- ビューカード ゴールドの審査基準が知りたい
- ビューカード ゴールドの審査通過のコツが知りたい
- ビューカード ゴールドの審査に落ちるケースが知りたい
クレジットカードを保有するなら、ステータス性の高いゴールドカードを持ちたいという方は少なくない。
また、一般カードよりもポイントの付与率が高いという理由で、ゴールドカードを希望する方も多い。
しかし、ゴールドカードは一般カードよりも作成が難しいイメージがあり「どんなことを審査されるの」と申し込みをためらうこともあるだろう。
この記事では、ビューカード ゴールドの審査について、審査に落ちる原因や通過のコツなどを詳しく解説する。
クレジットカードを作成してお得にポイ活したい方や、ゴールドカードを保有して一般カードとは異なる特典を受けたい方は、ぜひ参考にしてほしい。
ビューカード ゴールドの審査は厳しい?必要な年収は?

クレジットカードを作成するには、審査に通過する必要がある。ゴールドカードは特に「審査の通過が難しい」というイメージがあるだろう。
ここでは、ビューカード ゴールドについて、以下の点を解説しよう。
- 申し込み条件
- 審査難易度
- 必要な年収
申し込み前に確認して、自分が作成可能かどうか判断してほしい。
申し込み条件
ビューカード ゴールドを申し込む際の条件は、以下のとおりである。
- 日本に居住している
- 満20歳以上である
- 電話連絡が可能である
- 安定した収入がある
このクレジットカードを申し込むには、上記の条件をすべて満たす必要がある。
ゴールドカードは一般的なクレジットカードと比較してステータスが高いため、収入要件は特に重要だ。
なお、家族カードも作成可能だが、その際の申し込み条件は以下である。
- 本会員と生計が同じ
- 姓が同じ配偶者・両親・子ども(18歳以上・高校生不可)
申し込みの前に、自分が条件に当てはまっているか確認するとよいだろう。
審査難易度
ビューカード ゴールドの審査は、一般カードよりも難易度が高い傾向がある。
クレジットカードには一般的に以下のランクが存在する。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
ゴールドカードは一般カードよりは審査の難易度が高い一方、プラチナカードやブラックカードよりは作りやすいのが特徴だ。
また、クレジットカードは発行会社により主に以下の種類に分類される。
- 消費者金融系
- 流通系
- 信販系
- 鉄道系・交通系
- 銀行系
- 外資系
消費者金融系が最も審査が緩く、外資系は非常に厳しいのが一般的だ。
ビューカードは鉄道・交通系にあたるため、審査は特に厳しいわけではない。
上記の審査難易度や申し込み条件を考慮すると、ビューカード ゴールドの審査は標準レベルと言えるだろう。
必要な年収
ビューカード ゴールドを申し込む際は安定した収入が条件になるが、具体的な金額は示されていない。
ただし、ゴールドカードは一般的に年収300万円が審査の基準とされているため、ビューカードの場合も同様の基準を設けている可能性が高い。
そのため、年収300万円が申し込みの基準となるが、その金額を超えていれば必ず審査に通過するわけではない。
クレジットカードの審査は、年収以外にも総合的に判断されるため、内容を正しく理解して申し込みをする必要がある。
ビューカード ゴールドの審査基準とは

クレジットカードの作成時は、一般的に以下の基準で審査される。
- 本人の属性
- 信用情報
上記の2点について詳しく解説するので、参考にしてほしい。
本人の属性
ビューカード ゴールドでは、他のクレジットカードと同様に本人の属性が審査される。
審査項目は公表されていないが、一般的なカードと同じく以下の内容と推測される。
- 年齢
- 性別
- 家族構成(配偶者や扶養家族の有無)
- 居住形態(持ち家・賃貸)
- 居住する年数
- 職業(会社員・自営業・アルバイトなど)
- 勤務先の規模
- 勤続年数
- 年収 など
クレジットカードの審査では、本人の勤務状況が重視される傾向がある。
例えば、自営業者やパート・アルバイトよりも会社員の方が審査では有利だ。
また、同じ会社員でも中小企業よりも大企業に勤めるほうが審査に通過する確率が高い。
さらに、短期間での転職は収入が減る可能性もあるため、勤続年数が短いと審査で不利になるケースは多いだろう。
ゴールドカードの作成時は安定した収入が求められるため、本人の現況は重要である。
信用情報
クレジットカードを作成するには、過去や現在の取引状況が重要だ。
具体的には、以下の項目が審査の対象になる。
- 過去の支払い履歴
- 現在の借入状況
- クレジットカードの申し込み履歴やローンの契約
- 過去の金融トラブル など
申し込み時点の借入状況はもちろんだが、過去の支払い履歴も重視される。そのため、過去に支払いの遅延があった場合は、審査に悪影響を及ぼしてしまう。
また、同時に複数のクレジットカードへ申し込んでいる場合も、審査面ではマイナスだ。
キャンペーンの特典狙いや早期の解約を疑われるため、審査の通過は難しい。
クレジットカードを申し込む際は、過去の取引を振り返ってみるとよいだろう。
ビューカード ゴールドの審査通過のコツ

クレジットカードを作成するなら、スムーズに審査を通過したいだろう。
申し込みの際に、以下のポイントを確認してみてほしい。
- 過去の取引を見直す
- キャッシング枠は設定しない
- 利用希望額を抑える
- 複数のカードを同時に申し込まない
ここでは、ビューカード ゴールドの審査を通過するコツを紹介しよう。
過去の取引を見直す
ビューカード ゴールドに申し込む際は「クレジットヒストリー(クレヒス)」を良好に保つことが重要だ。
クレジットヒストリーとは、個人がクレジットカードやローンを利用した履歴を表すもので、主に以下の内容が記載されている。
- 個人情報
- クレジットカードの利用状況
- 過去の延滞情報
- 過去の返済履歴
- 契約額や契約内容
- 残債の金額
クレヒスはCICやJICCなどの信用情報機関に保存され、クレジットカードの作成時やローンの審査などでの資料として利用される。
そのため、過去に支払い代金の延滞や滞納があった場合は、クレジットカードの審査時に悪影響を及ぼすだろう。
ただし、クレヒスに記録される延滞情報は最長で5年間のため、カードの審査を有利に進めたい場合は、この期間が経過するのを待って申し込むのがおすすめである。
クレジットカードの審査は、現在だけではなく過去の取引状況も加味される点を忘れないようにしよう。
キャッシング枠は設定しない
ビューカード ゴールドにはキャッシング枠があるが、使う予定がなければ設定しないほうが審査の通過率が高まる。
キャッシング枠とは、クレジットカードを利用してお金を借りる仕組みである。
設定された金額の範囲で提携ATMから引き出せるため、急に資金が必要になったときに便利なサービスだ。
一方で、キャッシングは通常の借金にあたるため、金利を含めて返済しなければならない。
例えば、10万円を59日間キャッシングした場合、返済額は102,909円になる(金利18%)。
そのため、利用機会がほとんどなかったり、他にキャッシングできるカードを保有したりする場合は、申し込み時にキャッシング枠を希望しないほうが良いだろう。
利用希望額を抑える
ビューカード ゴールドの申し込み時は、利用希望額をできるだけ抑えると審査に通過する可能性が高まるだろう。
クレジットカードには、それぞれ利用限度額が設定されており、その金額以上は利用できない。
そのため、利用できなくなる状態をおそれて、高めの金額を設定する方も少なくないが、そのケースでは審査の難易度が上がる傾向がある。
利用希望額が自身の年収と見合わない場合は特に、審査の通過は難しいだろう。
カードの申し込みの際は、普段どの程度利用するのか考慮して金額を設定することが重要である。
複数のカードを同時に申し込まない
ビューカード ゴールドに申し込むならば、他のクレジットカードの作成は時期をずらすとよいだろう。
前述したとおり、クレジットカードの審査基準には「他のカードの申し込み状況」がある。
同時に複数のクレジットカードに申し込むと、特典狙いの早期解約を疑われる可能性がある。
また、審査通過が不安なために数多くのカードに申し込みしているとも捉えられ、いずれにしても審査には悪影響だ。
審査通過の確率を高めたいのであれば、前回の申し込みから6ヶ月以上開けるのがおすすめである。
ビューカード ゴールドの審査に落ちる原因

ここでは、ビューカード ゴールドで審査落ちする原因と、その場合の対処法を紹介しよう。
審査落ちする原因
ビューカード ゴールドで審査落ちする主な原因は、以下のとおりだ。
- 収入が不安定
- 申し込み内容に虚偽や誤りがある
- 信用情報に問題がある
申し込みの際に、自分に当てはまるものがないか確認してみてほしい。
収入が不安定
勤続期間が短く、安定した収入がない場合は審査に落ちる可能性が高いだろう。
クレジットカードの審査では「安定した収入」が重要な要素になるため、年収が基準に満たない場合は通過が難しい。
なお、ゴールドカードは一般カードよりも安定収入の基準が高く、年収300万円が目安とされている。
また、仮に申し込み時の年収が基準額を超えていたとしても、勤続年数が短い場合は不利になるだろう。
さらに、会社員ではなく自営業者やフリーランスの場合も、収入が不安定と見なされるケースは少なくない。
継続して安定した収入を得られるかどうかは、クレジットカードの審査では重要である。
申し込み内容に虚偽や誤りがある
クレジットカードの審査では、提出書類に不備があると通過は難しいだろう。
提出書類の不備には、単純な記入ミスから意図的な隠蔽までさまざまな理由があるが、いずれにしても個人情報の提供を誤ると審査に落ちてしまう。
また、クレジットカードを申し込むと勤務先に在籍確認の電話がいくケースが一般的だが、これに対応できない場合も審査落ちの対象だ。
スムーズにクレジットカードを作成したいのであれば、提出書類の正確な記入を心がけてほしい。
信用情報に問題がある
過去や現在の信用情報に問題がある場合は、クレジットカードの審査に落ちる可能性がある。
例として、以下の状況が挙げられる。
- 他社からの借入が多い
- 過去6ヶ月以内に他のクレジットカードに申し込んだり落ちたりした
- 過去に滞納や遅延などをして、いわゆる「ブラックリスト」に載っている
- 「スーパーホワイト」で過去の金融履歴がない
スーパーホワイトとは、今までに一度もクレジットカードやローンの利用経験がない方を指す。
滞納や遅延などの金融事故がない一方、正しく返済した履歴もないため、カード会社側は判断が難しいという特徴がある。
成人して間もない若年層や、現金主義の方に多くみられるが、30代以上でスーパーホワイトの方は怪しまれる可能性が高い。
クレジットカードの作成時は、過去の取引状況も詳しく審査されるため、問題がある場合は申し込み前に対処が必要である。
審査に落ちた時の対処法
クレジットカードの審査に落ちるケースは珍しくない。ここでは、審査落ちした場合の対応策を紹介する。
- 期間を空けて再び申し込む
- 収入を安定させる
- 他社からの借入を整理する
- 信用実績を構築する
- 申込内容は正確に記入する
- 他のカードとの同時申し込みは避ける
審査に落ちてすぐに申し込みをしても再び落選するケースは多い。しっかり対策を練ってから再度申し込みしてほしい。
期間を空けて再び申し込む
審査落ちして再度申し込む際は、半年程度の期間を空けるのが良いだろう。
クレジットカードに申し込むと、信用情報機関に約6ヶ月間記録が残るため、審査落ちしてすぐの申し込みは「多重申し込み」と認識される可能性が高い。
その結果、信用情報を改善して再度申し込みをしても、再び審査を通過できないケースが考えられる。
審査を通過できなかったクレジットカードに再び申し込むのであれば、最低でも6ヶ月は期間を空けることをおすすめする。
収入を安定させる
審査落ちの原因が「収入が不安定」と見込まれるときは、自身の就労状況を改善してから再申し込みすると良いだろう。
例えば、パートやアルバイトから正社員に転換したり、フリーランスや自営業者であれば数期に渡って収入を安定させることが重要だ。
クレジットカードの審査では収入が大きなポイントとなるため、まずは安定して働ける環境に身を置くことを目指してほしい。
他社からの借入を整理する
申し込み時に他の金融機関から借入していた場合は、ある程度返済してから再度審査を受けると通過する可能性が高まるだろう。
クレジットカードの審査では借入額はもちろんだが、借りている会社数も審査対象になる。
そのため、複数の会社から借金する場合は「おまとめローン」を利用して1社にまとめるのも効果的だ。
借金は完済するのが望ましいが、難しい場合は少しでも減らしてから再度申し込みするようにしてほしい。
信用実績を構築する
クレジットカードの利用履歴が少ない、もしくはまったくない「スーパーホワイト」である場合は、実績を作ってから申し込むのが良いだろう。
過去の金融事故は審査に悪影響を与えるが、一方でほとんど利用履歴がない場合も印象は良くない。
クレジットカードを利用できない、または作成できない理由があるのではないかと疑われるためである。
利用履歴が少ない状態でゴールドカードを作成するのは難しいケースが多いため、その場合は通常のカードを申し込んで使用を重ね、実績を作ることをおすすめする。
少額でも利用を重ねて実績を作れば、ゴールドカードの審査も有利に働くだろう。
なお、スマートフォンの分割購入も利用実績になるため、クレジットカードの作成が難しい方は検討してみてほしい。
申込内容は正確に記入する
申し込みの際の個人情報は、正確な記入を心がけよう。
記入内容の不備により審査に落ちるケースは珍しくない。
自宅の住所や勤務先の電話番号などは正しく記入して、申込書の提出前に確認を忘れないようにしてほしい。
また、当然ながら虚偽の申告は絶対にしてはならない。
審査に通過するために、収入を多く申告したり借入を少なく記入したりする行為はやめておくのが賢明である。
他のカードとの同時申し込みは避ける
ビューカード ゴールドを作成する際は、他のクレジットカードを同じ時期に申し込むのは控えよう。
前述のとおり、クレジットカードの申し込みは約6ヶ月の間、信用情報機関に記録される。
そのため、この時期に他のカードを申し込むと多重申込者とみなされ、審査結果に悪影響を及ぼすだろう。
複数のカードへの申し込みが審査落ちの原因と考えられる場合は、一旦他のクレジットカードの申請はストップして、ビューカード ゴールドのみを作成すると良い。
ビューカード ゴールドの申し込みの流れ

ここでは、ビューカード ゴールドを申し込む流れを紹介する。
- 申し込み方法
- 必要書類
- 申し込みの流れ
- 審査から発行までの流れ
申し込み前に流れを把握して、スムーズにゴールドカードを受け取れるようにしよう。
申し込み方法
ビューカード ゴールドは以下の方法で申し込み可能だ。
- インターネット
- 郵送
- 店頭
手間をかけずにカードを作成したいのであれば、インターネットからの申し込みがおすすめだ。
公式サイトから申し込みフォームにアクセスし、必要事項を入力するだけで簡単に申し込みできる。
その際、引き落とし口座をオンライン上で設定すると書類の郵送は必要ない。
さらに、本人確認書類が運転免許証かパスポートであれば、証明書番号の入力だけで完了するため、すべての手続きがインターネット上で完結する。
オンラインでの申し込みはキャンペーンが適用されポイントが付与されるケースもあるため、申請前に確認してみると良いだろう。
必要書類
ビューカード ゴールドの申し込みで必要になる書類は以下のとおりである。
- 本人確認書類
- 銀行口座がわかるもの
本人確認書類は、申し込み方法により必要なものが異なる。
インターネットからの申し込みであれば、運転免許証かパスポートの証明書番号を入力すれば完了だ。
一方、インターネットからの申し込みで上記の本人確認書類を用意できない場合や、郵送で申請する場合は、本人確認書類のコピーを提出する必要がある。
現住所の記載がある以下の書類を保有する場合は、この中から2点郵送が必要だ。
- 運転免許証・運転経歴証明書
- 保険証(健康保険証・国民健康保険証など)
- パスポート(2020年1月以前に発行されたもの)
- 国民年金手帳(1996年12月以前に発行されたもの)
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 住民票 など
なお、上記の書類を1点のみ保有する場合は、以下の中から1点加えて郵送する必要がある。
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道)
- NHKの受信料領収書
- 社会保険料や国税の領収書 など
提出書類の不備で審査落ちしないように、自分が必要な書類を確認して忘れずに送付してほしい。
申し込みの流れ
申し込み方法を決めて必要な書類を準備したら、早速ビューカード ゴールドの申請に進もう。
ここでは簡単で便利なインターネットから申し込む流れを紹介する。
まずはビューカード ゴールドの申し込みフォームにアクセスし、個人情報を入力しよう。
主な入力項目は以下のとおりだ。
- 氏名・生年月日・性別
- 電話番号・メールアドレス
- 居住形態(持ち家・賃貸)
- 居住年数
- 家族情報
- 職業
- 勤務先情報
- 年収
- 住宅ローンの有無 など
次に申し込むカードについて以下の情報を入力しよう。
- カードのブランド(JCBかVISA)
- 家族カードの有無
- ETCカードの有無
- Suicaのオートチャージの有無 など
その後、本人確認書類と引き落とし口座の入力をしよう。
引き落とし口座をオンライン上で設定すれば、原則として口座振替依頼書や本人確認書類の郵送は不要だ。
すべての入力が完了して送信すると、審査が開始される。
審査から発行までの流れ
インターネットや郵送などでの申し込みが完了すると、カード発行のための審査が開始される。
審査期間は通常であれば1週間程度だが、申し込みの時期や個人の状況により多少変動する可能性がある。
審査結果はメールで通知され、通過であればその後1〜2日程度でカードが到着するだろう。
申し込みからカード到着まで7日から10日程度かかるケースが一般的である。
ビューカード ゴールドの審査に通過して快適なキャッシュレス生活を送ろう

ビューカード ゴールドは一般カードよりもステータス性があるため、審査の通過がやや難しいが、プラチナカードやブラックカードよりは容易である。
また、交通系のカードであるため、外資系や銀行系のカードより審査は緩いだろう。
審査に通過するには、申し込み前に以下の点を再確認すると良いだろう。
- 過去の利用履歴
- キャッシング枠を設定しない
- 利用限度額の最小化
- 他のクレジットカードは申し込まない
ビューカード ゴールドは一般カードとは異なりステータス性の高いカードであるため、ラウンジやその他の特典を有効活用することで満足感が得られるだろう。
ポイント還元も高く、交通機関の利用からショッピングまでさまざまな場面で利用可能なビューカード ゴールドをぜひ検討してみてほしい。