- 専業主婦でもクレジットカードを作る方法が知りたい
- 主婦におすすめのクレジットカードが知りたい
- 主婦がクレジットカードを作るときのポイントが知りたい
クレジットカードを作りたいものの、無収入の専業主婦では審査に落ちるのではないかと不安に感じている方も多いのではないだろうか。
実際、クレジットカードを作る際は申込者の支払い能力を確認するための審査があり、配偶者を含めた年収額を申告する必要がある。
そのため、収入がない専業主婦は支払い能力がないと判断されるだろうと、クレジットカードの発行を諦めてしまうのも無理はない。
この記事では、専業主婦がクレジットカードを作る方法やおすすめのクレジットカードについて詳しく解説する。
本記事の内容を理解することで、申し込み時の注意点やコツを把握した上でスムーズにクレジットカードを発行できるようになるため、ぜひ参考にしてほしい。
専業主婦でもクレジットカードは作れる!

無収入の専業主婦でも、世帯収入や預貯金額などの情報から支払い能力があると判断されればクレジットカードを作成可能だ。
ただし、クレジットカード会社ごとに審査基準は異なり、ゴールドカードなどステータスの高いカードへの入会は難しい場合がある。
そこで、ここでは専業主婦でもクレジットカードは作れるかについて、以下3つの観点から詳しく解説する。
- 夫の年収が重視される
- 自分名義か家族名義かの2つの方法がある
- パート収入のある主婦は審査に通る可能性が高い
これらの内容を把握することで、専業主婦がクレジットカードを申し込む際の知識を深めて自分に合った方法で申し込み可能だ。
それぞれの観点について、以下で順番に見ていこう。
夫の年収が重視される
クレジットカードでの審査では、申込者本人に支払い能力や信用力があるかについて確認が行われる。
申込者が無収入の専業主婦である場合は、配偶者を含む世帯の年収や預貯金額から支払い能力を確認する。
そのため、夫の年収が安定かつ継続的であるかを重視した審査が実施される可能性が高い。
また、カードの利用可能枠に応じて必要とされる年収額は異なる。
入会を希望しているクレジットカードの利用可能枠に対して夫の年収が低い場合は、審査に落ちる可能性があることを覚えておこう。
このように、申込者本人に収入がなくても、世帯として支払い能力が確認できればクレジットカードは作成可能だ。
無収入だからといって発行を諦めることなく、主婦でも作りやすいクレジットカードを選んでぜひ申し込みを検討してほしい。
自分名義か家族名義かの2つの方法がある
専業主婦がクレジットカードを作る方法として、自分名義もしくは家族名義での発行の2つの方法がある。
自分名義での発行を希望している場合は審査が必須となり、夫に安定かつ継続的な収入があるかが重要だ。
世帯で十分な収入があると判断された場合は、自分名義で発行されるため、設定された利用可能枠内で自由にカードを利用できる。
名義人に対して利用明細や請求がされることから、夫に明細を知られたくない方や個別にカードを管理したい方に向いているといえるだろう。
家族名義での発行は夫の家族としてクレジットカードが発行されるため、専業主婦である妻自身の審査は不要となる。
夫の年収が安定かつ継続的であり、支払い能力に問題がない場合はスムーズに家族カードを発行可能だ。
家族カードであれば、本会員とほぼ変わらない特典や優待を受けることができ、ポイントも一緒に貯められる点が魅力といえる。
ただし、本会員の利用可能枠内での利用が前提となるため、使いすぎるとその分夫の利用可能額が減ることに注意してほしい。
クレジットカードを作る目的を明確にした上で、自分に適した方法で申し込みしよう。
パート収入のある主婦は審査に通る可能性が高い
普段パートやアルバイトなどで収入を得ている主婦の方であれば、クレジットカードの審査に通る可能性が高くなる。
なぜなら、夫の年収の他に自分にも収入があることを申告することで、無収入の専業主婦に比べて支払い能力があると判断されるからだ。
また、同じ会社に長く勤めていることで、安定かつ継続的な収入があることを証明でき、より審査に通りやすくなるだろう。
一方、持病や妊娠・出産などにより、働きたくても働けない状態で悩んでいる主婦の方も多いのではないだろうか。
無収入であっても家族名義であれば審査は不要なため、自分の状況に合った方法でクレジットカードの申し込みをしてほしい。
主婦におすすめのクレジットカード8選

本章は、主婦におすすめのクレジットカード8選を紹介する。
年会費無料でポイントをためやすく節約にもつなげられるおすすめのクレジットカードは、以下のとおりだ。
- イオンカードセレクト
- 三井住友カード(NL)
- JCBカード W
- 楽天カード
- エポスカード
- セゾンカードインターナショナル
- 三菱UFJカード
- PayPayカード
それぞれのカードのメリット・デメリット、弊社が行ったアンケートの口コミを紹介するため、自分の利用シーンを想定しながらカード選びができるだろう。
それぞれのクレジットカードについて、以下で順番に見ていこう。
1.イオンカードセレクト

申込条件 | 18歳以上 (高校生は高校卒業月の1月1日以降であれば申し込み可能) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%〜1.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
対応電子マネー | Apple Pay イオンiD |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障 |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
公式サイトで詳細を見る |
おすすめポイント
- 1枚のカードで3つの機能(クレジットカード、キャッシュカード、電子マネー)の機能が使える
- イオングループでの利用でWAON POINTが2倍貯まる
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%OFF
- WAONのオートチャージでポイントが貯まる
- 公共料金の支払い1件につきWAON POINTが5ポイント貯まる
- イオン銀行のATM手数料が365日24時間無料
イオンカードセレクトは、イオングループを利用する頻度の高い主婦におすすめのクレジットカードだ。
イオングループの店舗で利用することで、WAON POINTが通常の2倍貯まるため、ポイントを貯めやすい点が魅力といえる。
対象店舗以外の場合は200円ごとに1ポイントの加算だが、対象店舗では通常の2倍となり200円で2ポイントが貯まる。
また、イオングループでは毎月20日と30日はお客様感謝デーを設けており、カードによる支払いで買い物代金が5%割引される特典もある。
特定の日にまとめ買いすることで節約につなげられるため、イオングループをよく利用する主婦はぜひ申し込みを検討してほしい。
イオンカードセレクト特典として、公共料金の口座振替1件につき毎月WAON POINTが5ポイント付与されるのも主婦にとって嬉しい特徴だろう。
イオン銀行の口座振替では、電気・固定電話・携帯電話・NHKの利用が可能であり、これらを支払うことでポイントを貯められる。
生活費と公共料金の支払いを一元化できるため、家計管理もスムーズになるはずだ。
このように、イオンカードセレクトはイオングループの買い物や公共料金の支払いでよりお得に使えるカードだ。
イオンカードセレクトのメリット・デメリットとしては、以下のとおりとなっている。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 お客様感謝デーなどで割引や特典が受けられる WAONのオートチャージとカード払いでポイントの二重取りができる 公共料金の支払いでWAON POINTが貯まる 一定の利用条件を満たすとイオンゴールドカードへ切り替えが可能 | イオングループ以外での利用ではポイント還元率が控えめ 海外旅行傷害保険が付帯しない WAON以外の電子マネーを使う方には不向き イオン銀行の口座を開設する必要がある |
イオンカードセレクトのメリットは、特定の日に割引やポイント倍率が上がる点だ。
毎月10日は基本ポイントの2倍、20日・30日の感謝デーは買い物代金が5%オフになる。
また、WAONのオートチャージに加えカード払い時にもポイントが得られ、ポイントの二重取りができる点も魅力といえる。
一方、デメリットは対象店舗以外の還元率は低めな点や、カード作成時にイオン銀行の口座開設が必要となる点だ。
イオンカードセレクトの利用者からは、次のような口コミがある。

イオン銀行と電子マネー一体型のカードで、一枚あれば銀行取引も電子マネーWAONも使えて便利。イオン生活圏に住んでいるのでポイントも貯まりすく、使いやすい。



イオンカードセレクトは、イオン銀行とクレジットカードの機能を兼ね備えており、1枚で完結するところがスマートだと感じている。またイオンのスーパーでポイントがよく貯まりやすい。
イオンカードセレクトは、公共料金の支払いやWAONのオートチャージでもポイントを貯められるカードだ。
20日と30日のお客様感謝デーには買い物代金が5%割引されるため、イオンモールを頻繁に利用する主婦におすすめのカードといえる。
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2.三井住友カード(NL)


申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~7.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
対応電子マネー | iD Apple Pay Google Pay 楽天Edy nanaco WAON PiTaPa 交通系電子マネー |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (動産総合保険、弁護士保険、ゴルファー保険、個人賠償責任保険、入院保険、携行品損害保険のいずれかに変更可能) |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短10秒 |
対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済で最大7%のポイントが還元されるポイントの使い道が多い申し込みから最短10秒で発行できる |
おすすめポイント
- 対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済で最大7%のポイントが還元される
- ポイントの使い道が多い
- 申し込みから最短10秒で発行できる
三井住友カード(NL)は、高還元率で効率よくポイントが貯められるクレジットカードだ。
スマホのタッチ決済で、200円につき最大7%のVポイントが還元される。
コンビニ・飲食店などの主な対象店舗は、以下のとおりだ。
- セブン-イレブン
- ローソン
- サイゼリヤ
- マクドナルド
- ドトールコーヒー
- ガスト
- すき家 など
忙しい日は近所のセブンイレブンやローソンなど、コンビニで買い物する機会が多い主婦の方もいるのではないだろうか。
また、子育て中の主婦であれば、子供を連れてマクドナルドやガストなどを利用する機会も多いだろう。
三井住友カード(NL)なら、よく利用するコンビニやファストフードで素早く会計ができるタッチ決済を用いることで、効率的にポイントを貯められる。
また、貯まったVポイントは1ポイント=1円で換算され、コンビニや飲食店・ガソリンスタンドなどさまざまな店舗で利用可能だ。
その他にも、ギフトカードや景品への交換、SBI証券の投資などにも利用できる。
利用頻度の高い店舗での支払いで効率よくポイントを貯められ、貯めたポイントを支払いに充当できるのは主婦にとって魅力的なカードといえるだろう。
また、三井住友カード(NL)は、24時間いつでも最短10秒で発行できるといった特徴もある。
インターネットからの申し込みで審査完了後にアプリでカード番号が発行され、すぐにネットショッピングやスマホ決済で利用可能だ。
三井住友カード(NL)のメリット・デメリットとしては、以下の内容が挙げられる。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 ナンバーレスでセキュリティ性が高い 家族ポイント登録でポイント最大5%の上乗せが可能 SBI証券の積立で0.5%のポイントが貯まる 専用アプリで家計管理がスムーズになる | 基本のポイント還元率が低め カード券面番号の確認に手間がかかる 国内旅行傷害保険が付帯しない |
三井住友カード(NL)のメリットは、券面にクレジット番号が記載されていないナンバーレスでセキュリティ性が高い点だ。
店舗での決済でカードを提示した際に、周りからカード番号を盗み見される心配がない。
また、専用アプリの「Vpass」を利用することでスマホやパソコンからいつでも利用明細を確認できるため、スムーズな家計管理が可能だ。
他にも、対象のカードを持っている家族を登録するだけで一人当たり1%のポイントが上乗せされ、最大5%還元されるサービスもある。
家族間で同じカードを使っている方や家計管理をしている主婦にとって、お得なサービスといえる。
一方、デメリットは基本のポイント還元率が0.5%と低めで、タッチ決済を利用しない方や家族ポイントを利用しない方はポイントが貯まりにくい点だ。
三井住友カード(NL)の利用者からは、次のような口コミがある。



三井住友カード(NL)は、年会費無料で、ポイント還元率も良く、特に日常的に使いやすい特典が多い点が魅力です。さらに、スマホ決済との連携がスムーズで便利です。



ナンバーレスなので、店舗での買い物に気兼ねなく使うことができています。周りやお店の人に番号を見られることがないので安心です。
三井住友カード(NL)はポイントが貯まりやすくセキュリティ性も高いため、安心して利用できるクレジットカードだ。
普段からコンビニやファストフード店・ファミリーレストランを利用する機会が多く、タッチ決済でスムーズに会計を済ませたい主婦におすすめのクレジットカードといえる。
3.JCBカード W plus L


申込条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 一部、申し込みできない学校がある ※40歳以降も年会費無料のまま継続可 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~21.0% |
国際ブランド | JCB |
対応電子マネー | Apple Pay Google Pay QUICPay MyJCB Pay |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 ショッピングガード保険 |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
おすすめポイント
- ポイントが通常の2倍
- 女性に嬉しい優待や特典が多い
- 最短当日から利用できる
- セキュリティ性が高い
JCBカード W plus Lは18歳~39歳の方を限定とした年会費無料で、ポイント還元率が高く女性に嬉しい特典が魅力のクレジットカードだ。
年会費無料のJCBカード Sの場合は1,000円の利用でOki Dokiポイントが1ポイント還元されるのに対し、JCBカード W plus Lは倍の2ポイントとなる。
貯めたポイントは、1ポイント=3〜5円として換算できるのが特徴だ。
また、女性に嬉しい優待や特典が多い点もJCBカード W plus Lならではの魅力といえるだろう。
ルーレットを回して当たりが出ると2,000円分のJCBギフトカードがもらえる「LINDAの日」は、毎月10日と30日の月2回開催されている。
鮮やかな花が目を惹くカードなど3種類のデザインが用意されており、自分好みのデザインのカードを持ちたい女性にぴったりだ。
セキュリティ面では他人にカード番号を盗み見されないナンバーレスに加え、利用通知や不正検知システムなど安心して利用できるサービスが整っている。
JCBカード Wのメリット・デメリットは、以下のとおりだ。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 優待店なら最大10.5%のポイントが還元される ポイントの使い道が多い | 対象年齢が18歳~39歳に限定されている 国内旅行の傷害保険が付帯しない |
JCBカード W plus Lのメリットとして、優待店での利用でポイントが最大10.5%還元される点が挙げられる。
倍率がアップする主な優待店は、以下のとおりだ。
- Amazon:2%
- セブン-イレブン:2%
- スターバックス(Starbucks eGift購入時):10.5%
- ビックカメラ:1.5%
他にも百貨店やスーパー・飲食店・ドラッグストアなどさまざまなジャンルの店舗・サービスが対象となっている。
普段からセブンイレブンやスターバックスなどをよく利用する主婦であれば、いつもの支払いをカードにするだけで効率よくポイントを貯められる。
貯めたポイントの交換先が多いため、使い道に困らない点もメリットだ。
例えば、スターバックスでは1ポイントを4円分として利用でき、他にもさまざまなポイントサービスへの交換が可能となっている。
一方、デメリットとして発行条件が18歳~39歳までと年齢制限がある点が挙げられる。
特典に魅力を感じたとしても対象年齢を超えている場合は申し込みできないため、注意しておこう。
ただし、39歳までにカードを発行さえしてしまえば40歳以降でも年会費無料で利用できるため、お得にポイントを貯めたい方は対象年齢を越える前に申し込むといいだろう。
JCBカード W plus Lの利用者からの口コミは、以下のとおりだ。



個人的によく利用するアマゾンやセブンイレブンでたくさん貯まるのがうれしいです。貯まったポイントは「okidokiポイント」として、1ポイント=3円でアマゾンで利用できるのでとても重宝しています。



女性限定の特典として、女性疾病保険がつけられ、また掛け金が安いプランなどを選べる女性保険も用意されている。「JCB LINDA」という女性の美に対してお得な情報やキャンペーン、プレゼントを受け取ることができる。
JCBカード Wは発行条件に年齢制限があるが、頻繁に利用する店舗で効率よくポイントを貯めたい主婦におすすめのクレジットカードといえる。
- 出典:マネ会「JCB CARD W plus Lの口コミ・評判」
4.楽天カード


申込条件 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~2.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
対応電子マネー | 楽天Edy |
付帯保険 | カード盗難保険 海外旅行傷害保険 |
即日発行 | 不可 |
発行スピード | 約1週間~10日前後 |
おすすめポイント
- 基本ポイント還元率が高い
- ポイントを利用できる店舗が豊富
- キャンペーンが充実している
楽天カードは、基本のポイント還元率が高く、貯めたポイントをさまざまな店舗で利用しやすい主婦におすすめのクレジットカードだ。
基本のポイント還元率は1.0%で、100円ごとに1ポイントが貯まる。
他社の年会費無料のクレジットカードの多くが還元率0.5%であることを考えると、1%の還元率は高いといえるだろう。
貯めたポイントは1ポイント1円として、スーパーやファストフード・コンビニなど主婦であれば利用する機会の多い店舗での支払いに充当できる。
ポイントを利用できる店舗の一例は、以下のとおりだ。
- 西友
- サンドラッグ
- ファミリーマート
- 吉野家
- ガスト
- ENEOS
このほかにも、子ども連れに嬉しいファミリーレストランなどでも多く利用できるため、小さな子供がいる主婦にも向いているカードといえる。
また、以下のようなお得なキャンペーンで効率よくポイントを貯めることが可能だ。
- 新規入会キャンペーン(常時開催):5,000ポイント
- 2枚目作成キャンペーン(毎月開催):1,000ポイント
- 家族カード作成キャンペーン(毎月開催):1,000ポイント
- 楽天スーパーセール(3ヶ月に1度):最大10倍(購入した店舗数分が倍率になる)
キャンペーンの詳細は楽天カード公式サイトで確認できるため、楽天グループのサービスを利用する前に確認しておくといいだろう。
楽天カードのメリット・デメリットとしては、以下の内容が挙げられる。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 ポイントの使い道が多い セキュリティが高い タッチ決済でスピーディーな支払いができる 楽天Edyに対応している | 楽天グループを利用しない方には向かない ETCカードは年会費550円が必要 |
楽天カードのメリットは、タッチ決済でスピーディーな支払いができる点である。
現金での支払いの場合は財布からお金を取り出す手間があるが、楽天カードのタッチ決済であればカードを端末にかざすだけで支払いが可能だ。
暗証番号やサインをする必要もないため、小さな子供がいてお財布からお金を取り出すのが難しい主婦でもスピーディーに支払いができる。
また、普段楽天Edyを利用している方なら、楽天カードで貯めたポイントを1ポイント1円として楽天Edyにチャージできる点も魅力に感じるだろう。
楽天Edyは電子マネーであり、スマホがあれば全国135万ヵ所以上の店舗で利用可能なため、スムーズな支払いを実現できる。
一方、デメリットは楽天グループを使わない方にとってはポイントを貯めにくい点だ。
楽天カードは楽天グループの利用でポイント倍率がアップしやすいため、楽天市場などを使わない方には不向きといえる。
楽天カードの利用者は、次のとおりだ。



ポイント還元率が他社のカードに比べて高く、ポイントが貯まりやすい点が魅力です。楽天市場での買い物をよくしているので、楽天カードを使用すると、より多くのポイントをもらえるので、お得感が強いと思います。



年会費が無料で、利用額の1%分をポイントで還元してくれ、お得感があるからです。貯めたポイントは、楽天ペイの設定で支払いに充てることができ、便利だなと感じています。
楽天カードはポイントの基本還元率が高く、楽天グループの利用でポイントが貯まりやすい。
普段から楽天経済圏で買い物やサービスを利用する主婦の方は、ぜひ利用申し込みを検討してほしい。
5.エポスカード


申込条件 | 日本国内在住の満18歳以上の方(高校生を除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
国際ブランド | Visa |
対応電子マネー | Visaのタッチ決済 |
付帯保険 | 国内旅行傷害保険(利用付帯) 海外旅行傷害保険(利用付帯) |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短当日受け取り可 |
おすすめポイント
- マルイのセールで年4回、10%オフの買い物ができる
- 10,000点以上の優待店で特典や割引を受けられる
- ポイントが貯まりやすい
エポスカードは、丸井グループの子会社である株式会社エポスカードが発行する年会費無料のクレジットカードだ。
ショッピングモールのマルイ・モディでエポスカードを利用することで割引を受けられるため、普段からマルイを利用する主婦にとっておすすめのカードといえる。
年4回実施される「マルコとマルオ」セール期間中は、マルイ・モディの全店舗での買い物が10%オフになるのもエポスカードならではの魅力だ。
また、マルイのネット通販でも10%オフになるため、マルイまで足を運べない忙しい主婦の方でも外出せずにお得な買い物ができるだろう。
エポスカードは、特典や割引が受けられる優待店が多い点も特徴といえる。
全国にある優待店は10,000店舗以上あり、以下のようなジャンルから選択可能だ。
- グルメ
- テーマパーク
- 美容
- 旅行
- 映画など
受けられるサービスは店舗ごとに異なり、料金割引やドリンク1杯無料・エポスポイント5倍などの特典・割引が受けられる。
これらのサービスは注文時や会計時にカードを提示・利用するだけで手軽に利用可能だ。
また、200円で1ポイントが貯まり、貯めたポイントは携帯電話や公共料金などの支払いに使える。
ポイントアップサイトなどの経由でポイントが最大30倍貯まる運用も行っており、賢く活用することで効率よくポイントを貯められる。
エポスカードのメリット・デメリットは、以下のとおりだ。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 即日発行で当日受け取れる 利用状況によって無料でゴールドカードへ切り替えられる 貯めたポイントを固定費の支払いに充当できる タッチ決済に対応している | 家族カードが発行できない 国際ブランドがVisaのみ |
エポスカードのメリットとしては、現物カードを即日発行して受け取れる点が挙げられる。
クレジットカードの即日発行があれば、セールでのまとめ買いや家電が壊れて急な出費が発生してもスムーズに対応できるだろう。
エポスカードには、利用金額によってゴールドカードへのインビテーション(無料招待状)が届くメリットもある。
ゴールドカードに切り替えた場合は年会費5,000円が無料となり、以下のような特典などを獲得できることも押さえておこう。
- 3ショップまでポイント倍率3倍
- 年間ボーナス10,000ポイント
- 空港ラウンジの利用が無料など
インビテーションが届く基準は発表されていないため具体的な条件は不明だが、将来的にワンランク上のカードを持てる可能性がある点はエポスカードの魅力といえる。
また、貯めたポイントは携帯電話や電気・ガス代など公共料金の支払いの際にも充当できるため、ポイントを活用して固定費の節約が可能だ。
エポスカードに固定費と生活費を一元化して専用のアプリを活用することで、家計管理もスムーズにできるだろう。
一方、デメリットは家族カードを発行できない点だ。
ただし、ゴールドもしくはプラチナカードを持っている方であれば家族を招待し、「エポスファミリーゴールド」を発行できる。
エポスファミリーゴールドは年会費無料でゴールドカードならではの特典が受けられるため、他社の一般的な家族カードより優遇されているのが特徴である。
エポスカードの利用者からは、次のような口コミがある。



全体的に使いやすいので満足してます。国際ブランドもVISAにしているし、年間50万円位使うと無料でゴールドにアップデート出来て、空港ラウンジも使え、ポイントを貯めるにもサイトで設定は要りますが、3倍になる店舗も貯めやすいです。



公共料金の支払いでもポイントが貯まるので、ショッピングをしない月でも還元されて良かったです。交換先も豊富です。
エポスカードは特典やサービスを受けられる優待店の数が多く、タッチ決済にも対応しているため主婦におすすめのクレジットカードだ。
特にマルイ・モディを利用する機会が多い主婦の方は、年4回あるセールでよりお得に買い物ができるためぜひ申し込みを検討してほしい。
6.セゾンカードインターナショナル


申込条件 | 18歳以上のご連絡可能な方 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
国際ブランド | Visa JCB Mastercard |
対応電子マネー | Apple Pay Google Pay QUIC Pay |
付帯保険 | なし |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
おすすめポイント
- ポイントの有効期限がない
- 専用サイト経由での買い物でポイント倍率が最大30倍になる
- 現物カードを最短即日受け取れる
セゾンカードインターナショナルは年会費が無料で、永久不滅ポイントが貯まる主婦にとって嬉しい特典のあるクレジットカードだ。
ポイントの有効期限がないため、交換時期を気にすることなく自分のペースでポイントを貯められる。
貯めたポイントは200ポイントを900円分としてカード利用分に充当できる他、セゾンの総合通販サイト「STOREE SAISON」で利用できる。
また、会員専用サイトの「セゾンポイントモール」経由で買い物することで、ポイント倍率をアップできる点も主婦に嬉しい特徴だ。
ポイント倍率が最大30倍になる店舗もあり、以下のようなショップジャンルから選択できる。
- 総合通販
- グルメ
- 旅行
- ファッション
- 家電
総合通販ではAmazonや楽天市場、旅行ではじゃらんnetなどの有名ショップの利用が可能だ。
普段からネットショッピングを利用する頻度の高い主婦の方は、セゾンポイントモールを経由するだけでポイントが貯まりやすくなるだろう。
セゾンカードインターナショナルは、現物カードをすぐに受け取りたい方にもおすすめだ。
ネットからの申し込みで最短即日審査が完了し、当日のうちにカードを受け取れる。
ただし、カードの受け取りはセゾン専用カウンターに出向く必要があるため、事前に店舗の場所を公式サイトで調べておくといいだろう。
セゾンカードインターナショナルのメリット・デメリットとしては、以下の内容が挙げられる。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 ポイントの交換先が多い 家族カードも年会費無料で発行できる 専業主婦や学生でも申し込みできる ETCカード・家族カードも年会費無料 | 他のカードと比べて特徴的な特典がない 旅行傷害保険が付帯しない |
セゾンカードインターナショナルのメリットは、クレディセゾンの提携する金融機関の口座を所有していれば、専業主婦でも申し込みできる点だ。
18歳以上で連絡可能な方であれば学生でも申し込み可能なため、他のクレジットカードと比べて申し込みへのハードルが低いといえる。
また、家族カードも年会費無料で発行できるため、夫の家族としてクレジットカードの作成を考えている主婦の方におすすめだ。
利用明細は夫の利用分と合わせてセゾンカードの専用アプリで確認できるため、家計管理の負担も軽減できるだろう。
一方、デメリットは特徴的な特典が少ない点だ。
他社のクレジットカードのように、会員ランクに応じてポイント倍率がアップするなどの特典がない。
特徴が少ないということは言い換えれば平均的に使えるカードといえるが、さまざまな場面でクレジットカードを使いたい人には不向きといえるだろう。
セゾンカードインターナショナルの利用者からは、次のような口コミがある。



非常に使いやすく、信頼性が高い。



年会費が永年無料でポイントも無期限で利用できるのがいい。タッチ決済もできて、利用可能店舗が多いので使用できなかったことがない。
セゾンカードインターナショナルはポイントの有効期限を気にせずに済むため、じっくりポイントを貯めたい方に最適なクレジットカードだ。
家族カードも年会費無料で発行できるため、家族名義での発行を検討している主婦におすすめのカードといえる。
- 出典:オリコン 「セゾンカードインターナショナル クレジットカード 年会費無料の評判・口コミ」
7.三菱UFJカード


申込条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~5.50% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
対応電子マネー | QUICPay |
付帯保険 | 海外旅行保険 最高3,000万円(2023年10月から利用付帯) |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短翌営業日 |
おすすめポイント
- 対象のコンビニ・飲食店で最大15%のポイントが還元される
- 最短翌営業日にカードが発行される
- カードでのタッチ決済に対応している
三菱UFJカードは、メガバンクである三菱UFJニコスが発行する年会費無料のクレジットカードだ。
カードでの支払いで1,000円ごとにグローバルポイントが1ポイント貯まり、1ポイントは5円相当で利用できる。
カードの利用で最大5.5%のポイント還元が受けられる店舗の一例を以下に紹介する。
- セブン-イレブン
- ローソン
- くら寿司
- スシロー
- 松屋
- オーケー
- 東武ストアなど
もれなく全員に還元されるため、これらの店舗を利用する頻度の高い主婦の方にお得なサービスだ。
さらに、アプリへのログインやタッチ決済で会計するなど、さまざまな条件を達成することでポイント還元率が最大15%になり、よりお得にポイントを貯められるだろう。
また、タッチ決済に対応している点もポイントといえる。
非接触で暗証番号を入力する必要がないタッチ決済は、スピーディーさを求める方におすすめだ。
三菱UFJカードのメリット・デメリットとしては、以下の内容が挙げられる。
メリット | デメリット |
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年会費が永年無料 貯めたポイントはさまざまなサービスと交換できる 家族カードも年会費無料で発行できる 専用アプリで家計管理が楽 | 基本のポイント還元率は低め ETCカードの発行には1,100円が必要 |
三菱UFJカードのメリットは、貯めたポイントの交換先が多い点だ。
ポイントの交換先は、以下のようなサービス・アイテムなどがある。
- Amazonなどのギフトカード
- Dysonなどの家電
- pontaや楽天ポイントなどの他のポイントサービスへの交換
- 株式などの運用
この他、1ポイントを4円として換算するキャッシュバックサービスもあるため、クレジットカードの支払いを節約したい主婦の方におすすめだ。
家族カードも年会費無料で発行できるため、自分名義での申し込みは審査に落ちるのではと心配な方も夫の家族として安心して申し込める。
一方、デメリットは基本のポイント還元率が0.5%と低い点だ。
年会費無料でも1.0%還元される他社カードと比較すると、ポイントを貯めにくい。
三菱UFJカードの利用者からは、次のような口コミがある。



ポイント還元率が高く、年会費も条件を満たせばほとんど無料になるので、とても優れていると思います。公式サイトも使いやすいです。



OKマートやローソンなど自宅付近にある実店舗ではポイントが5%還元対象は嬉しい。
三菱UFJカードはコンビニをよく利用する方でお得にポイントを貯めたい方や、貯めたポイントをさまざまな交換先から選びたい方におすすめのクレジットカードだ。
8.PayPayカード


申込条件 | 日本国内在住の満18歳以上の方 ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.50% |
国際ブランド | Visa JCB Mastercard |
対応電子マネー | Apple Pay Google Pay |
付帯保険 | なし(ゴールドのみ) |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
おすすめポイント
- 基本還元率が高い
- Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用でポイントが最大5.0%還元される
- PayPay残高へチャージする必要がない
PayPayカードは、スマホで決済できるPayPayアプリと連携することでお得に利用できるクレジットカードだ。
PayPayカードの還元率は1.0%であり、年会費が無料でありながらも200円ごとの支払いで2ポイントを貯められる点が魅力といえるだろう。
還元率1.0%は年会費有料のカードに多く見受けられるが、PayPayカードであれば年会費を気にすることなく利用できる。
また、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5%のポイントが還元される点も特徴だ。
Yahoo!ショッピングでのポイント内訳は、以下のとおりである。
- 基本付与分:1%
- ストアポイント:1%
- 毎日もらえる:3%
これらのポイントは常にもらえるため、Yahoo!ショッピングやLOHACOを日常的に利用する主婦の方はよりお得に買い物ができるだろう。
他にも、PayPayアプリに残高をチャージする必要がない特徴もある。
PayPayアプリで支払う場合は事前に残高をチャージしておく必要があるが、PayPayカードを紐づけておけばチャージする手間がなくなる。
残高が少なくなる度にチャージする手間を考えると、普段からPayPayを支払いに利用する方には便利なカードといえる。
PayPayカードのメリット・デメリットは、以下のとおりだ。
メリット | デメリット |
---|---|
年会費が永年無料 貯めたポイントが使いやすい 公共料金での支払いでもポイント還元率が下がらない | 海外旅行傷害保険が付帯しない ETCカードは年会費550円が必要 |
貯めたポイントの使い道が多い点がメリットといえる。
PayPayポイントが使える実店舗は、次のとおりだ。
- コンビニ
- 総合スーパー
- 飲食店
- ドラッグストア
- 家電量販店
コンビニやドラッグストア、100円ショップなど、主婦に嬉しい店舗で1ポイント1円相当として支払いに利用できる。
また、Yahoo!ショッピングなどのネット通販や、公共料金の支払いでも使用可能だ。
主婦なら日常的に利用する店舗やサービスでポイントを使えるため、生活費の節約につなげられるだろう。
他にも、公共料金での支払いで高いポイント還元率を維持できる点がメリットだ。
他社のクレジットカードの中には、公共料金の支払い時はポイント還元率が下がるカードがあるなか、PayPayカードは1%のポイントが還元される。
そのため、固定費の支払いをPayPayカード一枚に集約させることでポイントが貯まりやすい。
一方、デメリットは旅行傷害保険が付帯しない点だ。
年会費無料のクレジットカードでも、他社では海外旅行傷害保険が付帯するものもあるが、PayPayカードには付帯しない。
しかし、日常使いを目的としてクレジットカードの発行を検討している方は、旅行傷害保険が付帯していなくても気にする必要はないだろう。
PayPayカードの利用者からは、次のような口コミがある。



PayPayをよく利用しています。PayPayカードならクレジットで自動的に支払いが可能なので、チャージする必要がなくとても便利です。



月々の保険料や携帯電話の通信料引き落としで利用していますが、僅かなポイントでも年間にすると確実にポイントが貯まるため、お得感があって良いと思います。
PayPayカードはポイントの基本還元率が高く、公共料金の支払いでもポイントを貯めやすい主婦におすすめのクレジットカードだ。
PayPay残高へチャージする手間もなくポイントの使い道も多いため、支払いにPayPayアプリを使用している主婦の方はぜひ申し込みをしてほしい。
- 出典:オリコン 「PayPayカード クレジットカード 年会費無料の評判・口コミ」
クレジットカード選びで主婦が確認すべきポイント


クレジットカードを選ぶ際に、主婦ならどのような点に注意して申し込むべきか知りたい方も多いだろう。
クレジットカード選びで主婦が確認すべきポイントとして、以下4つが挙げられる。
- 年会費が家計を圧迫しないか
- ポイントを貯めやすいか
- 公共料金の支払いに対応しているか
- お得な特典やサービスがあるか
これらのポイントを把握することで、自分に合ったクレジットカードを選ぶことが可能だ。
それぞれのポイントについて、以下で順番に見ていこう。
年会費が家計を圧迫しないか
主婦がクレジットカードを選ぶ場合は、年会費が家計を圧迫しないか事前に確認しよう。
なぜなら、クレジットカードには年会費が有料か無料かの2種類があり、これらの違いにより特典の内容や付帯されている保険の保障内容などに差が生じるからだ。
より魅力的な付帯サービスを希望している場合は、年会費が有料のクレジットカードがおすすめだが、そうでない場合は家計を圧迫しないかで判断してほしい。
例えば、年3,000円の年会費でも、3年・5年と継続して使い続けることで家計を圧迫する可能性がある。
クレジットカードにかかるコストをなるべく抑えて利用したい方は、なるべく年会費が無料のカードを選ぶのがおすすめだ。
ポイントを貯めやすいか
主婦がクレジットカードを選ぶ際は、ポイントを貯めやすいかどうかも確認する必要がある。
よく利用するスーパーや商業施設など、自分の利用シーンに合ったクレジットカードを選ぶことで効率よくポイントを貯めることが可能だ。
また、特典を受けられる日や店舗を把握して、タイミングを合わせて買い物をすることでポイントを通常時の倍付与してもらえることもあるだろう。
クレジットカードを発行してやみくもに利用するだけでは、クレジットカードの恩恵は受けられない。
支払いの金額に応じてポイントを貯められるクレジットカードだからこそ、利用シーンに適切なカードを選んで賢く計画的に使ってほしい。
公共料金の支払いに対応しているか
どのクレジットカードにすべきか悩んでいる主婦は、公共料金の支払いに対応しているかどうかも併せて確認しよう。
その理由は、公共料金の支払いにクレジットカードを活用すると、支払いが一元化されるため家計の管理が楽になるからだ。
また、公共料金の支払いでもポイントを貯められるクレジットカードもあるため、節約にもつながる。
ただし、公共料金の支払いに対応していないカードもいくつかあるため、自分の希望するカードが対応しているか事前に確認するのがおすすめだ。
また、自治体によってクレジットカードでの支払いに対応していない公共料金も存在する。
クレジットカードでの支払いに対応しているか確認した上で、どのカード会社にするか決めてほしい。
お得な特典やサービスがあるか
主婦がクレジットカードを作る際は、お得な特典やサービスがあるかも事前に確認するのもおすすめといえる。
なぜなら、食料品や日用品などお金を支払う機会が多い主婦だからこそ、クレジットカードの特典やサービスを上手に活用することで節約につなげられるからだ。
特定の日や店舗での買い物時に、割引を受けられる特典を付帯しているクレジットカードなら、現金での支払いよりもお得に買い物ができるだろう。
特典を受けられる日に食料品や日用品の買い出しをまとめて行うことで、その他の日に買うのと比べて安価に抑えつつ、ポイントも貯められる。
自分が普段よく利用するスーパーや商業施設で発行しているクレジットカードを調べて、特典内容を比較した上で、自分に合ったカードを選ぼう。
主婦がクレジットカードを持つメリット


家計を管理する主婦にとって、日々の支払いをクレジットカードに置き換えるとさまざまなメリットを享受できる。
ここからは、主婦がクレジットカードを持つメリットを以下4つの観点から詳しく解説する。
- 年会費無料なら家計に負担なくカードを利用できる
- 貯めたポイントで節約できる
- 特典やサービスでお得に買い物できる
- クレジットヒストリーを構築できる
これらの内容を把握することで、クレジットカードを持つメリットを正しく理解した上でスムーズな申し込みが可能だ。
それぞれのメリットについて、以下に順番に見ていこう。
年会費無料なら家計に負担なくカードを利用できる
年会費が無料のクレジットカードは、家計に負担をかけないで利用可能だ。
クレジットカードには、年会費が有料と無料の2種類がある。
年会費が有料のクレジットカードは、無料のものと比べてより魅力的な特典や付帯サービスを提供しているのが特徴だ。
しかし、家計を管理する主婦にとっては、維持費を少しでも抑えて無理なくクレジットカードを利用したいのが本音ではないだろうか。
普段の生活にしか使わない場合であれば、年会費無料でも不自由なくお得に使えるクレジットカードは複数存在する。
特にスーパーや商業施設などで発行しているクレジットカードであれば、年会費が永年無料で発行できてポイントが貯まりやすい傾向にある。
自分の利用シーンに合ったクレジットカードを調べて、年会費の有無でどのカード会社に決めるか判断するのもおすすめだ。
カードによって永年無料や初年度のみ無料・条件達成で無料など条件が異なるため、事前に確認してから申し込もう。
貯めたポイントで節約できる
多くのクレジットカード会社では、支払いをすることで金額に応じたポイントを貯められる運用を行っている。
普段から食料品や日用品・公共料金などお金を支払う機会が多い主婦だからこそ、クレジットカードを持つことで効率よくポイントを貯めることが可能だ。
カード会社によって異なるが、貯めたポイントは支払いに充当できるケースが多く見受けられる。
普段の支払いをクレジットカードに置き換えるだけで節約につながるのは、大きなメリットといえるだろう。
特典やサービスでお得に買い物できる
カード会社によって異なるものの、クレジットカードにはお得な特典やサービスが付帯されている。
特に、カード会社が設定した特定の日・店舗での買い物時に割引される特典がついているクレジットカードは、主婦におすすめだ。
特典が受けられる日に、食料品や日用品などをまとめてクレジットカードで支払うことで、お得に買い物ができるからである。
割引の特典を受けつつ、クレジットカードでの支払い金額に応じた、ポイントを貯められるため、家計の負担を軽減できるだろう。
クレジットヒストリーを構築できる
クレジットカードを計画的に利用して毎月延滞なしで支払うことで、専業主婦でも良好なクレジットヒストリーを構築できる。
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンなどの支払い履歴とそれらに基づく信用情報のことだ。
毎月支払い期日に遅れることなく、確実な支払いを継続することで、支払いを延滞する人と比べて良好なクレジットヒストリーを築ける。
良いクレジットヒストリーは、新たにクレジットカードに入会する時や現在のカードを更新する時などにプラスに働いてくれるだろう。
また、マイカーやマイホーム購入に伴うローン審査にも、良い影響を与えてくれるはずだ。
将来的にお店によってクレジットカードを使い分けたいなど、複数枚の所持を希望している場合は、現状のカードの支払いを滞りなく行うことが大切といえる。
主婦がクレジットカードの審査に落ちる原因


主婦でもクレジットカードの申し込みは可能だが、審査に落ちてしまう可能性もある。
ここでは、主婦がクレジットカードの審査に落ちる原因として、以下3点について詳しく解説する。
- クレジットカードの申し込み条件を満たしていない
- 自分か夫の信用情報に問題がある
- 同時に複数のクレジットカードに申し込みした
これらの内容を理解すれば、万全な準備をした上でクレジットカードの申し込みが可能だ。
それぞれの原因について、以下で順番に見ていこう。
クレジットカードの申し込み条件を満たしていない
クレジットカードの申し込み条件を満たしていない場合、主婦が審査に落ちる可能性がある。
カード会社では、クレジットカードを発行するにあたって申し込み条件を設けており、条件を満たしていなければ審査に通過できない。
本記事で紹介している主婦におすすめのクレジットカードの中から、5社のクレジットカードの申し込み条件を以下で紹介する。
クレジットカード | 申し込み条件 |
---|---|
イオンカードセレクト | 18歳以上 ※高校生は高校卒業年度の1月1日以降から電話連絡が可能である |
エポスカード | 満18歳以上※高校生を除く日本国内に居住している |
三井住友カード(NL) | 満18歳以上※高校生を除く |
JCB CARD W plus L | 18歳以上39歳以下で、申込者本人または配偶者に安定継続収入がある高校生を除く18歳以上39歳以下で学生である |
セゾンカードインターナショナル | 18歳以上で連絡が可能であるセゾンの提携する金融機関に決済口座を保有している |
上記の表からも分かるとおり、主婦におすすめのクレジットカードの申し込み条件は、年齢や連絡可否が主な内容だ。
ゴールドカードなどステータス性の高いカードの場合、申込者本人に継続収入があるかが申し込み条件として設けられていることもある。
主婦でクレジットカードを申し込む際は、なるべく申し込み条件に収入の有無を設けているカード以外を選ぶのがおすすめだ。
自分か夫の信用情報に問題がある
自分か夫の信用情報に問題がある場合も、主婦がクレジットカードに落ちる原因の1つとして挙げられる。
信用情報とは、クレジットカードやローンの支払い履歴に基づいた情報のことだ。
過去にクレジットカードの支払いを滞納したことがある場合や、住宅ローンの返済を遅らせた経験がある場合は、信用情報に問題があると考えられる。
カード会社では申込者の信用情報を元に審査をするため、信用情報に何かしらの問題がある場合は審査に落ちる可能性が高くなるだろう。
支払いの遅延や滞納は信用情報機関に5年間記録されるため、不安な方は直近5年間で支払いトラブルがなかったか振り返ってみるのがおすすめだ。
同時に複数のクレジットカードに申し込みした
主婦が審査に落ちる可能性が高くなる要因の1つとして、同時に複数のクレジットカードに申し込みすることも挙げられる。
クレジットカードを申し込むと、信用情報機関に申し込み履歴が6ヶ月残る。
そのため、複数のクレジットカードを1度に申し込んでしまうと、カード会社にキャンペーン目的であるなど、誤った認識を持たれてしまう可能性があるのだ。
また、お金に困っているイメージをもたれてしまうことで、支払い能力を疑問視されるだろう。
複数のカードに同時に申し込むことは避け、主婦でも申し込みやすい条件を設けているカードを選ぶのがおすすめだ。
主婦がクレジットカードの審査に通過するコツ


無収入の主婦だと、収入のある人に比べて支払い能力の観点から審査に落ちる可能性がある。
どうすれば審査に通過するのだろうと、審査に通過するためのコツがあれば知りたい方も多いのではないだろうか。
ここでは、主婦がクレジットカードの審査に通過する3つのコツを詳しく解説する。
- 年会費無料の一般カードに申し込む
- キャッシング枠は不要であれば0円にする
- 少しでも収入があれば申告する
これらのコツを把握することで、無収入であってもクレジットカードの審査に通過する可能性を高めることが可能だ。
それぞれのコツについて、以下に順番に見ていこう。
年会費無料の一般カードに申し込む
主婦がクレジットカードの審査に通過するコツとして、年会費が無料の一般カードへの申し込みがおすすめだ。
クレジットカードには、一般カードやゴールドカード・プラチナカードなどステータスが分かれている。
ゴールドカードやプラチナカードなどのステータス性の高いカードは一般カードに比べて年会費が高く、審査も厳しい傾向にある。
無収入の専業主婦がクレジットカードを作る際は、比較的審査が優しい年会費が無料の一般カードの中から自分に合ったものを選んでほしい。
なお、一般カードで滞りなくスムーズな支払いを続け、長期間利用するとゴールドカードへの招待を受けられる場合もある。
焦らずとも適切で計画的な利用をすれば、カードのステータスは上げられるため、まずは現状に見合ったカードへの申し込みを検討しよう。
キャッシング枠は不要であれば0円にする
キャッシング枠は不要であれば0円に設定して申し込むのも、主婦が審査に通過するコツとして有効だ。
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠の2種類の枠が設けられている。
キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借り入れる際の限度額であり、支払い面での利用のみを考えている方には必要がない機能である。
現金の借り入れを考えていない場合は、キャッシング枠を0円に設定してクレジットカードを申し込もう。
ショッピング枠の利用限度額においても、月々利用する額を想定した上でなるべく少額に抑えるのがおすすめだ。
少しでも収入があれば申告する
主婦でもパートやアルバイトなどで少しでも収入がある場合は、申し込み時に申告することで審査に通過する可能性を高められる。
クレジットカードの審査では、申込者本人に収入がなくても配偶者を含む世帯収入から支払い能力の有無を確認可能だ。
そのため、夫の年収から支払い能力があると判断されることで、主婦でもクレジットカードの発行ができる。
しかし、パートやアルバイトなどで少額でも収入を得ている主婦であれば、自身の収入として欠かさず申告してほしい。
申込者本人に支払い能力があることを申告することで、カード会社側の印象が良くなるためだ。
少額だからと自己判断で申告しないのではなく、少しでも収入がある場合は積極的に申告して審査に通過しやすい状況を作ろう。
主婦がクレジットカードに申し込むときの注意点


クレジットカードは賢く活用することで日々の買い物をお得にでき、貯めたポイントで節約にもつなげられるのが魅力だ。
しかし、使い方によっては高金利によって支払い総額が高額になり、家計を圧迫する可能性もある。
主婦がクレジットカードに申し込む時は、以下の2点に注意が必要だ。
- キャッシング・リボ払いは使わない
- 申告内容に虚偽や誤りがないようにする
これらの内容を把握することで、無収入の主婦でもスムーズにクレジットカードを発行できる可能性を高められる。
それぞれの注意点について、以下に順番に見ていこう。
キャッシング・リボ払いは使わない
主婦がクレジットカードに申し込む時は、キャッシングとリボ払いを使わないように注意しよう。
キャッシングとは、クレジットカードを使って現金を借り入れできるサービスのことだ。
生活に困ったときなどに使える便利なサービスだが、金利が高いため借り入れる金額によっては返済総額が高額になる恐れもある。
また、リボ払いとは、クレジットカードの利用額に関わらずあらかじめ定めた一定の金額を毎月支払う分割払いのことだ。
リボ払いもキャッシング同様に15%〜18%の金利であることが多く、使い方によっては高額の支払い総額に苦しむ可能性があるだろう。
せっかく節約につながると思って作ったクレジットカードにより、家計が圧迫されるような事態に陥ってしまっては本末転倒である。
主婦がクレジットカードを申し込む際は、キャッシング希望額を0円に設定して申し込み、発行後もリボ払いを利用せず、スムーズな支払いを行ってほしい。
申告内容に虚偽や誤りがないようにする
申告内容に虚偽や誤りがないように注意することも、主婦がクレジットカードを申し込む時に気をつけるべき点である。
クレジットカードを発行したからといって、虚偽の勤務先を申告したり夫の年収を高く偽ったりするのは絶対に避けてほしい。
カード会社は申込者の情報が正しいか判断するために、信用情報と照らし合わせながら審査を実施する。
また、申告した勤務先に本当に勤めているかの確認にあたり、電話などで在籍確認を行うこともある。
申し込み時に見栄を張って虚偽の情報を記載しても、カード会社にはすぐに嘘をついたことがバレてしまい、審査に落ちる可能性が高くなる。
必ず、正しい情報を記載してクレジットカードの申し込みをしよう。
主婦におすすめのクレジットカードを上手に活用して節約につなげよう


本記事では、主婦がクレジットカードを作る際のメリットや審査に通るためのコツなどについて詳しく解説した。
無収入の専業主婦でも、夫の年収が安定・継続的であれば支払い能力があると判断されるため、クレジットカードの発行が可能だ。
年会費が無料のクレジットカードであれば、家計に負担をかけることなくカードを利用でき、貯めたポイントで節約にもつなげられる。
特定の日・店舗での買い物時に割引を受けられる特典を提供しているクレジットカードもあるため、賢く活用することでお得に買い物できる。
「日々の買い物をお得に済ませたい」「ポイントを貯めて節約したい」という方は、本記事で紹介したおすすめのクレジットカードをぜひ検討してほしい。
また、クレジットカードの申し込み条件を満たしていない場合や、自分か夫の信用情報に問題がある場合は審査に落ちる可能性がある。
なるべく年会費が無料のカードを選び、キャッシング枠は0円にして申し込むことで主婦でもクレジットカードの審査に通りやすくなるだろう。
利用シーンに適切なカードを選んで、快適なカードライフを始めてみてはいかがだろうか。