ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）を比較！機能面や特典の違いとは

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）は、どちらもイオンカードの1つだ。

ウエルシアやイオンでお得に買い物をしたいと考え、発行を検討している人も多いだろう。

どちらを発行した場合でも、イオンカード共通の特典は受けられる。

しかし、ウエルシアでのポイント還元率や、ゴールドランクの有無など、それぞれには独自の特徴がある。

自分に最適の種類を選ぶためにも、事前に二つの特徴・特典を比較しておこう。

本記事では、ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）を徹底比較し、どちらを選ぶべきかをまとめている。

どちらが自分に合うのか気になっている人は、ぜひ参考にしてほしい。

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）の基本情報

二つのカードの基本情報を比較すると以下のようになる。

	ウエルシアカード	イオンカード（WAON一体型）
年会費	無料
国際ブランド	Visa Mastercard JCB
基本還元率	0.5%
イオングループでの還元率	1.0%
ウエルシアでの還元率 （カード提示で付与されるポイントを除く）	1.5%〜10.0%	1.0%
付帯保険	ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障
ゴールドカード	×	⚪︎

次の項目からは、それぞれの特徴と主な違いについて解説する。

ウエルシアカードの特徴

ウエルシアカードは、ドラッグストアのウエルシアでお得なクレジットカードだ。

基本還元率は0.5%だが、ウエルシアではカード提示とクレジット払いで2.5%の高還元を受けられる。

そのほかにも毎月10日は10%還元、シニアデーでポイント3倍など豊富な特典が用意されている。

また、イオンカード共通の特典も受けられる。対象店舗でいつでもポイント2倍、映画チケットが割引などの特典だ。

年会費は無料で、所持コストはかからない。クレカを2枚持ちする際にもおすすめできる。

名前が示すとおり、ウエルシアで買い物をする人におすすめのカードと言える。

イオンカード（WAON一体型）の特徴

イオンカード（WAON一体型）は、電子マネーWAON機能が付帯したクレジットカードだ。

基本還元率は0.5%で、クレジット支払いのほかに電子マネーでの支払いができる。

例を挙げると、ミニストップ、スギ薬局、ビックカメラなどの店舗で使える。

即時発行に対応しているタイプであり、欲しいと思ったらすぐに申し込み可能だ。

イオングループでポイントアップ、毎月20日・30日に割引など、イオンカード共通の特典も受けられる。

一定の条件を満たせば、ゴールドカードの招待を受けられる。

イオングループでお得なクレジットカードが欲しい人は、本カードを検討しよう。

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）の違い

両カードは、還元率や券面デザイン、キャンペーンなどで違いがある。

たとえばウエルシアでいつでも2.5%還元を受けられるのは、ウエルシアカード独自の特徴だ。

券面デザインについては、ウエルシアカードは一つしか選択できない。

しかしイオンカード（WAON一体型）は通常デザインのほか、トイ・ストーリーやミッキーマウスなどキャラクターデザインも選べる。

ゴールドカードへ切り替え可能かどうかの違いもある。条件達成でゴールドカードへの招待が届くのは、イオンカード（WAON一体型）の方だけだ。

入会キャンペーンは、ウエルシアカードの場合Web限定で1,000WAON POINTがもらえる。

一方、イオンカードは新規入会でもらえる1,000ポイントに加えて、利用額に応じて10%相当（最大4,000ポイント）が還元されるキャンペーンを実施中だ。

イオンカード（WAON一体型）と比較してウエルシアカードだけにあるもの

ここからは、ウエルシアカード独自の特徴について解説する。

ウエルシアカードだけに存在する特典を知りたい人は、ぜひ読み進めてみてほしい。

【合計2.5%還元】ウエルシアグループで基本の3倍ポイント貯まる

ウエルシアカード最大の特徴は、ウエルシアグループで2.5%の高還元をいつでも受けられることだ。

200円につき3WAON POINT貯まるため、基本の3倍ポイントが貯まる。

カード提示で1.0%、クレジット払いで1.5%で合計2.5%の還元となる仕組みだ。

特典の対象となるウエルシアグループの一例を紹介する。

イオンカードの場合は1.0%の還元となるため、還元率に大きな差がある。

頻繁にウエルシアを利用する人は、本カードを発行するとお得に買い物できるだろう。

【合計11%還元】毎月10日は10%還元でお得

毎月10日にウエルシアでカード支払いをすると、合計11%の高還元を受けられる。

カード提示で1%還元、クレジット払いにより10%で11%貯まる計算だ。

ウエルシアが近くにある人は、毎月10日にまとめて買い物することを検討しよう。

11%還元の特典により、効率的にポイントを貯められる。

ウエルシアカードと比較してイオンカード（WAON一体型）だけにある特徴・特典

次に、イオンカード（WAON一体型）だけの特徴や特典を解説する。

両カードの違いが気になる人はぜひチェックしてみよう。

条件を満たすとゴールドカードの招待を受けられる

イオンカードは、年間50万円以上利用するとゴールドカードへの招待を受けられる。

ゴールドカードには、以下のように豪華な特典が用意されている。

トラベル関係の付帯サービスが備わるため、旅行に行く人に嬉しいカードになるだろう。

年会費は無料であり、維持費をかけずにゴールドランクのクレカを所持できる。

ウエルシアカードはゴールドカードの切り替え対象ではないため、招待を狙う人はイオンカード（WAON一体型）の方を発行しよう。

カード店頭受け取りサービスがある

カード店頭受け取りサービスで即時発行できる点もメリットだ。

イオンカード（WAON一体型）は、Webから申し込みしてイオン店頭で受け取りを選択すると、即時発行カードを入手できる。

即時発行カードとは、イオングループのみで利用できる仮カードのことだ。他店舗でも使える本カードは後から届く。

カード店頭受け取りサービスに対応しているのはイオンカード（WAON一体型）とイオンカードセレクト（※）だけであり、ウエルシアカードは対象外だ。

当日に店舗を利用する人や、お得な日に今すぐクレカを発行したい人にも適しているだろう。

今すぐイオン店頭で使えるカードを発行したい人は、イオンカード（WAON一体型）へ申し込んでみよう。

• トイ・ストーリー、ミニオンズ、ミッキーマウスデザインなどのキャラクターデザインも対象

キャラクターデザインを選べる

イオンカード（WAON一体型）は、以下2つのキャラクターデザインも選択できる。

上記は横型の券面デザインであり、通常デザインの縦型が合わないと感じた人でも気にいる可能性があるだろう。

クレジットカードのデザインにキャラクターを選びたい人は、イオンカードの発行を検討してみよう。

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）の共通ポイント

ここからは、両カードの共通点を紹介する。

カードを発行する前に、違いだけでなく共通ポイントもチェックしておこう。

年会費・基本還元率・WAON機能などは共通

二つのカードは、どちらも年会費無料、基本還元率は0.5%だ。

基本還元率は0.5%と低めだが、イオングループやウエルシアで還元率が上がる点がメリットとなる。

年会費がかからないため、サブカードとしてもおすすめできる。

どこでも還元率が高いクレカを持ちたい人は、どこでも1.0%以上の還元率を発揮するタイプを別に用意して使い分けよう。

また、どちらも電子マネーWAON機能が搭載されており、カード払いだけでなく電子マネー支払いも可能だ。

ローソンやミニストップなどのコンビニの他にも、家電量販店、飲食店などさまざまな店舗で利用できる。

イオングループ共通の優待を受けられる

イオンカード（WAON一体型）だけでなく、ウエルシアカードもイオンカード共通の特典を受けられる。

イオンカード共通の優待の一例は以下のとおりだ。

イオンやダイエー、まいばすけっとなどの対象店舗で、いつでもポイントが基本の2倍貯まる。

毎月20日・30日に対象店舗で5%OFFで買い物できる点や、映画料金が割引される点も魅力だ。

どちらのカードを選んでも、イオンでお得に買い物ができるだろう。

イオン会員専用のサービスを利用できる

以下のような会員専用のサービスも用意されている。

イオンカードポイントモールは、ポイントをお得に貯められるサービスだ。

サイトを経由して買い物をするだけでポイントがもらえる。

イオンワールドデスクは世界15か国に存在する窓口で、旅行時に観光先の決定やトラブルで困った時に頼りになるだろう。

イオンラウンジは、年間100万円以上カード利用した場合に入れるラウンジだ。

イオン施設内に設置されており、会員専用のラウンジでゆっくりとくつろげるほか、ドリンクサービスの提供もある。

カードは即時発行可能

両カードは、どちらも即時発行に対応している。

審査が完了するとカード情報がアプリに届き、デジタルカードとして利用をはじめられる。

Apple PayやイオンiDを利用し、実店舗でも決済可能だ。

最短5分で利用を開始できるため、今すぐキャッシュレス決済を利用したい人にも向いている。

ただし、物理的なカードは届くまで2〜3週間ほどかかる。

物理カードを使用した決済でないと適用されない特典もあるため、お得な優待を活用したい人は早めに申し込んでみよう。

【毎月20日】ウエルシアでポイントの1.5倍分の買い物ができる

ウエルシアでは、毎月20日のお客様感謝デーにポイントの1.5倍分の買い物ができるサービスを提供している。

たとえばお客様感謝デーの日にポイントを使用すると、1,000ポイントで1,500円分の買い物が可能だ。

普段からクレカ払いや電子マネーで決済をしていれば、ポイントを無理なく貯められるだろう。

キャッシュレス決済に対応している店舗・サービスを利用する際は、積極的にポイントを貯めておこう。

効率的に買い物をしたい人は、ポイントを日頃から貯めつつ、毎月20日に使う方法がおすすめだ。

【毎週月曜日】ウエルシアでポイント2倍

毎週月曜日にウエルシアで決済時にカードを見せると、カード提示のポイントが2倍になる。

ウエルシアカードを利用した場合は、カード提示で2%還元、クレジット払いで1.5%還元となり、合計3.5%の高還元となる計算だ。

できるだけお得に買い物をしたい人は、月曜日のポイントアップデーを意識してみよう。

【毎月15日・16日】シニアデーはウエルシアでポイント3倍

60歳以上の人は、ウエルシアで毎月15日・16日に行われるシニアデーでカード提示のポイントが3倍になる。

100円（税抜）ごとに3ポイント貯まるため、より効率的にWAON POINTを貯められるだろう。

注意点として、特典を受けるためにはシニアパスポートが必要となる。

ウエルシアが近くにある60歳以上の人は、シニアデーを狙って買い物をするとよいだろう。

【1,000ポイントもらえる】新規入会キャンペーンを開催中

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）は、どちらも新規入会キャンペーンを実施中だ。

Webからの入会で、1,000ポイントがもらえる。

カードを発行するだけでもらえるので、ぜひこの機会に申し込んでみてほしい。

また、2025年3月1日から4月30日の期間限定で、入会後に割引を受けられるキャンペーンも実施している。

カード発行後の1か月間は、イオンの専門店・直営店舗で請求時に5%OFFが適用される。

カードを発行してイオン店舗で利用したい人は、キャンペーンを活用してお得にカード利用をはじめよう。

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）、どっちを選ぶ？

二つのカードのどっちを選ぶべきか、それぞれに向いている人の特徴を紹介しながら解説する。

結局どちらを選べばよいかわからない、決められない人はぜひ参考にしてほしい。

イオンカード（WAON一体型）が向いている人の特徴

イオンカードが向いているのは以下のような人だ。

イオンやダイエーは利用するものの、ウエルシアは利用しない人の場合、ウエルシアカードよりもイオンカードがおすすめだ。

ウエルシアカードにはゴールドランクがないため、高ステータスのクレカを持ちたい人にも向いている。

年間50万円以上の支払いをすれば、年会費無料でゴールドカードの招待が届く点もメリットだ。

入会キャンペーンでは、1,000ポイントプレゼントに加えて、利用額に応じて最大4,000ポイントがもらえる。

その他にも、キャラクターデザインを選びたい人や、店頭において今すぐ使えるカードを発行したい人にもおすすめできる。

イオンで今すぐ使えるお得なクレカを発行したい人は、イオンカード（WAON一体型）へ申し込んでみよう。

ウエルシアカードが向いている人の特徴

ウエルシアカードがおすすめな人には以下のような特徴がある。

ウエルシアを利用している人、または近くに店舗がある人には、ウエルシアカードが向いている。

ウエルシアを利用することで、いつでもポイント還元2.5%や毎月10日に10%還元などのお得な特典を活用できる。

イオンカード共通の優待も受けられるため、ウエルシアとイオンの両方を利用する機会がある人にもおすすめだ。

また、ポイントの使い道が明確な点も強みと言える。

ウエルシアでポイントを貯め、毎月20日のポイント1.5倍分の買い物ができる日にポイントを消化するのがお得であるからだ。

ポイントのお得な貯め方・使い方がわかりやすく、使い道に悩まずに済むだろう。

ウエルシアを活用して日々の買い物代を賢く節約したい人は、ウエルシアカードを今すぐ発行しよう。

2枚持ちも場合によっては検討の余地あり

以下に当てはまる人は、ウエルシア・イオンカード2枚持ちも検討しよう。

ウエルシアカードはゴールドランクに切り替えできないため、高ステータスクレカが欲しい場合は他の種類も所持する必要がある。

イオンカード（WAON一体型）は条件を満たすとゴールドカードの招待が届く点から、ゴールドランクのクレカを持ちたい人には2枚持ちも検討の余地があるだろう。

お客さま感謝デーをはじめとしたお得な日に今すぐ利用を始めたい場合にも2枚持ちが有効的だ。

店頭受け取りサービスに対応したイオンカードを発行して、後でウエルシアカードを発行する方法もある。

どちらも年会費は無料なので、維持コストを心配する必要はない。

ただし、二つのカードはどちらもイオンカードであり、メリットの大部分が被っている。

クレジットカードの2枚持ちにおいて、カードのメリットを最大限活かしたい場合は、異なる特徴・特典を持つ種類を発行した方がよいだろう。

ウエルシアカードとイオンカード（WAON一体型）の違いを理解して自分に合う種類を発行しよう！

両カードの違いを以下の比較表にまとめた。

	ウエルシアカード	イオンカード（WAON一体型）
ポイント還元率（ウエルシア）	1.5%〜10.0%	1.0%
毎月10日の10%還元（ウエルシア）	⚪︎	×
ゴールドカード	×	⚪︎
カード店頭受け取りサービス	×	⚪︎
券面デザインの選択	×	⚪︎
	公式サイトで詳細を見る	公式サイトで詳細を見る

ウエルシアでの還元率は、ウエルシアカードの場合1.5%、イオンカード（WAON一体型）の場合は1.0%となる。

毎月10日に開催されるウエルシアでの10%還元特典も、ウエルシアカードだけの特典だ。

イオンカード（WAON一体型）には「ゴールドカードの招待」「カード店頭受け取りサービス」「キャラクターデザイン選択可能」などの強みがある。

一方、二つのカードには年会費無料・基本還元率0.5%といった基本的な特徴や、イオンカード共通の優待を受けられるなどの共通点も存在する。

ウエルシアカードはウエルシアを利用する人、イオンカード（WAON一体型）は年会費無料でゴールドカードを持ちたい人や店頭受け取りサービスを利用したい人におすすめと言えるだろう。

本記事で紹介した比較表やおすすめな人の特徴を参考にして、自分に合う便利でお得なクレジットカードを発行してほしい。