- 三井住友カード プラチナの審査でみられるポイントが知りたい
- 三井住友カード プラチナの審査に落ちるケースが知りたい
- 三井住友カード プラチナの審査に落ちたときの対処法が知りたい
三井住友カードの「プラチナ」は、国内でも有数のクレジットカード会社である三井住友カードが発行する最上位ランクのカードだ。
ゴールドカードよりも上位に位置するカードのため、発行を希望しているものの、自分の年収で審査が通るのか不安な方も多いのではないだろうか。
そこで、本記事では三井住友カード「プラチナ」の審査基準が厳しいのか・年収はいくら必要なのかについて詳しく解説する。
この記事を読むことで、三井住友カード「プラチナ」の審査に申し込むべきか判断できるため、審査に不安を抱いている方はぜひ参考にしてほしい。
三井住友カード プラチナの審査は厳しい?

三井住友カード「プラチナ」の審査について、同社公式サイトでは詳しい審査基準を公開していない。
申込対象者として「原則満30歳以上・本人に安定継続収入のある方」という記載のみがされている。
具体的な審査基準が明確でないため、審査が厳しいかどうか一概に判断するのは難しい。
しかし、カード利用枠が原則300万円からとなっていることから、年間でこの金額以上を利用することを前提としたカードともいえる。
つまり、年間300万円以上の支出があっても、快適に生活できる経済的余裕がある方のためのカードなのだ。
また、三井住友カードが発行するクレジットカードの中でも、プラチナは最上位に位置する。
よって、三井住友カード「プラチナ」の審査は、同社のクレジットカードの中で最も厳しいと判断できるだろう。
三井住友カード プラチナの審査基準とは

三井住友カード「プラチナ」では一般的なクレジットカードと同様、カード会社が申込者の審査を行う。
審査を通過しなければ三井住友カード「プラチナ」を利用できないため、審査基準について詳しく知りたいと思っている方も多いだろう。
しかし、同社ではプラチナの審査基準について、「独自の審査基準」として具体的な内容を明かしていない状況だ。
ここでは、一般的なクレジットカードの申し込みで行われる審査について、以下2つの基準を紹介する。
- 信用情報
- 属性・支払い能力
それぞれの基準について、以下に順番に見ていこう。
審査基準①:信用情報
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの契約状況・公共料金の支払い状況に関する個人情報のことだ。
クレジットカードの審査では、申込者の信用力について信用情報機関で管理されている信用情報を確認する。
これまでの履歴として、支払いの遅延や滞納の回数が多い場合は信用力に欠けると判断されてしまうだろう。
また、クレジットカードを複数枚持ち合わせている場合も、年収に対して借入額や利用状況に問題がないか確認されることが想定できる。
キャッシングやカードローンの利用履歴も信用情報として記録されていることから、借入額や利用頻度が多いとプラチナの審査で不利に働く可能性もあるだろう。
これまでの支払い状況として延滞なく着実に支払っている実績があれば、信用力がある申込者として判断される。
クレジットカードの審査では、年収だけでなくローンやクレカの支払い状況についても確認されることを理解しておこう。
審査基準②:属性・支払い能力
一般的にクレジットカードを申し込むと、申込者の属性や支払い能力があるかについても審査が行われる。
申込者の属性に関する具体的な項目例は、以下のとおりだ。
- 年齢
- 性別
- 職業・就業形態
- 年収
- 預貯金額
- 勤め先の企業規模・勤続年数
- 居住年数
- 家の種類
- 婚姻の有無
- 同居家族の人数
三井住友カード「プラチナ」の利用枠は原則300万円からとなっており、この金額以上の利用を前提としたカードともいえる。
そのため、属性の中でも申込者の職業・年収・勤め先の企業規模・勤続年数が重視されるだろう。
特に、勤め先の企業規模が大きく勤続年数が長ければ、今後も安定した収入を得られると判断されやすい。
また、年収が問題ない場合でも、持ち家で住宅ローンを組んでいたり、賃貸マンションで家賃を払っていたりすると経済的な負担があると判断される。
結婚をしていて子供がいる場合は教育費もかかるため、家族構成も加味して審査されることを覚えておこう。
三井住友カードのプラチナへの入会を検討している方は、自身の勤務状況や家族構成・住宅ローンの有無などについて今一度確認してみるのがおすすめだ。
三井住友カード プラチナのインビテーションがあれば審査通過しやすい?

三井住友カード「プラチナ」の利用を検討している方の中には、インビテーションが届けば審査で優遇されるのではないかと考えている方もいるだろう。
インビテーションとは、クレジットカード会社から「現在利用中のカードよりも上位ランクのカードへ招待される」ことを指す。
インビテーションは毎月延滞せずに支払うほか、年間で一定の金額以上を利用するなどの条件を満たすことで届く運用になっている。
これまでの利用実績が評価されてはじめてインビテーションが届くため、インビテーションなしで申し込むよりも審査通過の確率は高いといえる。
しかし、インビテーションが届いたからといって、必ずしも三井住友カードプラチナに入会できるわけではない。
クレジットカードの利用には必ず審査が伴うため、「インビテーションが届くと審査に有利に働くこともある」程度の認識に留めておくのがいいだろう。
三井住友カード プラチナの審査に落ちるケースと対処法

さまざまなクレジットカードを展開する三井住友カードの中でも、プラチナは最上位ランクに値する。
そのため、ほかのクレジットカードと比べて審査は厳しく、利用申し込みをしても落ちることがあるだろう。
そこで、ここでは三井住友カード「プラチナ」の審査に落ちるケースと対処法について詳しく解説する。
三井住友カード以外のおすすめのプラチナカードも紹介しているため、どのカード会社を選ぶべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてほしい。
審査に落ちるケース
三井住友カード「プラチナ」の審査に落ちるケースとして、以下の5つが想定される。
- 申し込み内容に虚偽や誤りがあった
- 収入や借入額から支払い能力が低いと判断された
- 信用情報に問題があった
- 1度に複数のクレジットカードを申し込んでいた
- これまでクレジットカードを利用した実績がなかった
それぞれの項目について、以下で順番に見ていこう。
申し込み内容に虚偽や誤りがあった
三井住友カードのプラチナに入会したいからといって、年収・勤務先・勤続年数を偽ることは絶対に避けて欲しい。
カード会社は申込者の情報が正しいか判断するために、信用情報と照らし合わせながら審査を実施する。
また、申告した勤務先に本当に勤めているかの確認にあたり、電話などで在籍確認を行う運用だ。
申し込み時に見栄を張って虚偽の情報を記載しても、カード会社にはすぐに嘘をついたことがバレてしまい、審査に落ちる可能性が高くなるだろう。
必ず、正しい情報を記載してクレジットカードの申し込みをしよう。
収入や借入額から支払い能力が低いと判断された
カード利用枠に対して収入が低かったり他社からの借入額が多かったりする場合は、審査に落ちる可能性がある。
特に、三井住友カードのプラチナは最上位ランクのカードであるため、利用枠は一般的なカードと比べても300万円からと高額だ。
年間300万円以上の支払いが前提となるため、少なくとも700万円以上の年収がなければ審査に落ちる可能性が高くなると認識しておこう。
また、どれだけ収入が多くても、他社からの借入がある場合は審査に不利に働くとされている。
三井住友カードのプラチナへの入会を検討している方は、自身の年収がカード利用枠に対して適正であるか・他社からの借入がないかを確認してほしい。
信用情報に問題があった
クレジットカードの支払いを滞納したり住宅ローンの返済が遅れたりするなどして、信用情報に問題がある場合も審査に落ちる可能性がある。
クレジットカードを作る際、申し込みをした後に必ずカード会社で審査が実施されるからだ。
審査では、信用情報機関で管理されている信用情報を元にこれまでの支払い状況などから申込者の信用力を確認する。
カード会社によって、許容される支払いの遅延や滞納の回数は異なることに注意しよう。
支払いの遅延や滞納は信用情報機関に5年間記録されるため、不安な方は直近5年間で支払いトラブルがなかったか振り返ってみるのがおすすめだ。
1度に複数のクレジットカードを申し込んでいた
1度に複数のクレジットカードを申し込んでしまうのも、審査に落ちる可能性が高くなる要因の1つだ。
クレジットカードを申し込むと、信用情報機関に申し込み履歴が6ヶ月残る。
そのため、複数のクレジットカードを1度に申し込んでしまうと、カード会社にキャンペーン目的ではないかなど誤った認識を持たれてしまう可能性があるのだ。
また、お金に困っているイメージをもたれてしまうことで、支払い能力を疑問視されるだろう。
他のクレジットカードへの入会も検討している方は、三井住友カードプラチナへの申し込みから6ヶ月以上経ってからの申し込みをおすすめする。
これまでクレジットカードを利用した実績がなかった
これまでクレジットカードを利用した実績がない、いわゆる「スーパーホワイト」の場合、クレジットカードの審査に落ちる可能性がある。
クレジットカードを利用した実績がなければ信用情報の記録もないため、申込者に信用力があるのか判断できないからだ。
三井住友カードのプラチナは、カード利用枠が300万円以上と高額となっている。
信用情報が全くない申込者に対して、このような高額のカードの利用を許すのは、カード会社にとってリスクが高いと判断されるだろう。
これまでクレジットカードを利用したことがある人も、直近の数年間で利用実績がなければ「スーパーホワイト」の状態になってしまう。
スーパーホワイトにならないために、公共料金や携帯料金など毎月の支払いをクレジットカードで行うのがおすすめだ。
審査に落ちないための対処法
三井住友カード「プラチナ」の審査に落ちないために、何かできる対処法はないかと考えている方も多いのではないだろうか。
クレジットカードの具体的な審査内容や基準は、どこのカード会社も明らかにしていない。
そのため「この対処法をすれば絶対に審査に通る」という確実な方法はないことを念頭に置いてほしい。
その上でできることとして、プラチナよりも下位ランクのクレジットカードで着実な利用実績を積む方法が有効だ。
毎月の支払い期日に遅れることなく確実に支払うことはもちろん、年間で一定の利用額を超えることでインビテーションが届く可能性が高くなる。
三井住友カードのプラチナは、インビテーションがない場合でも申し込めるが、インビテーションがあることで審査に有利に働くだろう。
審査に落ちたくない方は、まずは下位ランクのクレジットカードでの利用実績を積むことがおすすめだ。
20代でプラチナカードを使いたいならJCBプラチナがおすすめ
本記事で紹介した三井住友カードのプラチナは、原則として満30歳以上の年齢制限が設けられている。
20代でも申し込めるプラチナカードはないかと考えている方には、JCBのプラチナがおすすめだ。
安定的な継続収入がある20歳以上で、学生以外の人であれば誰でも申し込める。
また、三井住友カードプラチナの年会費は税込55,000円だが、JCBプラチナの年会費はその半額である税込27,500円だ。
年会費を抑えながらプラチナカードならではの豪華な特典を活用したい方は、ぜひJCBプラチナへの入会も検討してみてほしい。
三井住友カードプラチナの審査は厳しいが社会的信用度と高いステータスが魅力!

この記事では、三井住友カードのプラチナの審査は厳しいのか・審査基準について解説した。
三井住友カードのプラチナの明確な審査基準は公開されていないものの、利用枠が300万円からと高額であることからも、審査は厳しいと判断できる。
審査では、これまでのクレジットカードやローンの支払い状況など信用情報のほか、個人の属性や支払い能力が確認される。
ただし、虚偽の情報などはすぐにカード会社にバレてしまい、審査に落ちる可能性が高いため注意してほしい。
審査に落ちないための明確な対処法はないものの、プラチナよりも下位ランクのクレジットカードで着実な利用実績を積むのがおすすめだ。
毎月の支払い期限に遅れることなく支払いを実施し、年間で一定の利用額を超えれば、カード会社からインビテーションが届く可能性が高くなる。
三井住友カード「プラチナ」への入会を検討している方は、この記事で紹介した審査基準や対処法をもとに、ぜひ利用の申込みをしてほしい。