- ループイフダンの仕組みが知りたい
- ループイフダンのメリットとデメリットを理解したい
- ループイフダンを使ってFX取引を始めたい
ループイフダンとは、アイネット証券とひまわり証券が提供する自動売買(システムトレード)FXのことだ。
FX取引に興味がある人の中には、「ループイフダンを使えば儲かる」という話を聞いたことがある人も多いだろう。
ループイフダンが初心者向きなのか気になるかと思う。
そこで本記事では、ループイフダンの基本的な仕組みや特徴・メリット、ループイフダンを始めるために必要な準備などを紹介する。
ループイフダンのデメリットもしっかり説明するので、FX初心者はぜひ参考にしてみてほしい。

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ループイフダンの基本的な仕組み

それではまず、ループイフダンの基本的な仕組みから解説していく。
ループイフダンとは?
ループイフダンは自動売買の一つであり、設定されたプログラムに従って売買を繰り返すFX取引のことだ。
ループイフダンを利用すればFXに関して深い知識は要らないため、FX初心者でも気軽に取引ができる。
ただし、ループイフダンは利益を保証するものではない。
損失が出るリスクもあるので、FXの深い知識は必要なくても、ループイフダンについてメリット・デメリットを理解しておく必要がある。
ループイフダンの仕組み
ループイフダンは、決められた値幅で売買を繰り返す仕組みを持っている。たとえば、「10pips(10銭)」という値幅を決めたら、10銭の利食いで利益を細かく積み上げていく。
こうした細かい売買をマニュアル注文で行うのは難しいため、ループイフダンを利用すれば自動売買で通常よりも大きな利益を狙える可能性が高い。
ループイフダンの効果的なタイミング
ループイフダンは上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場、いずれのトレンドでも利益を狙える自動売買だ。
これらの中でループイフダンの効果的なタイミングを強いて挙げるなら、「上昇トレンド」だと言える。
上昇トレンドにおける取引は「順張り」なので、FX初心者でも売買の仕組みを理解しやすい。
そのため、ループイフダンを利用するなら、まずは上昇トレンドを狙うのがおすすめだ。
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ループイフダンの特徴とメリット

続いて、ループイフダンを利用してFX取引をする特徴・メリットを紹介する。
自動売買だから取引の手間がかからない
ループイフダンで売買ルールを設定すると、その後は自動的に売買を繰り返してくれる。
一般的なFX取引ならトレーダー自身が注文・決済の作業をしなければいけないが、ループイフダンなら取引の手間がほとんどかからない。
FXはほぼ24時間取引できる運用方法だが、早朝の取引ではスプレッドが開きやすい傾向がある。
つまり日中・夜の取引が難しい人は、広めのスプレッドで取引するケースが多くなり、取引コストがかかりやすい。
一方、ループイフダンなら売買ルールを設定すれば、日中も自動売買を繰り返してくれるので、比較的狭いスプレッドでの取引が可能だ。
FX初心者でも気軽に取引をはじめられる
ループイフダンは自動売買FXなので、FXに関する知識・スキルに乏しい初心者でも気軽に取引を始められる。
たとえば、FXに関する以下の知識とループイフダンの注文方法さえ理解できれば、すぐにでも取引可能だ。
FX用語 | 解説 |
---|---|
証拠金 | FX取引に必要な資金のこと。 取引する通貨ペア、数量、レバレッジによって必要証拠金が変わる |
ポジション | 約定された注文のうち、未決済のまま保有している通貨のこと |
レバレッジ | 証拠金を担保として、規定の倍率をかけた金額で取引ができる仕組みのこと。国内ではレバレッジの最大倍率は25倍 |
ロスカット | FXで損失を拡大させないために、証拠金維持率が一定水準以下になったら自動的に損切りされるシステムのこと |
証拠金維持率 | 必要証拠金に対する純資産(FX口座残高+含み損益)の割合 |
スプレッド | 通貨ペアにおける売値(Bid)と買値(Ask)の差額であり、FX取引における実質的な取引コストのこと |
スワップポイント | 通貨ペアの金利差によって生じる利益または損失のこと。ポジションを翌営業日まで持ち越すと発生する |
ただしループイフダンにもデメリットはあるので、記事後半の「ループイフダンで気をつけたいデメリット」をしっかりチェックしてほしい。
取引効率が高く利益を狙いやすい
ループイフダンは自動売買FXなので、マニュアル注文に比べると取引効率が非常に高い。
同じ取引時間でも、マニュアル注文の数十〜数百倍の取引が可能なので、細かい値動きを逃さずに取引できる。
しかも、ループイフダンならその間に為替相場に張り付く必要がないため、時間を効率的に使えるのも大きなメリットだ。
少額取引も可能で精神的負担が少ない
ループイフダンを提供するアイネット証券とひまわり証券は、どちらも「1,000通貨単位」での取引が可能だ。
たとえば米ドル/円が1米ドル=150円のとき、1,000米ドルの取引に必要な証拠金は6,000円だ(レバレッジ25倍として)。
これを10ロット(1万米ドル)運用しても必要証拠金は6万円なので、少額取引ができる。
自動売買でFXを始められる上に、少額取引も可能なのでループイフダンは取引にあたっての精神的負担も少ない。
市場分析に時間をかけなくていい
一般的なFX取引では、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの市場分析を駆使し、為替相場を予測しながら取引をする。
ループイフダンの場合は、「上昇トレンドか下降トレンドか?」といった最低限の市場分析で始められるのも大きなメリットだ。
FX初心者は市場分析でつまづくことが多いため、ループイフダンでFX取引をしながら市場分析について学ぶことも可能だ。
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ループイフダンを始めるために必要な準備

続いて、ループイフダンを始めるために必要な準備について解説する(口座開設・入金は省略)。
1. 通貨ペアを選ぶ
FX口座の取引画面にて、まずは取引したい通貨ペアを選ぼう。アイネット証券とひまわり証券で取り扱っている通貨ペアは、以下のとおりだ。
アイネット証券 | ひまわり証券 |
---|---|
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 米ドル/カナダ米ドル 米ドル/スイスフラン ユーロ/米ドル ユーロ/英ポンド 米ドル/カナダドル ユーロ/NZドル ユーロ/カナダドル ユーロ/スイスフラン 英ポンド/米ドル 英ポンド/豪ドル 英ポンド/NZドル 英ポンド/スイスフラン 豪ドル/米ドル 豪ドル/NZドル 豪ドル/スイスフラン NZドル/米ドル 南アフリカランド/円 | 米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円 豪ドル/スイスフラン 豪ドル/NZドル 豪ドル/米ドル ユーロ/豪ドル ユーロ/英ポンド ユーロ/米ドル 英ポンド/米ドル NZドル/米ドル 米ドル/カナダドル 米ドル/スイスフラン |
公式サイトで詳細を見る |
2. 買い(B)/売り(S)を選ぶ
通貨ペアを選んだら、次に「買い(B)」か「売り(S)」を選ぼう。買いとはFX取引における一般的な注文方法だ。
たとえば米ドル/円の取引なら、「円を売って米ドルを買う」ことを意味する。
一方、売りとは「空売り」のことで、「後日買い戻すこと」を条件に通貨を借りて売り注文から入ることを意味する。
買いは上昇トレンドで、売りは下降トレンドで選択するのが基本だ。
ただし、ループイフダンは買い/売りの両方を選択することも可能であり、レンジ相場において利益を増やす選択肢になる。
3. 取引する値幅を決める
次にループイフダンで取引する値幅を決めよう。ループイフダンでの値幅は「B10」や「S25」といった単位で表記される。BとSの意味は次のとおりだ。
- B
- 買い(Buy)のこと
- S
- 売り(Sell)のこと
BとSに続く数字は値幅を表す。たとえば「B10」なら、「買い注文で入り10銭の値幅で決済するという意味」だ。値幅が狭いほど取引回数が多くなり、利益の積み上げも期待できる。
一方、値幅が広いと利益の積み上げは少ないが、取引コストを抑えられるメリットがある。
ちなみに、ループイフダンの値幅は10銭・15銭・25銭・50銭・100銭から選択可能だ(1円=100銭)。
4. 取引するロット数を決める
次に、ループイフダンで取引するロット数を決めよう。ロット数とは取引通貨単位のことだ。
たとえば、アイネット証券とひまわり証券の取引単位は1,000通貨なので、1ロット=1,000通貨となっている。
ちなみに米ドル/円が1米ドル=150円のとき、1,000通貨の取引に必要な証拠金は6,000円だ。
ロット数を増やして取引すれば利幅が大きくなるが、損失幅も大きくなるので少ロットから取引することをおすすめする。
5. 最大ポジション数を決める
次に、ループイフダンで取引する際の最大ポジション数を決めよう。最大ポジション数とは同時に保有するポジションの上限のことだ。
たとえば1ロットの取引で最大ポジションを50とすると、最大で1ロット×50ポジションの取引をすることになる。
最大ポジション数が大きいほど取引できる数量・回数は増えるが、リスクも増えるので注意しよう。
6. 損切りのあり/なしを選択する
次に、ループイフダンで取引する際の、損切りのあり/なしを選択しよう。
ループイフダンにおいて損切りを「あり」に設定すると、最大ポジション数を超えて注文する際に一番古いポジションが自動的に決済される。
たとえば「B10(買いを10銭間隔)」を最大3ポジション保有する場合で考えてみよう。
このケースでは為替相場が10銭下がるごとに新たなポジションを注文するが、最大ポジション数が3なので、4つめのポジションが注文されると同時に、1つめのポジションが自動的に決済される。
一方で、同じ取引条件でも損切りを「なし」に設置すれば、ポジション数が3に達すると為替相場がどれだけ下がっても、自動決済されずにポジションを保有し続けられる。
損切りのあり/なしは取引する通貨ペアや、取引スタイルによって決めよう。
7. 取引を開始する
ここまでの準備が整ったら、ループイフダンによる取引を始めよう。ループイフダンは自動売買FXなので、基本的に為替相場に張り付く必要はない。
ただし定期的に取引の動きをチェックし、必要に応じて設定を調整しよう。
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ループイフダンで気をつけたいデメリット

それでは最後に、ループイフダンで気をつけたいデメリットについて解説する。ループイフダンのデメリットも理解し、リスクを抑えた取引を目指そう。
想定外の値動きで損失が出るリスクがある
ループイフダンは一定の値幅で取引を繰り返す自動売買FXだ。為替相場が想定通りの値動きをすれば、無数に取引を重ねて利益を拡大できるチャンスがある。
一方で、想定外の値動きによって損失が出るリスクも頭に入れておこう。たとえば、上昇トレンドを予測して実際は下降トレンドに傾いた場合、損失が拡大する可能性がある。
また、損切りを「あり」に設置していると相場が下落する度に自動決済されるため、損失が膨らむ。
損切りを「なし」に設定すれば自動決済は回避できるが、含み損が膨らむ可能性があるので注意しよう。
取引コストが利益を圧迫する可能性がある
ループイフダンは自動売買FXなので、1日の中で数十〜数百回、ときには数千回の取引を実行することがある。そこでポイントになるのが取引コストだ。
アイネット証券もひまわり証券も取引手数料は無料なので、取引ごとに発生するスプレッドが実質的な取引コストだ。
たとえば米ドル/円の場合、どちらのFX口座も「2.0銭」のスプレッドが発生する(スプレッドは変動する可能性がある)。
つまり、1,000米ドルを1回取引するごとに20円のスプレッドが発生する計算だ。もしも取引回数が1,000回なら、2万円の取引コストがかかる。
マニュアル注文に比べると取引コストが数十倍〜数百倍になるケースもあるので、常に取引コストをチェックしながら、利益を圧迫していないか把握しよう。
為替相場に応じて設定を見直す必要がある
ループイフダンは自動売買FXだが、手放しで運用するのは好ましくない。為替相場のトレンドに応じて設定を見直す必要があるので、最低でも1日1回は取引状況を確認しよう。
また、取引状況を確認した上で利益・損失の傾向を分析して、為替相場に合わせて最適な設定ができるようスキルを磨いていくことも大切だ。
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ループイフダンを利用して効率的に利益を増やそう

本記事では、ループイフダンの基本的な仕組みや特徴・メリット、ループイフダンを始めるために必要な準備などを紹介した。
ループイフダンは取引効率の高い取引スタイルなので、初心者だけでなく上級者にも利用者が多い。
ループイフダンの仕組みとメリット・デメリットをしっかり理解すれば、リスクを抑えながら最大限の利益を狙うことが可能だ。
ループイフダンについてある程度理解できたら、さっそく口座開設に申し込み、少額からでも取引を始めてみよう。
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