- 三井住友カード(NL)がどんなカードか教えてほしい
- 三井住友カード(NL)のメリット・デメリットが知りたい
- 三井住友カード(NL)利用者の評判・口コミが知りたい
三井住友カード(NL)は年会費無料で、特に最大7%のポイント還元が受けられるカードとして高い評価を得ている。
しかし「本当にお得なのか」「デメリットはないのか」など気になる人もいるだろう。
本記事では、三井住友カード(NL)の特徴やメリット・デメリット、実際の利用者の評判について詳しく解説する。
ポイント還元率やセキュリティ面など、さまざまな角度から三井住友カード(NL)を検証していく。
本記事を読むことで、三井住友カード(NL)が自分のライフスタイルに合うカードか判断できる。
初めてのクレジットカード作成を検討中の方はもちろん、すでに他社カードをお持ちの方にも参考にしてほしい。
三井住友カード(NL)の基本情報

申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~7.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
対応電子マネー | iD Apple Pay Google Pay 楽天Edy nanaco WAON PiTaPa 交通系電子マネー |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (動産総合保険、弁護士保険、ゴルファー保険、個人賠償責任保険、入院保険、携行品損害保険のいずれかに変更可能) |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短10秒 |
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料であり、家族カードも同様に無料だ。申し込み条件はシンプルであり、高校生を除く満18歳以上である。
申し込み後、最短10秒でカード番号が発行され、すぐにネットショッピングやモバイル決済に利用できる即時発行が特徴だ。
国際ブランドはVisaおよびMastercardから選択でき、海外でも使いやすいカードとなっている。
電子マネーはiD(専用)やWAON、Apple Pay、Google Pay、PiTaPaと充実しており、キャッシュレス決済での利用がしやすい。
ナンバーレスカードを採用しており、カード番号や有効期限が印字されていないのが特徴だ。
セキュリティが高く、個人情報の保護が強化されている。なお、カード情報はVpassアプリで確認できる。
ポイント還元は利用金額200円(税込)ごとに1ポイントの還元率0.5%が通常である。ポイント還元にはいくつかの種類があり、下表にまとめたので確認してほしい。
特定の店舗での還元 | 対象のコンビニや飲食店でスマホタッチ決済を利用すると、最大7%の還元が可能 |
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家族ポイント | 生計の同一性を問わず、二親等内の家族を「家族ポイント」に登録することで、対象店舗での利用時に最大5%の還元が追加 |
学生ポイント (対象:25歳以下の学生) | 日常でよく使うサービス利用で最大10%ポイント還元 サブスクリプションサービス(最大9.5%還元) ・動画配信:U-NEXT、hulu、dアニメストア ・DAZN音楽配信:LINE MUSIC、Lemino ・オーディオブック:Audible 携帯料金(最大1.5%還元) ・主要キャリア:au、docomo、SoftBank ・格安スマホ:povo、ahamo、UQ mobile、LINE MOBILE、Y!mobile、LINEMO、y.u mobile |
特定の店舗での還元は次の章にて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
三井住友カード(NL)のメリットは?

三井住友カード(NL)は、さまざまなメリットを提供するクレジットカードである。以下にその主な特徴を詳しく解説する。
ポイント還元率が高い
三井住友カード(NL)の大きな魅力は、ポイント還元率の高さだ。
通常、利用金額200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%還元)が付与される。さらに特定の条件を満たすことで、対象のコンビニや飲食店でポイント還元率が最大7%にアップする。
対象のコンビニ | セイコーマート、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン |
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対象の飲食店 | マクドナルド、モスバーガー、KFC、吉野家、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、すき家、はま寿司、COCO’S、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ |
適用条件 | スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済で支払う |
還元率 | 利用金額200円(税込)につき7%ポイント還元 |
なお、セブン-イレブンでは「最大10%還元」サービスも行われている。通常の7%還元に加えて、条件を達成すると追加で3%還元、合計最大10%のポイント還元が可能だ。
追加条件 | セブン-イレブンアプリの会員コード提示(0.5%はセブンマイル付与) |
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最大7%還元サービスの注意事項は、以下のとおりである。
- 一部対象外の店舗あり
- 1万円超の決済は対象外
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
- Google Pay™でのMastercardタッチ決済は利用不可
三井住友カード(NL)の高い還元率を最大限活用するには、日常的な買い物パターンを工夫するとよいだろう。
例えばコンビニでの少額決済や、ファストフード店での食事をスマホのタッチ決済で支払うことで、効率的にポイントを貯められる。
特にセブン-イレブンでは、レジでの支払い時にまず、アプリの会員コードを提示する。その後スマホのタッチ決済で支払うという手順で最大10%還元を受けられる。
以上のように、支払い方法を工夫すると、よりお得に普段の買い物ができる。
ポイントの使い道が豊富
2024年4月22日に、TポイントとVポイントが統合され、新たな「Vポイント」として生まれ変わった。
三井住友カード(NL)で貯まったVポイントは、以下のように多様な使い道がある。
商品や景品との交換 | 貯まったポイントを使って、さまざまな商品や景品と交換できる。 |
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他社ポイントへの移行 | 他のポイントプログラムへの移行も可能である。 |
支払い金額への充当 | 1ポイントを1円相当として、カードの支払いに充当することができる。 |
ポイント投資 | ポイントを使って投資ができ、資産形成に役立てることができる。 |
その他の使い道 | ・VポイントPayアプリにチャージして、買い物の支払いに使用できる ・マイレージへの交換も可能(例:ANAマイレージ、フライング・ブルーマイレージなど) |
なお、Vポイントの利用にあたっては以下の点に注意が必要だ。
- 利用には「VポイントPayアプリ」または「Vpassアプリ」が必要
- 他社ポイントへの交換時は、交換レートが1ポイント1円を下回る場合もある
以上のように、Vポイントは商品交換から投資まで幅広い用途に活用でき、交換条件を確認しながら賢く使うことで、お得にポイントを活用できる。
ナンバーレスで安心のセキュリティ
三井住友カード(NL)はカード番号や有効期限が印字されていないナンバーレス仕様で、カード情報の盗み見や不正利用を防ぐ安全設計となっている。
カード紛失時のリスクも最小限に抑えられ、店頭での支払い時も周囲の目を気にすることなく安心して利用できる。
万が一の紛失・盗難時には、カード情報が見えないため不正利用のリスクを大幅に軽減できる。
必要な時はVpassアプリで簡単にカード情報を確認でき、24時間365日の不正利用監視体制も整っているため、オンラインショッピングも含めて安心して利用できる。
アプリでのカード情報確認は、顔認証やパスワードで保護されており、セキュリティ面での配慮も万全だ。
無料でゴールドカードにアップグレードできる
三井住友カード(NL)は、年間100万円以上の利用で自動的にゴールドカードへアップグレードされる。
ゴールドカードは年会費が必要だが、条件を満たせば年会費無料で維持でき、さらに10,000ポイントも獲得できる。
ポイント還元率は通常カードと同じく最大7%まで高められ、家族カードも人数制限なく永年無料で発行可能だ。
また、国内外の旅行傷害保険や空港ラウンジ利用など、充実した特典でワンランク上のサービスを楽しめるだろう。
以上のように三井住友カード(NL)は、年会費無料で高還元率かつ充実したサービスを兼ね備えた使い勝手の良いカードだ。
三井住友カード(NL)のデメリットは?

三井住友カード(NL)を利用する際には、デメリットを把握しておくことが大切である。
考慮すべきデメリットは、以下のとおりだ。
- 基本のポイント還元率は0.5%と平均並
- 保険の補償が限定的
それぞれの内容について、詳しく解説する。
基本のポイント還元率は0.5%と平均並
三井住友カード(NL)の基本的なポイント還元率は0.5%であり、一般的なクレジットカードの中では平均的な水準である。
利用金額200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%還元)の付与だが、他の年会費無料のカードの中には1%還元のものも多いため、物足りなさを感じるユーザーもいるだろう。
また、特定の店舗での利用時に還元率が最大7%に上昇するものの、通常利用時の還元率が低いため、日常的な買い物ではあまりお得感を感じられないという声もある。
三井住友カード(NL)を最大限活用するには、高還元率の対象店舗を把握し、使い分けを工夫するとよいだろう。
保険の補償が限定的
三井住友カード(NL)の付帯保険には、以下のような制限がある。
- 海外旅行傷害保険のみの付帯
- 海外旅行中の傷害死亡・後遺障害は最高2,000万円まで補償
- 国内旅行傷害保険は付帯されていない
- 利用付帯のため、旅行代金のカード決済が条件
- ショッピング保険の未付帯
- カードで購入した商品の破損や盗難は補償されない
- 高額商品の購入時は特に注意が必要
国内旅行傷害保険が付帯されていないため、国内旅行や出張が多い人にとっては不安が残る内容だ。
電車や飛行機での移動中、ホテルでの宿泊中に起こる万が一の事故に備えたい場合は、別のカードの利用を検討する必要がある。
以上のデメリットを考慮しつつ、三井住友カード(NL)の利用を検討することが大切である。
三井住友カード(NL)の評判・口コミ

三井住友カード(NL)の口コミを分析し、特に高く評価されている点と課題と指摘されている点がある。それぞれの内容について詳しく見ていこう。
三井住友カード(NL)の良い評判・口コミ
三井住友カード(NL)の口コミを見てみると、以下の4点が特に高く評価されている。
- 年会費永年無料の安心感
- ナンバーレスによるセキュリティ面の強さ
- コンビニ・飲食店での高還元率
- スタイリッシュなカードデザイン
以下、それぞれの評価ポイントを詳しく見ていこう。
年会費永年無料の安心感
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料で安心して利用できるという声が多い。

年会費が永年無料で審査も厳しくなく、ポイント還元率も高く、投資信託の積み立て購入でもかなりポイントが貯まりお得



年会費が永年無料なので安心して利用できるところが最大の魅力です。



年会費無料で持てるクレジットカードなので、維持費がかからないのが魅力的です。



年会費がかからず三井住友であるという信頼感があります。
ナンバーレスによるセキュリティ面の強さ
三井住友カード(NL)は、ナンバーレスカードであることで、情報漏洩の心配が少ないという評価が多くある。



セキュリティは十分に良いと思います。カード番号やセキュリティコードがカードに書かれていないので、誤って落としたときの対策になります。



ナンバーレスになっているので、カード番号を盗み見られる心配もいらないのも良いです。安心して利用できます。



カード券面にカード番号などが記載されていないので、盗み見やスキミングなどのセキュリティ面でのリスクを減らすことができます。



顧客情報がECサイトから流出して不正利用されそうになりましたが、セキュリティがしっかりしていて無事防げました。
コンビニ・飲食店での高還元率
三井住友カード(NL)は、特定のコンビニやファストフード店での最大7%還元を評価する声が多い。



三井住友カード(NL)は、自分がよく利用するコンビニやマクドナルド、スタバで利用するとポイント還元率が、通常の「0.5%」から最大「7%」までアップするので、ポイントが貯まりやすく、お得に買い物ができるなと感じています。



コンビニでのポイント還元率が高く、タッチ決済など便利でお得なところが多い。



対象のコンビニエンスやファーストフード店で利用すれば大幅にポイント還元率がアップするので、そこも魅力を感じます。



年会費が無料でローソンなど一部のお店でポイントの還元率がいいのはとても魅力的である。また利用している証券会社との連携もいいので使い勝手がよい。
スタイリッシュなカードデザイン
三井住友カード(NL)は、スタイリッシュで洗練されたデザインを評価する声が多く挙がっている。



カードに番号が打刻されていた頃と比べて、デザインがスマートで格好良くなった。アプリのUIも使いやすく便利。また、IDを使用してコンビニ等で簡単に決済できるのも魅力的。



カードのデザインが素敵なので持っていてとても気分が上がります。



僕が選択したカラーは深緑のバージョンですが、一般のカードとしてはデザインはかなり優れてる部類だと感じていて気に入ってます。



初めて作った銀行系のクレジットカードです。決め手は渋い緑で「オトナ感」がかもし出しているところです。ここにVISAのロゴが入っている辺りバランスよくデザインされていてよさげです。
三井住友カード(NL)の悪い評判・口コミ
三井住友カード(NL)の口コミを分析すると、以下の4点が課題として指摘されている。
- 通常時のポイント還元率の低さ
- ネット決済時の操作の手間
- ポイントの使いづらさ
- 付帯保険の補償内容の不足
以下、それぞれの課題点を詳しく見ていこう。
通常時のポイント還元率が低い
三井住友カード(NL)は、通常時のポイント還元率が低く物足りないという声がある。



コンビニや特定の飲食店での利用で7%以上の還元率があり、その点に関しては強みがあるが、かえってその他の場合の還元率は0.5%とやや低い。



色んな店舗で使える反面、ポイント還元率が弱くて大きくポイントを貯められないのがデメリットです。



年会費無料であることやステータス性の高さには満足していますが、通常のポイント還元率が低いと思っています。



メガバンクの行員さんにお願いされて作ったもの。カッコいいとは思うが、楽天やdカードの方がポイントが貯まると思う。
ポイントが使いづらい
三井住友カード(NL)は、貯まったポイントが使いづらいという不満がある。



三井住友カードはステータス性が高いイメージがあります。しかし貯まったポイントが使いにくいのが玉に瑕です。



三井住友銀行の口座をもっているので、簡単にカード(NL)が、作れました。年会費も無料なのでとてもよいです。貯めたポイントの使いやすさをもう少し改善してほしいです。
ネット決済時に手間がかかる
三井住友カード(NL)は、ナンバーレスのため、ネットショッピング時にアプリでカード情報を確認する手間がかかるという声がある。



セキュリティ対策として安全なナンバーレスを採用しているが、ネットショッピングの際のクレジットカード支払いでは都度、カード情報をアプリで確認しなければいけないところが面倒。



ナンバーレスカードなので、実店舗での支払いに使うときには、セキュリティ面で安心感がある。ただ、ネットショッピングなどの決済に使う場合は、アプリからカード番号やセキュリティコードを確認する必要があり、少し不便に感じる。
付帯保険の補償内容の不足
三井住友カード(NL)は、ショッピング保険が付帯していないことへの不満の声がある。



カード券面にカード番号などが記載されていないので、盗み見やスキミングなどのセキュリティ面でのリスクを減らすことができます。ただ、ショッピング保険が付帯していないのがデメリットだと言えます。
三井住友カード(NL)はインターネット申し込みがおすすめ


三井住友カード(NL)は、インターネットからの申し込みにより、簡単かつ迅速にカードを発行することができる。
オンライン申し込みなら24時間いつでも申し込み可能だ。最短10秒でカード番号が発行されるため、すぐにクレジットカードを利用したい方におすすめである。
ここでは、インターネット申し込みに必要なものや流れについて詳しく解説する。
インターネット申し込みに必要なもの
インターネット申し込みする際に必要なものは、以下のとおりである。
- 本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカードなど
- 金融機関口座
- 本人名義の口座情報(通帳やキャッシュカード)
- 連絡可能な電話番号
- 申し込み時に必要
上記のものを準備しておくと、申し込みがスムーズに進む。
インターネット申し込みの流れ
三井住友カード(NL)のインターネット申し込みは、以下のステップで行う。
- 三井住友カードの公式サイトにアクセス
- 「お申し込みはこちら」ボタンをクリックし、申し込み方法を「即時発行」または「通常発行」から選択する
- 申し込みフォームに必要な情報(氏名、住所、電話番号、金融機関口座など)を入力する。
- 入力内容を誤らないように入力することが大切だ。誤入力のままであると、カード会社で入力情報を登録する際に、電話で問い合わせの可能性があるだろう。
- 入力内容に基づいて審査が行われ、即時発行であれば最短10秒で完了する。
- 審査が通過した後、申し込み方法により対応が異なる。
- 即時発行:電話番号に認証の電話がかかる。
- 通常発行:クレジットカードが郵送される。(申し込みから約1週間)
- 認証の完了または手元にクレジットカードが届いたら、会員向けサービス「Vpass」に登録する。
- Vpassを通じて、即時にカード番号を確認できるようになる。
- 後日クレジットカードが、自宅に届く。
以上の流れで、随時発行であれば最短10秒でカード番号が発行され、すぐにオンラインショッピングなどで利用可能となる。
インターネット申し込みは、手続きが簡単・迅速にできるため、特に急いでカードを作りたい場合に便利である。
なお、カード発行を急いでない場合の通常発行でも1週間程度で利用可能だ。
メリット・デメリットや利用者からの評価を吟味して三井住友カード(NL)を作成しよう


本記事では、三井住友カード(NL)の特徴と評価を解説してきた。基本性能として年会費が永年無料や最短10秒での即時発行、対象店舗での最大7%還元などが特徴だ。
メリットは、高いポイント還元率とセキュリティの安全性である。一方、デメリットとしては、通常の還元率が0.5%と標準的な水準である点と、付帯保険の補償範囲が限定的な点だろう。
利用者からの評価では、年会費無料で即時発行できる手軽さや、カード情報の盗み見を防ぐ安全性が好評価を得ている。一方で、カード情報の確認にアプリが必要な点が不便との声もある。
三井住友カード(NL)は、24時間受付可能なインターネットからの申し込みが便利である。
手続きが簡単であり即時発行が可能だ。本記事でお伝えした三井住友カード(NL)の内容を参考にして、総合的な評価で作成を検討してみよう。