- ビューカードとJRE CARDの違いが知りたい
- ビューカードとJRE CARDはどちらがポイント貯まりやすいのか知りたい
- ビューカードとJRE CARD、自分に合うのはどちらか知りたい
ビューカードとJRE CARDは、いずれもクレジットカードであり、JR東日本グループが提供している。
両カードを比較検討している人の多くは、「どちらを選べばいいのか迷ってしまう」「どちらが自分に合うのだろうか」といった悩みを抱えているのではないだろうか。
本記事では、両カードの基本的な特徴と違いを徹底的に比較・解説する。
それぞれのカードがどのような人に適しているかも紹介するため、どちらが自分に合うか迷っている人は、ぜひ読んでみてほしい。
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ビューカードとJRE CARDの特徴

どちらかを選んで申し込む際には、内容を理解したうえで判断することが大切だ。ここでは、それぞれの基本概要と特徴を解説していく。
ビューカードの基本概要と特徴
JR東日本グループが展開しているクレジットカードがビューカードである。電車やショッピングなどの利用に応じて「JRE POINT」が貯まる。
交通系ICカードであるSuicaと連携している点はビューカードの大きな特徴だ。
クレジットカードを通してSuicaへオートチャージでき、チャージ金額に応じたポイントが付与される仕組みを備えている。
また、JR東日本グループが提供しているため、電車利用だけでなく、JR東日本が運営する駅ビルや駅ナカでのショッピングもお得だ。
なおランクが2種類あり、一般的なカードはスタンダードで、ランクアップ後はゴールドである。
弊社が実施したビューカードのアンケート回答は以下のとおりだ。

自分の行動範囲となる鉄道利用や買い物で大変使いやすい。



鉄道や街中の小売店を利用するたびに利便性の高さを感じます。



Suicaオートチャージ機能が使えるのでチャージし忘れの心配がない。
通勤や通学で電車を利用する機会が多い人にとって、実生活で活用しやすいカードであるといえる。
JRE CARDの基本概要と特徴
ショッピングによるポイントを貯めやすくした設計が特徴である。駅ナカ店舗や駅ビルを頻繁に利用する人は、ポイントを効率よく貯めやすいカードだ。
基本還元率は0.5%であるが、店舗ごとにポイント還元率は異なる。カード優待店においてはクレジットカード決済により最大3.5%の還元を受けることができる。
VISAを選択すると、Suica機能を持たないタイプや、定期券との一体型カードも選択肢として用意されている。
実際に口コミでも以下の意見を得ている。



アトレ等の駅ナカ店舗での利用で、3.5%のポイントが貯まり、買い物に使える。



電車や駅ナカ店舗を利用する頻度が多い方にオススメだ。



よく駅界隈でショッピングをするためポイントがたまりやすい。
JRE CARDは、JR東日本の駅ビルや駅ナカ店舗でのショッピングでポイントを効率よく貯められるカードである。
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ビューカードとJRE CARDの違いとは


両カードともJR東日本グループが発行しているが、いくつかの点で異なっており、注目すべき特徴は以下のとおりである。
- ポイント還元率・ボーナスポイント
- 年会費
- コストパフォーマンス
- Suica機能と定期券の付帯有無
- 家族カードの発行
それぞれの内容を解説していく。
ポイント還元率・ボーナスポイント
両カードの基本的なポイント還元率は0.5%と同じだが、ポイント獲得方法やポイントプログラムには明確な違いがある。
共通点として、それぞれのカードには「VIEWプラス」というJR東日本の対象サービス利用時にポイントがアップするサービスを備えている。
ビューカード | JRE CARD | |
---|---|---|
ポイント加盟店 | 1.5% | |
カード優待店 | なし | 最大3.5% |
ボーナスポイント還元ではJRE CARDが特徴的だ。ポイント加盟店だけでなく、カード優待店でも高い還元率でポイントを獲得できる。
具体的には、優待店においてクレジットカード決済を利用すれば、最大3.5%のポイントが還元される。
駅ビルや駅ナカ店舗を普段から利用している人にとっては、非常に魅力的な特典である。
また、駅ビルや駅ナカ店舗でなくても以下の店舗で利用しても最大3.5%の還元率でポイントが付与される。
- JRE MALL
- JRE MALLショッピング
- JRE MALLふるさと納税
- JRE MALLチケット
- ルミネ
- ニュウマン
- アイルミネ(ネット通販)
JRE MALLとはJR東日本グループが運営するネットショッピングモールだ。なお、ルミネ及びニュウマンのショップでは、一部対象外があるため、事前に確認すると間違いない。
次にボーナスポイントは、ビューカードのみあり、カードの年間利用額に応じたボーナスポイント付与制度を備えている。
ステージ | 年間利用額 | 加算ポイント | 累計ボーナスポイント |
---|---|---|---|
ボーナス30 | 30万円 | 250 | 250 |
ボーナス70 | 70万円 | 1,000 | 1,250 |
ボーナス100 | 100万円 | 1,500 | 2,750 |
ボーナス150 | 150万円 | 2,500 | 5,250 |
年間利用額が増えるほど、加算されるポイントも段階的に多くなる。また、ゴールドでもボーナスポイント付与制度があり、以下の内容だ。
ステージ | 年間利用額 | 加算ポイント | ボーナスポイント |
---|---|---|---|
Gボーナス150 | 150万円 | 3,000 | 3,000 |
Gボーナス200 | 200万円 | 3,000 | 6,000 |
Gボーナス250 | 250万円 | 3,000 | 9,000 |
Gボーナス300 | 400万円 | 3,000 | 12,000 |
ゴールドではポイントが段階的に増えず、ステージごとの達成につき3,000ポイントが加算される。メインカードとして継続的に使うほどボーナスポイントの恩恵を受けられる。
年会費
ビューカード | JRE CARD | ||
---|---|---|---|
スタンダード | ゴールド | ||
年会費 | 年524円(税込) | 年11,000円(税込) | 初年度は無料、2年目から年524円(税込) |
ビューカードはスタンダードとゴールドともに初年度より年会費がかかる。
JRE CARDは初年度が誰でも無料になり、翌年度以降は年会費が必要だ。
また、JR東日本スポーツ株式会社が運営する「ジェクサー・フィットネスクラブ」等の施設を利用し、月会費を年1回でも支払うと翌年度の年会費が無料である。
コストパフォーマンス
それぞれのカードを利用するスタイルによって、コストパフォーマンスが変わってくる。
年間の利用額に連動して付与されるビューカードのボーナスポイントは、実質的にポイント還元だ。メインカードとして継続的に使う人ほどポイント付与の恩恵を受けられる。
一般的なスタンダードであれば、年間70万円の利用で累計1,250ポイントが付与されるため、年会費の回収が可能だ。
長期的かつ高額利用を見込める場合はコストパフォーマンスが高いと言える。
JRE CARDは優待店でのショッピングによる還元率最大3.5%のメリットを活用できれば、年会費分の回収が可能である。
月々 | 1,500円×3.5%=52.5ポイント |
---|---|
年間 | 52.5×12=630ポイント=630円 |
毎月平均1,500円以上のショッピングを対象店舗で利用すると年会費分524円は回収できる。
常に還元率3.5%の店舗でショッピングできなくても、日常的に駅ビルや駅ナカ店舗でのショッピングが多い人には回収できる可能性が高い。
Suica機能と定期券の付帯有無
ビューカード | JRE CARD | |||
---|---|---|---|---|
スタンダード | ゴールド | JCBMastercard | VISA | |
Suica機能 | 自動で付帯 | 自由に付帯 | 自動で付帯 | 自由に付帯 |
Suica定期券 | なし | なし | なし | あり |
ビューカードのスタンダードタイプにはSuica機能が自動的に付帯する。一方で、ゴールドカードではSuica機能を利用するかどうかを選択できる。
JRE CARDはVISAを選択した場合に限り、Suica機能を利用するかどうかを選択可能だ。
Suicaカードを持っている人や、クレジットカード機能のみで利用したい方には、無駄のない実用的な選択肢といえる。
さらに、Suica定期券との一体化を希望する場合は、JRE CARDのVISAブランドを選ぶことで対応可能である。
通勤や通学で電車を日常的に利用する人にとっては、Suicaと定期券を一枚にまとめられる点で、非常に利便性の高いカードとなっている。
家族カードの発行
ビューカード | JRE CARD | ||
---|---|---|---|
スタンダード | ゴールド | ||
家族カードの発行 | 可能(1枚あたり524円) | 無料(2枚目〜3,300円) | 不可 |
家族カードの発行はビューカードのみ可能である。スタンダードは1枚ずつ年会費がかかり、ゴールドは1枚目無料で2枚目より料金がかかる。
家族カードには以下の特徴がある。
- Suica機能が付帯
- 家族カードの利用額や獲得ポイントが本人会員分と合算
- 利用代金は一括で本会員に請求
- 対象は配偶者、両親、子ども
- 最大9枚発行可能
家族カードの利用額は本人カードと合算されるため、家族全体での年間利用額が増え、ボーナスポイントを獲得しやすい。
注意点としては、本人会員が学生の場合は家族カードを申し込みできない。また、子どもへの家族カード発行は18歳以上からしかできない点も注意してほしい。
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ビューカードとJRE CARDはどちらがおすすめ?


それぞれのカードには、さまざまな特徴があり検討する際に迷う人も多くいる。ここでは、カードごとに利用がおすすめな人をそれぞれ解説していく。
ビューカードがおすすめな人
利用をすすめたい人の特徴は、以下のとおりである。
クレジットカードの年間利用額が多い人
年間を通してクレジットカードによる支払いが多い人にとって、ビューカードはメインカードとして非常に魅力的である。
年間利用額に応じて付与されるボーナスポイント制度が用意されており、利用額が増えるほど還元率も高くなるため、日常の支出を通じて効率的にポイントを貯めることができる。
家族で利用したい人
家族カードは、家族全員の利用分が本人カードに合算される仕組みとなっているため、活用しやすい。
家族でまとめて利用することでポイントがさらに貯まりやすくなり、ボーナスポイントのステージ達成にも有利であるため、おすすめである。
また、家族カードにはすべてSuica機能が付帯しており、オートチャージ機能にも対応している。
家族それぞれが快適に使えるうえに、ポイントもまとめて貯められる点で非常に利便性が高い。
通勤や通学などで電車を利用する家族がいる場合には、交通費の支払いもポイント獲得のチャンスとなるため、家族単位での利用に適したカードだ。
JRE CARDがおすすめな人
利用をすすめたい人の特徴は、以下のとおりである。
駅ビルや駅ナカ店舗をよく利用する人
優待店において受けられる最大3.5%のポイント還元を活用したい。駅ビルや駅ナカ店舗で日常的に買い物をする人にとっては、非常に効率的なポイント獲得が期待できる。
通勤・通学時に駅構内で買い物をする機会が多い人には、日々の支出で効率的にポイントを貯められる点が大きなメリットである。
カードの機能を選びたい人
ブランドにVISAを選択した場合に限り、Suica機能の有無を選べる仕組みが有効である。
すでにSuicaカードを保有しており、クレジット機能と分けて管理したいという人にとっては、自分の使い方に合わせて無駄のないカードを選択できる。
さらに、VISAを選べばSuica定期券との一体型カードとして利用することも可能である。
定期券とクレジットカードを一枚にまとめることで管理がしやすくなり、通勤・通学の利便性を大きく高めることができる。
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ビューカードとJRE CARDの違いを理解して、自分に合ったカードを選ぼう


基本還元率は0.5%で「VIEWプラス」サービスを利用できる共通点があるが、それぞれの強みが違う。
- 年間利用額に応じたボーナスポイント
- 家族カード発行が可能
年間のクレジットカード利用額が多く、家族でポイントを効率的に貯めることが可能な人に適している。
- 優待店で最大3.5%のポイント還元
- カードのカスタマイズ性
高いポイント還元率は、駅ビルや駅ナカ店舗で買い物をする機会が多い人にとって、大きなメリットとなる。
またSuica機能の利用を選択できるほか、Suica定期券との一体化も可能であり、使い勝手が良い。
両カードを検討する人は、日常的にJR東日本を利用する傾向にある。
どちらのカードを選んでもJR東日本のサービスが、より便利かつお得に活用できることは間違いないため、安心して導入を検討してほしい。
年間の利用額や駅ビルでのショッピング頻度、家族カードの必要性、Suica機能との連携といった要素を踏まえ、自分のライフスタイルに最適なカードを選ぶことが重要だ。
自分に合ったカードを選び、これまで以上にJR東日本や駅ビルなどを利用して、お得に過ごそう。
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