額がわかるため、返済額シミュレーションは借入後に確実に返済できるか確認しやすい。
また、返済期間がどのくらいになるのかを知りたいなら、返済期間シミュレーションが適している。
返済期間シミュレーションなら、借入希望金額・毎月の返済予定金額・借入利率(年率)を設定するだけで、完済に要する期間を把握可能だ。
例えば100万円・20,000円・14.6%で条件を設定すると、返済期間は6年6か月(78回)になる。
返済額シミュレーションの具体例
返済額シミュレーションの具体例は以下の通りだ。
借入希望金額 | 返済月数 | 借入利率(年率) | 毎月の返済額 |
---|---|---|---|
100,000円 | 12 | 14.6% | 9,006円 |
100,000円 | 24 | 14.6% | 4,829円 |
300,000円 | 24 | 14.6% | 14,489円 |
300,000円 | 36 | 14.6% | 10,340円 |
500,000円 | 36 | 14.6% | 17,234円 |
500,000円 | 60 | 13.6% | 11,790円 |
1,000,000円 | 36 | 14.6% | 34,469円 |
1,000,000円 | 48 | 13.6% | 27,126円 |
1,000,000円 | 60 | 14.6% | 23,580円 |
1,000,000円 | 120 | 13.6% | 15,287円 |
借入金額が同じでも返済期間が異なると、毎月の返済額に大きな差が生じる。
例えば10万円を借りた場合、返済期間が12か月なら毎月の返済額は9,006円だが、24か月に延長すると4,829円まで減少する。
返済期間を長くすることで、月々の負担を軽減できるのだ。ただし、返済総額が増える点には注意していただきたい。
また、借入金額が増加するほど毎月の返済額も高くなる。
返済期間が36か月で同じでも、借入金額が50万円なら毎月17,234円が必要なのに対して、100万円なら34,469円と約2倍になる。
これらのシミュレーション結果を踏まえたうえで、無理なく完済を目指せる負担額に収まるように借入金額や返済期間を設定しよう。
返済期間シミュレーションの具体例
返済期間シミュレーションの具体例は以下の通りだ。
借入希望金額 | 毎月の返済予定金額 | 借入利率(年率) | 返済期間 |
---|---|---|---|
100,000円 | 5,000円 | 14.6% | 1年11か月(23回) |
100,000円 | 10,000円 | 14.6% | 11か月(11回) |
300,000円 | 10,000円 | 14.6% | 3年2か月(38回) |
300,000円 | 15,000円 | 14.6% | 1年11か月(23回) |
500,000円 | 15,000円 | 14.6% | 3年7か月(43回) |
500,000円 | 20,000円 | 13.6% | 2年6か月(30回) |
1,000,000円 | 20,000円 | 14.6% | 6年6か月(78回) |
1,000,000円 | 20,000円 | 13.6% | 6年3か月(75回) |
1,000,000円 | 30,000円 | 14.6% | 3年7か月(43回) |
1,000,000円 | 30,000円 | 13.6% | 3年7か月(43回) |
返済期間シミュレーションの結果から、借入希望金額、毎月の返済予定金額、借入利率が返済期間に大きく影響を与えることがわかる。
例えば、10万円を借りて毎月5,000円ずつ返すと1年11か月(23回)かかるが、10,000円に増やせば11か月(11回)で完済可能だ。
30万円の借入では毎月10,000円の返済で3年2か月(38回)を要するが、15,000円ずつ返済すれば1年11か月(23回)で完済できる。
このように、返済額を増やすことで期間を大幅に短縮し、利息負担を抑えられるのだ。
一方で、借入金額が増えると返済期間は長期化しやすい。
これらの結果から返済期間を短縮するためには、毎月の返済額を増やしたり、低金利ローンを選択したりすることが大事だとわかる。
ただし、月々の負担が重くなると滞納する恐れもあるため、期間だけに注目せずに無理のない範囲で返済計画を立てよう。
バンクイックの返済条件

ここでは、バンクイックの返済方法や返済条件などを解説する。
約定返済と随時返済の違い
バンクイックには、約定返済と随時返済がある。約定返済とは、毎月指定された返済日にあらかじめ決められた金額を返済する方法だ。
契約時に設定された最低返済額が適用されるため、安定的に返済を続けやすい。バンクイックでは、35日ごともしくは毎月指定日の返済を選択できる。
一方で、約定返済とは別に、任意のタイミングで返済する方法が随時返済だ。
ボーナスや臨時収入、支出カットなどで資金に余裕があるときに行う追加返済のことで、繰上げ返済とも呼ばれる。
随時返済をすることで借入元金が減るため、利息の負担額を軽減することができる。
バンクイックで選択できる返済方法
バンクイックでは、口座振替(自動引き落とし)・ATM・銀行振込の3種類の返済方法を選択可能だ。
口座振替(自動引き落とし)は、毎月の約定返済額を指定の銀行口座から自動で引き落とす方法だ。
返済日に口座から自動的に支払われるので返済忘れを防ぎやすいが、残高不足には注意する必要がある。
三菱UFJ銀行やコンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネット)からでも返済可能だ。どちらも利用手数料・時間外利用手数料ともに無料なので、返済時に不要なコストが発生しない。
ただし、それぞれ以下のように利用可能な時間帯や効果の取り扱いに制限がある点に注意が必要だ。
三菱UFJ銀行ATM | コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネット) | |
---|---|---|
利用できる時間帯 | 6:00〜23:50 | 0:10 〜 23:50 |
ATM利用手数料 | 無料 | 無料 |
効果の取り扱い | 平日8:45~18:00 (一部の無人ATMでは、硬貨の取り扱いなし) | 硬貨の取り扱いなし |
また、銀行振込は自分の銀行口座から指定口座への振込手続きをして返済する方法だ。
使用する銀行口座が定める振込手数料がかかるため、事前に利用条件を確認しておこう。
三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)なら、バンクイックの返済時に振込手数料はかからない。
これらの返済方法から、ライフスタイルや資金管理のしやすさに応じて最適な方法を選べる点がバンクイックの魅力である。
それぞれの手数料や利用可能時間を理解し、自身に合った返済手段を活用しよう。
返済条件(最低返済額・返済日など)
バンクイックの最低返済金額は、借入利率(年率)や借入残高に応じて決まる仕組みだ。
最低返済額の例は以下の表にまとめているので、ぜひ参考にしていただきたい。
借入残高 | 最小返済額(借入利率8.1%超) | 最小返済額(借入利率8.1%以下) |
---|---|---|
10万円以下 | 2,000 | 1,000 |
10万円超~20万円以下 | 4,000 | 2,000 |
20万円超~30万円以下 | 6,000 | 3,000 |
30万円超~40万円以下 | 8,000 | 4,000 |
40万円超~50万円以下 | 10,000 | 5,000 |
50万円超 | 借入残高が10万円増すごとに2,000円を追加 | 借入残高が10万円増すごとに1,000円を追加 |
バンクイック契約後に、次回返済の最小返済金額を知りたい場合は、バンクイックアプリもしくは会員マイページから確認可能だ。
また、バンクイックでは申し込み時に、35日ごともしくは毎月指定日から返済日を決められる。35日ごとを選んだ場合は、直近の返済日の翌日から数えて35日以内が返済期日だ。
例えば2024年10月26日に返済した場合、次の返済期限は2024年11月30日だ。毎月の返済日を指定したケースと違い、期日までならいつでも返済ができる。
つまり、35日ごとを選択すると約定返済と随時返済の区別はほとんどない。
一方で、毎月指定日では返済日の14日よりも前に返済すると随時返済として扱われ、その月の返済分には充当されない。
そのため、入金が早すぎると繰上げ返済と認識されてしまい、今月分を別に用意しなければならなくなる。
ただし、毎月決まった日付が返済日になる分、35日ごとよりも返済忘れによる滞納リスクは小さいだろう。
そのため、特に強いこだわりがないなら毎月指定日を選択する方がおすすめだ。
バンクイックの利息・返済額はどうすれば抑えられるのか

バンクイックの利息・返済額を抑える方法は以下の通りだ。
- 随時返済をして元金を減らす
- 手数料のかからない借入・返済方法を選択する
- 借入希望金額を大きめに設定する
それぞれ詳しく見ていこう。
随時返済をして元金を減らす
バンクイックでは、約定返済に加えて随時返済を行うことで元金を減らせる。
利息は元金にもとづいて計算されるため、随時返済をして予定よりも早く元金を支払うことで利息負担を軽減できるのだ。
例えば、毎月の約定返済に加えて5,000円を随時返済した場合、利息計算に使われる元金が減り、次回以降の支払いに締める利息の割合が借入時のシミュレーションよりも小さくなる。
また、バンクイックでは銀行振込やATMを利用して随時返済ができる。
銀行振込は使用する金融機関の定める振込手数料がかかるが、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)なら無料だ。
そして、三菱UFJ銀行や提携のローソン銀行ATMは、いつでも手数料無料で随時返済ができる。
ただし、随時返済をして翌月以降の約定返済を滞納してしまうと元も子もない。遅延損害金が加算されて総返済額が増えるうえに、三菱UFJ銀行からの信用を損なってしまう。
信用度が低いと金利の引き下げが適用される可能性は低いので、今後の返済シミュレーションをしてから随時返済を行うようにしよう。
手数料のかからない借入・返済方法を選択する
振込手数料やATM利用手数料はカードローン利用にともなう費用なので、支払えば総返済額が増えているのと変わらない。
そのため、返済額を抑えたいなら手数料のかからない借入・返済方法を選択するべきだ。
バンクイックはお金を借りる際、ATMと振込のどちらを選んでも手数料がかからない。そのため、借入時はどちらの方法を選んでも返済額に影響はない。
一方で、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)以外の銀行振込での返済には、各金融機関が定める手数料が発生する。
そのため、バンクイック利用時の無駄な出費を避けたいなら、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)もしくはATMでの返済を選択しよう。
借入希望金額を大きめに設定する
限度額に応じた金利が適用されるバンクイックでは、借入希望金額を大きくすれば金利が低くなりやすい。
そのため、金利を抑えたい場合は、初回の借入希望金額をやや高めに設定するのも選択肢だ。
例えば、借入希望金額が100万円未満の場合、適用金利は上限の14.6%となることが多い。
一方で、限度額が110万円〜200万円なら13.6%、210万円〜300万円なら10.6%が上限金利となる。
そのため、少し高めに設定した借入希望金額で審査に通過すれば、最初から低い金利でお金を借りられるのだ。
ただし、限度額は審査によって決まるため、希望金額を高めに設定した場合でも希望通りの金額で借入ができるとは限らない。
なお、限度額を大きくするのは金利を引き下げるためであって、たくさんお金を借りるためではない。
借入額を自分でコントロールできず、限度額いっぱいまで借りると金利が低くなっても総返済額が増えてしまう。
したがって、借入額を自分の管理できる人のみ、借入希望金額を大きめに設定していただきたい。
バンクイックのメリットは何か
バンクイックはほかのカードローンと比べて低金利なのが魅力的だ。
また、メガバンクならではの安心感やATMの利用手数料無料、銀行カードローンでは珍しい即日融資対応など、金利以外にもメリットが多い。
また、自社で実施したアンケートによると、バンクイックのメリットとして以下のような項目が挙げられている。
- 安心感がある
- 金利が低い
- 融資までのスピードが早い
- サポート体制が充実している
それぞれの口コミを見ていこう。
安心感がある

大手銀行の系列ということもあり安心でき、金利も他と比べて安い点が良い。



やはり大手銀行が提供しているカードローンなので、変なトラブルに巻き込まれる事はないという安心感はあります。ただし初回借入でも無利息期間がないので、どうしても返済額を抑えたい場合は他社のカードローンを利用した方が良いです。
金利が低い



銀行系のカードローンということもあって、金利は低く設定されています。その分だけ、審査基準が厳しいように感じます。



月々の返済額が少額だったので、お金がない時代には助けられた。金利が他より安かったのがよかった。
融資までのスピードが早い



審査にかかった時間は短く、スピーディだったのでその点は助かった。



意外とスピーディーに契約できた。 解約などはネットで全て済む方が良いです。
サポート体制が充実している



返済のサポートがしっかりしている。 返済額が少額、返済期限前にメールでリマインド、手数料が取られないなど返済をしっかり催促してくれる。
現在カードローンへの申し込みを検討している人は、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」を比較候補に加えてみてはどうだろうか。
金利の低いバンクイックを利用して賢く資金を調達しよう


ここまで解説した通り、消費者金融系カードローンと比較するとバンクイックの金利は低い。
ほかの銀行カードローンと比べると平均的な水準だが、返済実績を積み上げたり、借入額を増やしたりすることで金利が下がる可能性がある。
また、他社の低金利ローンへの借り換えや随時返済を行うことで、利息を抑える工夫もできる。
さらに、バンクイックは金利から利息・返済額までを事前にシミュレーションできる機能を提供し、計画的な返済をサポートしている。
シミュレーションを活用することで、具体的な返済プランを立てやすくなり、カードローンの利用額を無理のない範囲に留めやすくなるだろう。
そして、メガバンクならではの安心感、多彩な返済方法、即日融資対応といったメリットもある。
カードローンの利用を検討しているなら、ぜひ三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」に申し込んでみてはどうだろうか。