- おすすめのビューカードが知りたい
- 自分の生活スタイルに合ったビューカードを見つけたい
- ビューカードが人気な理由が知りたい
モバイルSuicaのチャージや定期券の購入、新幹線のチケットレス購入などで効率よくポイントを貯められる「ビューカード」は、JR東日本管内にお住まいの方におすすめのクレジットカードだ。
ただ、カードの種類によって特徴は全く異なる。どのカードが良いのか迷ってしまう方もいるのではないだろうか。
自分に合うカードを選ぶなら、それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握することが重要だ。
そこで本記事では、数あるなかでも特におすすめできるビューカードを紹介する。
これからクレジットカードを作ろうか悩んでいる方はぜひ参考にしてほしい。
ビューカードってどんなカード?人気の理由とは

ビューカードはJR東日本管内にお住まいで、よくJRを利用している方に人気のクレジットカードだ。
ただ、ほかにもさまざまな種類があるなかで、なぜ人気なのだろうか?
考えられる人気の理由には、以下のようなものがある。
- 多くの機能が1枚に集約されている
- ポイントが貯まりやすい・使いやすい
- 保険などの付帯サービスも充実
ここからは、ビューカードが人気の理由について、深掘りして解説していく。
多くの機能が1枚に集約!オートチャージの可能
ビューカードはクレジットカードではあるが、それ以外にもさまざまな機能が付加されているという特徴がある。
まず、大きな特徴が「Suica一体型である」ということ。
SuicaはJR東日本の交通系ICカードであり、管内の学生や会社員の通勤・通学はもちろん、プライベートにもよく利用される。
Suicaがついたことにより、例えば「オートチャージ」の機能を利用することができる。
オートチャージはJR東日本が提供するサービスで、Suicaの残額が設定金額以下になった場合、改札にタッチすれば自動的に設定金額がチャージされるサービスだ。
使い過ぎには注意が必要ではあるが、手動でチャージをする手間が必要ないという点は大きなメリットだろう。
そのほか、えきねっとやモバイルSuicaの利用でグリーン券や定期券を購入でき、通常よりも大きなポイント還元を受けられるなどの特典がある。
現在では関西・東海地方・九州など全国エリアで利用できるようになったため、ビューカードがあれば電車の利用で困ることは少ないだろう。
ポイントが貯まりやすい・使いやすい
ビューカードで貯められるのは「JRE POINT」で、ポイントが貯めやすいという特徴がある。
通常のポイント還元率は1,000円につき5ポイント(0.5%)と、ほかのクレジットカードと比較しても平均的だが、ポイント還元率がアップする施策が多い。
保険などの付帯サービスも充実
ビューカードは、一般クラスでも国内旅行傷害保険が付帯している。
多くの一般クラスのクレジットカードの場合、国内旅行傷害保険が付帯されない。つまり、国内で旅行中のケガや病気では補償されない。
一方、ビューカードではスタンダードクラスでさえも国内旅行傷害保険が付帯しているので、旅行代金を当該カードで支払うと国内旅行中のケガや病気にも手厚い補償がある。
また、ゴールドにもなると、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険は最高5,000万円も付帯されている。
これは一部プラチナカードと同じ水準であり、ゴールドカードとしては破格の補償金額といえるだろう。
ビューカードを比較するときのポイント

詳しくは後ほど解説するが、ひとくちに「ビューカード」といってもさまざまな種類がある。
独自のサービスやメリットのある提携カードまで含めると10種類近くもあり、どれにするか決められずに困ってしまうかもしれない。
そこで、ここからはビューカードを選ぶ際に知っておきたい、選び方のポイントを紹介する。
具体的に、比較の際にチェックしてほしいポイントは以下のとおりだ。
- 年会費
- ポイント還元率
- ポイントアップ店
- 付帯サービス・付帯保険
- 国際ブランド
申し込むカードを決めきれない方は、ぜひ参考にしてほしい。
年会費
ビューカードはさまざまな提携クレジットカードが設定されており、それぞれ年会費が設定されている。
年に1回でも利用すれば年会費が無料のカードもあるが、年会費が20,000円を超えるカードもある。
はじめてクレジットカードを利用するなら、年会費が無料または1,000円前後で割安のクレジットカードがおすすめだ。
例えばビューカード スタンダードの年会費は524円だが、Suicaとしての機能と、それらを利用したときのポイント還元アップの特典があるので十分に年会費以上のお得さを実感できる。
ただ、年会費が高いということは、逆にいえば機能性が充実しているということでもある。
そのため、ほしい特典や優待がある場合は、年会費が有料でも利用する価値はある。例えば、ゴールドカードなら空港ラウンジや東京駅のラウンジが利用できる。
年に複数回利用できる人ならカード年会費が10,000円~20,000円ほど発生したとしても、快適さを考えると支払う価値は十分にあるはずだ。
ポイント還元率
ポイント還元率も、カード同士を比較する際の重要なポイントになる。
年会費が高いクレジットカードは、入会をためらってしまう方が少なくない。だが、利用の仕方次第では年会費を超えるポイントを獲得して実質無料を実現することも十分に可能だ。
例えば、「ビューカードゴールド」の年会費は11,000円(税込)で、あまりJR東日本を利用しない人にとっては確かに割高だ。
だが、ビューカードゴールドは「えきねっと」の新幹線eチケットでチケットレス乗車をすると、料金の10%も還元される。
例えば往復3万円の新幹線のチケットを購入時に条件を満たした場合、1回で3,000ポイントも獲得することができる。
同じような金額の新幹線チケットを年に4回購入すれば、それだけで年会費分をポイントで取り戻すことができる。
また、100万円以上の利用金額になると段階的にボーナスポイントを受け取ることができ、最高で17,000ポイントも受け取れる。
JR東日本のサービスを毎日のように利用する方や、年間で100万円単位のまとまった金額をカード決済する方なら、スタンダード以上にお得に利用できる。
このように、年会費とポイント還元率をもとに、「自分の使い方で元が取れるか」を確認したうえで申し込むカードを決定しよう。
ポイントアップ・優待店
ビューカードごとに、ポイントアップや割引などの優待が受けられる店舗が異なるため、自分がよく利用する店舗での買い物がお得になるクレジットカードが選択肢になるだろう。
特に提携カードは、カードごとに独自のメリットがあり、特定の店舗やサービスの利用でお得な優待や特典が付帯するケースが多い。
例えば駅ビルやエキナカで買い物する機会が多い方は、「JREカード」が狙い目になる。
駅ビルやエキナカ内のJRE POINTの提携店・優待店でJREカードを利用すると、最大で3.5%の優待を受けることが可能だ。
そのほか、特定の店舗・施設・サービスの利用でどのカードがお得なのかは異なる。
ビューカードでは、以下のようにJR東日本以外の企業と提携しているカードがある。
- ビックカメラ
- 日本航空(JAL)
- イオン
- 横浜銀行 など
例えばビックカメラSuicaカードでは、ビックカメラで利用できるビックポイントとJRE POINTが両方貯まるうえ、カードにチャージしているSuicaで支払うことで「10%分のビックポイント」「最大1.5%分のJRE POINT」の両方が受け取れる。
自分のライフスタイルで欠かせない店舗やサービスについて、お得に利用できるカードがないか、申込前によく確認しておこう。
付帯サービス・付帯保険
これまで紹介してきた「ポイントアップできる提携店やサービス」以外に、カード保有者が快適な日常を送るための特典が付帯しているケースもある。
例えばビューカード ゴールドでは東京構内にあるラウンジや、空港ラウンジを利用することが可能だ。
新幹線を利用した国内旅行と飛行機での海外旅行の両方について、自宅から駅・空港まで移動した疲れを癒すことができる。
また、クレジットカードによって金額が異なるが、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険といった保険が付帯するケースもある。
保険は補償金額が異なるが、「自動付帯」「利用付帯」のどちらが付帯しているかも異なる。
年会費が高いカードでは旅行傷害保険が自動付帯になっているケースもあり、安心して旅行に出かけられるだろう。
「年会費」「ポイント還元率」に加えて「付帯特典・優待」も踏まえて比較検討をすると、自身に合うカードを見つけやすくなるだろう。
国際ブランド
カードを比較検討する際、ぜひ「国際ブランド」についても比較してほしい。
国際ブランドは、店舗とユーザー間の決済サービスを提供する会社のことをいう。
世界的に有名なVisa、Mastercard、American Expressのほか、日本発の「JCB」などの種類がある。
所有しているカードの国際ブランドに加盟している店舗であれば、世界中どこでもカード決済することができる。
クレジットカードによって選択できる国際ブランドが異なるため、自身に合う国際ブランドを提供しているカードが狙い目になる。
ビューカードで選択できる国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類であるが、なかにはJCBしか選択できないケースもあるので注意が必要だ。
JCBは国内やアジアでの通用度が高いが、ヨーロッパ方面やアメリカ方面では対応していない店舗が他の2つの国際ブランドよりも多い傾向にある。
海外旅行や海外出張に出かけるシーンが多い方は、VisaまたはMastercardが使えるクレジットカードが狙い目になるだろう。
人気のおすすめビューカード7選

ここからは、数あるなかでも人気かつおすすめのビューカードを7枚紹介していく。
おすすめの情報に加えて、利用者の口コミも紹介するので、これからビューカードに申し込む方や、これから検討しようとしている人にはぜひ参考にしてみてほしい。
ビューカードスタンダード:年会費を抑えながらお得にポイントを貯めたい方向け

- 年会費は524円(税込)かかるが、Suicaの利用で年会費以上のポイントを獲得できるチャンスがある
- 貯めたポイントはSuicaにチャージできるので無駄にならない
ビューカード スタンダードはJR東日本の駅ビルを利用することで、年会費を上回るポイントを貯めやすいカードだ。
年会費が524円(税込)かかるのは一般カードとしては高い印象があるかもしれないが、Suicaを活用して電車や新幹線に乗ることで高還元のポイントを効率よく獲得できる。
- オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージで1.5%還元
- 定期券をモバイルSuicaで購入すると5%還元
- 「えきねっと」の新幹線eチケットのチケットレス乗車で5%還元 など
年間の利用金額に応じてポイントが受け取れるだけでなく、貯めたポイントはSuicaにチャージして支払いに利用可能だ。
弊社が実施したアンケートでは、以下のように好意的な口コミが多く見つかったので紹介しておこう。

年会費が無料ではないのが難点ではありますが、JRによく乗るのでポイントがすぐに貯まります。そのため、年会費を払っても、その分の料金を充分にカバーできますし、総合的に見てとてもお得だと思うので、「満足」の評価にさせていただきました。



これまでは何にも考えずに現金でスイカチャージをしていましたが、このカードを使うことでポイントがザクザクたまるので、今では本当に勿体無いことをしてきたなあと後悔しました。そのぐらいおすすめです。
何よりいいのは、お店でわざわざ数千円以上買わないとポイント還元が受けられない、またはポイント還元率が低くなるようなカードもある中で、このカードは、交通費という普段の生活で当たり前に必要な経費を、従来と変わらず支出する中でポイントを貯めることができる、という点です。



ビューカード スタンダードのポイントは、SuicaへのチャージやJRE POINTとして利用できるため、非常に使い勝手が良いです。貯まったポイントを日常の買い物や鉄道利用にスムーズに使えるので、ポイントが無駄にならず、効率よく活用できます。また、交換手続きも簡単で、特にモバイルSuicaと組み合わせると利便性がさらに向上する点が魅力的です。
ビューカードゴールド:年会費がかかる代わりにプレミアムな特典が充実


- 年会費11,000円(税込)と高額だが、それ以上のポイントを獲得することも可能
- ゴールドカードとしての特典も充実している
ビューカード ゴールドは、年会費が11,000円(税込)かかるが、それ以上のプレミアムな特典が充実している。
特に、利用額累計に応じてポイントを獲得できるのが大きな特徴だ。
利用金額 | 獲得できるボーナスポイント |
---|---|
100万円 | 5,000ポイント |
150万円 | 11,000ポイント |
200万円 | 14,000ポイント |
250万円 | 17,000ポイント |
300万円 | 17,000ポイント |
年間150万円を利用すれば、獲得できるボーナスポイントだけで年会費が実質無料になるということだ。
そのほかにも、オートチャージで還元率が1.5%になる。さらに「えきねっと」の新幹線eチケットでチケットレス乗車をしたり、モバイルSuicaグリーン券を購入したりすると、10%もの高還元を受けることも可能だ。
年会費以上のポイント還元を受けられる方なら、ぜひおすすめしたいゴールドカードだ。
加えて、ゴールドカードなら以下のような特典もある
- 国内とハワイの空港ラウンジを利用できる
- 東京駅のラウンジを利用できる
- 最高5,000万円と高額な海外・国内旅行傷害保険が付帯する
弊社実施のアンケートでも、スタンダードと同じく好意的な口コミが多数寄せられたのでぜひ参考にしてもらいたい。



ビューカード ゴールドはJREポイントの還元率が高く、Suicaチャージや定期購入で1.5%還元されるのが魅力。旅行保険や空港ラウンジも付いていて、新幹線や飛行機を使うときも便利。JR東日本系の特典も多く、年会費以上の価値を感じています。



一般的なショッピングの還元率は、大して高いと言えるほどではありませんが、年間の定期や新幹線の利用だけで年会費をペイ出来るので、通勤電車利用かつ出張の多い私には合っているように思う。



ビューカード ゴールドは、自分みたいに東日本JRで移動することが多い人にはポイントが貯まりやすく、とても良いと感じています。Suicaのオートチャージでポイントが貯まるだけではなく、定期券購入、えきねっとの利用などでも貯まるのでポイントが貯まりやすくて気に入っています。
ルミネカード:「ルミネ」「ニュウマン」をお得に利用できる
- ルミネ、またはニュウマンでの買い物が5%引きになる
- 年間21,000円以上の買い物で年会費以上にお得になる
ルミネカードはルミネ、またはニュウマンでの買い物が5%引きになる特典が魅力的なクレジットカードだ。
初年度は年会費が無料。2年目以降は本来なら1,048円(税込)がかかるのだが、年間21,000円以上の買い物で年会費以上にお得に利用することが可能。
ファッションアイテムや本、DVD、カフェなどが割引の対象で、年に数回は10%割引になるキャンペーンも実施している。
ルミネやニュウマンを利用している方ほど10%割引の特典を活用しやすく、バーゲン価格からさらに値引きになるので非常にお得感が強い。
また年間100万円以上をルミネやニュウマンで購入すると5,000円分の商品券をプレゼントされるだけでなく、プレミアム体験キャンぺーンに応募することも可能だ。
ルミネカード限定の特典や優待サービスを利用することもできるので、普段からルミネやニュウマンを利用している方におすすめだ。
JRE CARD:オートチャージが可能なSuicaつきのクレジットカード
- 年会費は初年度無料で2年目以降も524円とリーズナブル
- JRE CARDの優待店を月に1,500円以上利用できれば年会費以上のポイントを獲得できる
JRE CARDは、年会費が初年度無料、2年目以降も524円(税込)で利用できるクレジットカードだ。
JRE CARD優待店でのお買い物で最大3.5%還元という特徴があり、優待店で月平均1,500円以上の買い物ができれば年会費を上回るポイントを獲得できる。
ポイント還元率が3.5%にもアップする「JRE CARD特約店」は以下のとおり。
JRE CARD優待店
- 東京駅:エキュート東京、グランスタ各店、グランアージュ
- 品川駅:アトレ品川、エキュート品川
- 大宮駅:エキュート大宮、エキュート大宮ノース、信濃の風、ルミネ大宮
- 新宿駅:ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、ニュウマン新宿、イイトルミネ
- 有楽町駅:エキュートエディション有楽町、ルミネ有楽町
- 立川駅:エキュート立川、グランデュオ立川、ルミネ立川
- 横浜駅:エキュートエディション横浜、シァル横浜、ルミネ横浜、ニュウマン横浜
- 幕張豊砂駅:とよすなうみかぜ広場
- 対象店舗において、一部対象外のショップあり
月に1,500円なら学生でも十分に達成できる金額であり、ほとんどの方が実質的に年会費無料で利用できるということになる。
また、Suica機能もついていて、改札でストップしなくてすむ便利な「オートチャージ」の機能も付帯している。
オートチャージやSuicaへのチャージなら1.5%の還元が受けられるため、月平均3,000円以上をチャージすれば年会費を上回るポイントを獲得できるだろう。
なお、JRE CARDはJR東日本スポーツ株式会社が運営する施設「ジェクサー」の月会費を支払うと2年目以降も年会費が無料になる。
特典は以下のようになっているため、フィットネスに興味がある人はぜひ参考にしてほしい。
優待施設 | 優待内容 |
---|---|
ジェクサー・フィットネスクラブ | 【入会時ビューカード登録特典】 (※在籍6ヶ月以上) ・入会金無料 ・月会費2ヶ月(初月・翌月分)無料 【月会費決済ビューカード登録特典】 ・月会費330円(税込)割引 |
ジェクサー・ライトジム | 【入会時ビューカード登録特典】 (※在籍条件なし) ・入会金無料 【月会費決済ビューカード登録特典】 ・月会費100円(税込)割引 |
ジェクサー・リフレッシュスタジオ sopra | 【入会時ビューカード登録特典】 (※在籍条件なし) ・入会金無料 【月会費決済ビューカード登録特典】 ・月会費550円(税込)割引 |
JALカードSuica:マイルやJRE POINTが貯まるおトクなクレジットカード
- マイルとJRE POINTの両方が貯まるクレジットカード
- 空港でチェックインせずに保安検査場に直行できる
JALカードSuicaは、フライトやショッピングではマイルが、駅での利用ではJRE POINTが貯まるカードだ。
貯めたマイルは特別航空券への交換や、Suicaへのチャージなどで利用できる。
JALカードSuicaの特徴は、入会後にJMBマイル積算対象運賃でJALグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて「入会搭乗ボーナス」「毎年初回搭乗ボーナス」などを獲得できることだ。
普通カードで獲得できるマイル数 | |
---|---|
入会搭乗ボーナス ※JALカード入会後に初めての搭乗時にプレゼント | 1,000マイル |
毎年搭乗ボーナス ※入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降、毎年最初の搭乗時にプレゼント | 1,000マイル |
搭乗ごとのボーナス | 10%マイル |
これらのボーナスポイントを獲得するだけで、年会費以上の還元を達成するのは容易になるだろう。
JALタッチ&ゴーサービスを利用することで、空港でチェックインせずに保安検査場に直行できるメリットもある。
このように多くのメリットがありながら、普通カードの年会費は初年度無料なので、コスト負担を気にせずにクレジットカードを利用できる。
2年目以降は2,200円の年会費がかかるが、フライトやショッピングで年会費以上のポイントを獲得すれば実質年会費無料で利用できるだろう。
大人の休日倶楽部 ミドルカード:50~64歳までのミドルシニア世代が利用できるクレジットカード
- 男性は満50歳~64歳まで、女性は満50歳~59歳までが対象
- 大人の休日倶楽部会員になることで、会員限定切符を購入できる
- JR東日本線・JR北海道線のきっぷが5%割引になる
大人の休日俱楽部 ミドルカードは、男性は満50歳~64歳まで、女性は満50歳~59歳までの人が申し込める、旅がお得になるクレジットカードだ。
年会費は初年度無料。2年目以降は「大人の休日倶楽部ミドルの年会費」「カード年会費」を合わせて2,624円(税込)がかかるが、決して高い価格ではない。
その理由は、大人の休日倶楽部会員になることで、会員限定切符を購入できること。大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)を使うと「JR東日本全線」「JR北海道」の全線が5日間乗り降り自由になる。
アクティブに旅行を楽しみたいミドル世代の方なら、非常にお得なクレジットカードだ。
JR東日本線・JR北海道線のきっぷが5%割引になるという大きな特徴もあるため、旅行や遠出が好きな人は非常にお得に利用できるだろう。
ビックカメラSuica:Suicaでの支払いで最大11.5%還元が受けられる
- 最高11.5%の高還元が受けられる
- JRE MALLで買い物すれば最大3.5%還元
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラの買い物で基本10%のポイントが得られるほか、チャージしたSuicaで支払いなら最大で11.5%もの還元を受けられる。
- ビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージ:最大1.5%還元
- ビックカメラでチャージしたSuicaでお買い物:最大10.0%還元
またJRE MALLで買い物すれば最大3.5%と、こちらも高還元だ。
貯めたビックポイントやJRE POINTは、Suicaにチャージが可能。
年会費は初年度無料。2年目以降は524円(税込)の年会費が発生するが、年1回でもビックカメラSuicaのクレジットカード機能を利用すれば無料になる。
ビックカメラで乾電池1つでも、スーパーで食材1つでも購入すれば年会費はかからないので、実質的に年会費無料で利用できると考えて良いだろう。
なお、デメリットとしては「国際ブランドがJCBとVisa」しか選択できないという点だ。
2つとも国内では通用度が高いので問題はあまりないが、なかには「Mastercardしか受け付けない」という店舗もある。
コストコが良い例だが、そのようなMastercardしか利用できない店舗を利用する人は国際ブランドがMastercardの別のカードも一緒に作っていこう。
【ケース別】あなたにおすすめのビューカードはどれ?


どのビューカードがおすすめなのかは、目的によって大きく異なる場合がある。まずは、ご自身がクレジットカードに申し込む目的を明確にしておこう。
そのうえで、目的に合う特徴を持つビューカードを選ぶのがおすすめだ。
ここでは、ケース別におすすめのビューカードの種類とその理由について解説していく。
具体的なケースは以下のとおりだ。
- 年会費無料でお得に貯めたいなら「ビューカード」「ビックカメラSuicaカード」
- 新幹線や定期券をよく利用するなら「ビューカード ゴールド」
- 飛行機をよく利用するなら「JALカードSuica」
- 駅構内などでよく買い物をするなら「JRE CARD」
ビューカードの絞り込みをしたい方はぜひ参考にしてもらいたい。
年会費無料でお得に貯めたいなら「ビューカード スタンダード」「ビックカメラSuicaカード」
年会費無料でお得にクレジットカードを利用するなら、ビューカードのなかでも年会費がやすくて使いやすい「ビューカード スタンダード」と「ビックカメラSuicaカード」がおすすめだ。
ビューカードスタンダードは年会費がかかるが、その金額はわずか524円(税込)だ。
月平均3,000円以上のオートチャージ、またはモバイルSuicaへのチャージをすれば年会費を上回るポイントを獲得できる。
また、モバイルSuicaを利用した定期券の購入であれば、年11,000円の購入で年会費の元がとれてしまう。
くわえて、月に3,500円以上の駅ビルでの買い物でも同様に年会費を上回るなど、年会費を上回るためのポイントを獲得できる機会がとにかく多いのが特徴だ。
また、ビックカメラSuicaカードは年会費無料を実現する方法がより簡単だ。条件は「年に1回でもビックカメラSuicaのクレジットカード機能で買い物をすること」だ。
ビックカメラをひんぱんに利用している方なら、年に1度くらいは乾電池やプリンタのインクなどを利用する機会があるだろう。
あるいはコンビニやスーパーでの買い物でも良い。どこかで買い物のときにビックカメラSuicaで買い物をするだけで年会費が無料になるので、達成するのは容易だろう。
新幹線や定期券をよく利用するなら「ビューカード ゴールド」
ビューカードに入会を検討している人は学生や主婦だけでなく、全国に出張にいく会社員の方もいるだろう。
日常的に仕事で新幹線に乗ったり、自宅と会社の通勤のために定期券を購入したりする人は、ビューカードスタンダード以上に「ビューカード ゴールド」がおすすめだ。
ビューカードゴールドの年会費は11,000円(税込)。
最近は年会費が5,500円くらいのゴールドカードや条件付きで無料になるゴールドカードも少なくないなか、比較的高額といえるだろう。
ただ、年会費以上のポイントを獲得できるポイント優待制度が多く、ひんぱんに出張や旅行をする会社員へのおすすめ度が高い。
まず、年間の利用金額が150万円を超えると、通常で獲得できる7,500ポイントに加えて入会/利用特典として5,000ポイントとビューカードゴールドのボーナスポイントの3.000ポイントが獲得できる。
合計15,500円分のポイントを獲得でき、年会費11,000円(税込)を大幅に上回る。
また、えきねっとの「新幹線eチケット」でチケットレス乗車をすると、ゴールドなら10%還元される。
往復2万円の新幹線に乗ると、それだけで2,000ポイント還元が受けられる。
また、モバイルSuicaグリーン券を購入した場合も同様で、ゴールドなら10%還元を受けられる。
普段から新幹線やグリーン車に乗っている人なら、年会費以上のポイントを獲得するのは容易だろう。
ゴールドならではの特典である「東京駅のラウンジの無料利用」「空港ラウンジの無料利用」の特典を年会費が実質無料で利用できるなら、ビューカードゴールドを選ぶ価値は十分にあるといえるだろう。
飛行機をよく利用するなら「JALカードSuica」
旅行や出張などでよく飛行機に乗る方の場合、「JALカードSuica」を利用することをおすすめする。
フライト代金をカード決済した場合はもちろん、日常のショッピングでもマイルを貯めることが可能だ。
さらに、Suicaチャージや、きっぷ・定期券の購入をすると、マイルの代わりにJRE POINTが貯まる。
貯めたJRE POINTはマイルに交換することができるため、支払いの全てをJALカードSuicaに集約させることで、効率的にマイルを貯めることができるだろう。
さらに、初回搭乗や毎年初回の搭乗で1,000マイルがプレゼントされたり、搭乗のたびに10%のボーナスマイルが貯まったりする特典もある。
駅ビルなどでよく買い物をするなら「JRE CARD」
JR東日本管内の駅ビルで日常的に買い物をしている人の場合、JRE CARDがおすすめだ。「JRE CARD優待店」でのお買いもので還元率が最大3.5%還元にもなる。
たった月1,500円以上の買い物で年会費を上回るポイントを獲得できるので、駅ビルでよく買い物をする方にとって実質的に年会費無料のカードとして利用できるはずだ。
なお、国際ブランドもVisa、JCB、Mastercardのどれでも選ぶことができる。国際ブランドにこだわりがある方にとって、3つの選択肢から好きなものを選べるのは魅力的だろう。
ビューカードがおすすめ!あなたに合うカードに申し込みしよう


ここまで紹介した内容で、気に入るビューカードが見つかっただろうか?
ビューカードは種類ごとにさまざまな特徴があるが、一般クラスなら「初年度年会費無料」「2年目以降の年会費は524円(税込)というケースが非常に多い
申し込むビューカードが見つかったあとは、実際に申し込みをしていこう。
ここでは、実際にビューカードに申し込む際に知っておきたい、ポイントや流れについて解説していこう。
オンライン申し込みがおすすめな理由
ビューカードに申し込む方法はいくつかあるが、全員におすすめしたいのが「オンライン申し込み」だ。
窓口で申し込むことも可能だが、以下のようなデメリットがある。
- 窓口まで移動する手間と時間がかかる
- 混み合うと手続きを開始できるまでに時間がかかる
- 営業時間が限られている
一方、オンラインでの申し込みであれば自宅で手続きできるため、移動に時間やお金を使う必要がなくなる。
また、通勤時間帯など混み合う時間でも、人ごみを気にすることなくスムーズに手続きを開始できる。
以上の理由から、対面よりもオンラインのほうが早く簡単に手続きができる。
また、オンライン申し込みは24時間いつでも可能であるため、窓口の営業時間外にしか申込手続きの時間が取れない人でも問題なく手続きを進められるだろう。
申し込みに必要なもの
ビューカードに申し込む際、どのクレジットカードだとしても「本人確認書類」が必要になる。
今回はオンライン申し込みを利用する場合を例に、申し込みに必要な書類について解説していこう。
ビューカードでは本人確認書類を「A群」と「B群」にわけていて、提出する書類が以下のように異なる。
- 現住所の記載のある本人確認書類(A群)が2枚ある:2枚ともA群から提出
- 現住所の記載のある本人確認書類(A群)が1枚ある:A群とB群から1枚ずつ提出する
- 現住所の記載のある本人確認書類(A群)を持っていない:A群の書類から1点(旧住所)、B群の書類から異なる2点(現住所)の計3点を提出する
- 運転免許証・運転経歴証明書
- 保険証(国民健康保険・健康保険・船員保険・後期高齢者医療保険)
- パスポート(※日本国発行で2020年1月以前に交付されたもの)
- 国民年金手帳(※1996年12月以前に交付されたもの)
- 国家公務員・地方公務員共済組合の各組合員証
- 私立学校教職員共済制度の加入者証
- 在留カード・特別永住者証明書
- 身体障害者手帳
- 母子健康手帳(※交付を受けた本人(母)に限る)
- 写真付き住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード
- 住民票の写し(※発行日から6ヶ月以内のもの)
- 電気料金領収書
- ガス料金領収書(都市ガス・プロパンガス)
- 水道料金領収書
- NHK受信料領収書
- 社会保険料の領収書
- 国税・地方税の領収書または納税証明書
A群のカードを2枚持っているか、事前に確認したうえでビューカードに申し込むことをおすすめする。
インターネット申し込み(オンライン申し込み)の流れ
ビューカードでインターネット申し込み(オンライン申し込み)をする際の流れを確認すると以下のとおりだ。
- 「お客さま情報」の入力
- 口座設定(オンライン口座振替)
- 審査
- カードの郵送
まず、お客様情報を指示に従って入力しよう。
ここで必要なのは前章で紹介した「本人確認書類」と「キャッシュカード・通帳」などの契約者本人の口座だ。
インターネットからの申込時に「オンライン口座振替」を設定すると、口座振替依頼書と本人確認書類の郵送が不要になる。
郵送には所定の日数がかかって審査完了まで余計な時間がかかってしまうので、可能であればオンライン口座振替の手続きをするのがおすすめだ。
オンライン口座振替を選択すると各金融機関の公式webサイトに遷移するため、指示に従って所定の手続きをすれば良い。
なお、オンライン口座振替を利用しない場合はインターネット(書類郵送)での申し込みとなり、郵送での口座設定になってしまうので注意しよう。
その後は、ビューカードによって審査が実施され、審査を通過した場合にはクレジットカードが発行されるという流れになる。
なお、インターネットからビューカードに入会した場合、会員専用サイトVIEW’s NETへ自動登録される(一部カードを除く)。
「VIEW’s NET」は、スマートフォンやパソコンから「ご利用明細の確認」「キャンペーン情報の確認と応募」ができる便利なサービスだ。
登録は無料で、「Web明細」に申し込むことで利用代金明細書の郵送をとめてVIEW’s NETで利用明細を確認できるので非常に便利だ。
ビューカードはJR東日本管内に住む方ならどのカードもおすすめ


ビューカードはSuicaをはじめとしてさまざまな機能が1枚に集約されていて、ポイントが貯まりやすいことでおすすめのクレジットカードだ。
保険などの付帯特典も充実しており、1枚持っていれば旅行や出張、駅ビルでの買い物まで充実したものにできるだろう。
ひとくちにビューカードといっても数多くの種類があるため、年会費やポイント還元率、ポイント特約店、付帯サービスや国際ブランドなどを総合的に比較検討してお気に入りの1枚を選択しよう。
どのカードが良いか決められない方は、今回紹介したおすすめのビューカードの中から、ご自身のライフスタイルに合うカードを見つけてみよう。
どのような目的でクレジットカードを利用するか決まっていれば、そのケース別におすすめのカードは自然と絞られてくるだろう。
ビューカードでは入会キャンペーンを実施しており、オンライン入会が条件になっている特典もある。申し込む際はオンライン入会を選択しよう。
この機会に、多機能かつお得にポイントを貯められるビューカードへの申し込みをぜひ検討してほしい。
ビューカードに関するQ&A

